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鉄板少女アカネ!!

2007.3/23発売

仕様
本編全5枚
19,950円

特典
  • メイキング
  • 制作発表
  • 各キャスト・クランクアップ集
  • SPOT集
  • 予告編集
  • ノンクレジットタイトルバック
  • 王様のブランチ映像(予定)

  • 出演
    神楽アカネ堀北真希
    一条心太 塚本高史 西豪寺エレナ 片瀬那奈
    北村修吾 デビット伊東 鳴海英子 大友みなみ
    桂 ゆず 奈津子 桂みかん 亜希子
    嵐山蒼龍 竜 雷太 黒金銀造 陣内孝則

    スタッフ
    演出
     倉貫健二郎、竹村謙太郎、森嶋正也
    脚本監修
     秦建日子
    脚本
     松田知子、小川みづき ほか
    原作
     青木健生(作画・ありがひとし)
    音楽
     山下康介
    主題歌
     ORANGE RANGE「SAYONARA」
    製作
     TBS
    公式ホームページ
     http://www.tbs.co.jp/teppangirl/
    視聴率
    10/15第1話11.0%
    10/22第2話7.3%
    10/29第3話8.7%
    11/5第4話10.3%
    11/12第5話8.7%
    11/19第6話6.5%
    11/26第7話8.4%
    12/3第8話8.1%
    12/10第9話9.5%
    平均視聴率8.722%
    ※全10話から1話短縮
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    ドラマレビュー
    このドラマを私は途中棄権しております。ですので、レビューは1〜4回のみです。

    評価点評価点
    放送前の感想-放送後の感想-
    第1話6第7話-
    第2話4第8話-
    第3話3第9話-
    第4話3 -
    第5話-  
    第6話-  

    放送後の感想
     次クールの「華麗なる一族」の放送時期がずれ込んだため、急遽放送することになったとのウワサの本作。「華麗なる一族」におけるオープンセット等の製作費やキャストのギャラの高さを考えたら、「鉄板少女アカネ!!」にかけられる金はない、ということで、低予算バレバレの実にチープなドラマでございました。レギュラー、ゲスト含め、基本的に単価の安い役者を中心に起用し、映像も安っぽさ全開。脚本も秦建日子氏の後輩となるエム・エーフィールド所属の脚本家さんでぐるぐる回して、「花嫁は厄年ッ!」に続き、ほとんど研修、練習台のような意味合いが強かった。とりあえずは、コケてもいいような仕様で作っておいて、2006年に売れた「西遊記」や「喰いタン」のような子ども向け路線でウケてくれたらこれ幸いと思っていたのだろうけど、そこまで世間は甘くなく、日曜劇場ワーストの視聴率のドラマに。

     それと、堀北真希さんはこういうマンガ的なハッキリとした役は不向き。あの頼りない演技を巧みに利用して、トコトンまでチープさを追及して暴走をすれば、「ケータイ刑事」のようなマニアにはたまらないカルト作になっただろう。日曜劇場というブランド枠である以上、そこまでの作品にする勇気はとてもなかったはずで、結果、こういった中途半端な仕上がりに。これはTBSではなく、BS-iで放送すべきだったのでは?堀北さんも力量不足だったが、そうした役者の力量不足も起用したからには利用するのが作り手側の使命。堀北さん以上に、作り手側の力量不足を露呈した。最終回の裏にラストサムライ(視聴率:21.3%)が当たったのに対し、意外と健闘し、日曜劇場の最終回最低記録の「あいくるしい」(8.8%)を上回ったことはせめてもの救いか。次クールの「華麗なる一族」のために、ほとんど捨て駒として犠牲になった本作だから、人気絶頂の最中、汚点を担がされた堀北さんへのせめてもの餞にするために、「華麗なる一族」は視聴率・内容ともにコケるわけにはいかないだろう。

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    第4話 11/5放送 視聴率10.3% 演出:森嶋正也

    評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

     今回は、食材による料理のワンテーマで話を構成するのはお休みで、過剰なダイエットに対する警鐘と食べることの喜びを謳いあげるというテーマを据えた回だった。といっても、このドラマに今、書いたような高尚なメッセージがつとまるわけもなく、主張がまるで首尾一貫していない。

     このドラマは、前半と後半で登場人物の言うことが、大した根拠のないまま、180度転換するんだよなあ。今回は、みかん(亜希子)にクローズアップした回だったけど、前半のうちはあれだけダイエット、ダイエット言っていて、アカネがけなされても全く気にすることがなかったのに、後半になると、突然、アカネ擁護発言を始めて、ダイエット放棄だからなあ。あのよく分からないアイドル男子も知らない間にネギも食えるようになっているしなあ。

     こんな調子で、言うことが便利に180度転換するような描き方じゃ、メッセージ性なんてとんでもないこと。見せ場にすべき、料理のシーンも、今回はネギ焼きというショボめのお好み焼き。その料理もネギ焼きで行くかと思えば、オレンジを使ったクレープにすると言い出し、結局は、やっぱり、ネギ焼きと、行ったり来たりの相変わらずの優柔不断ぶり。食材が安いときは、恒例のCGは使わないんだね。

     まあ、ある程度、食べることの喜び、ダイエットしなくてもみかんはかわいいよ、というあたりは伝わった。別に無理に痩せることはないぞ、と。でも、その直後に陣内さんの台詞で、体脂肪率の高さをバカにするような台詞があったりで、何かやっていることが矛盾している気がするけどなあ。こう感じているのは私だけかな?

     そもそもこのドラマの脚本は、一辺倒な強い口調で物事を断定しすぎだ。真ん中を描こうという態度が見られないから、前半と後半の落差ばかりが際立ってしまう。それに加え、脚本の口調が強すぎるから、映像の力のなさがさらに際立ってしまっていると思う。アカネがあんな自信満々にみかんの高校に乗り込んでいったのに、意外と簡単に引き上げてきてしまったシーンの拍子抜け具合なんかが、それを如実に表している。脚本も演出もともに失敗をしているのだけど、それぞれの失敗がさらにそれぞれの失敗を際立てているという悪循環が見えるなあ。

     毎回、次回への橋渡し的な役割だった猫ひろしも、中盤に出てきて、ウヤムヤなまま終わってしまったしな。頼みの綱のエレナさま(片瀬那奈)も、片瀬さんが裏で信長の死体を捜していたから、全くとして話には絡んでこず。見続けてもいいのだけど、進歩が見込めそうもないから、ここで途中棄権とさせていただきます。それでは。

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    第3話 10/29放送 視聴率8.7% 演出:竹村謙太郎

    評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

     こんな感じでいくとすれば、再浮上は見込めないな。のっけからアカネの夢のシーンにしても、笑いのセンスが悪い。子ども向けを狙ったのだろうけど、実際、視聴率取れていないんだし、早いところああいった笑いは見限ったほうがいいと思う。陣内さんも自分の持ちネタ大放出状態でかなり好きに演技をしているように見える。陣内さんがやりすぎると笑えなくなるので、そこは演出がストップをかけないといけないでしょう。

     今回のお話は、北海道でのカニとジャガイモを使った料理バトル。前回と筋立ては、ほぼ同じ。華麗なまでのワンパターンなストーリー展開だった。別にワンパターンでお決まりの笑いを取れるならいいけれども、このドラマはそのお決まりの笑いすら取れていない。それに、そういったワンパターン演出は何か別にセールスポイントがあって、そちらでバリエーションを見せるための手法。このドラマの場合は、料理のシーンということになるのだけど、意外なほどその料理のシーンが少ないんだな。

     このドラマは、医療ドラマに手術シーンが欠かせないのと同じで、見せ場として料理のシーンをふんだんに盛り込んでいくべき。定型化された家族ドラマなど、早々に終わらせて、自身の強みをアピールしていかなければ意味がないと思うのだけど。堀北真希ちゃんもコテさばきなんかは練習した跡が見て取れるのだけど、それでも素人であることは見え見えなのだから、カットを細分化して、プロのコテさばきも含めつつ、CG等もふんだんに盛り込み、意味なくカッコいいくらいの洗練された感じがほしいな。

     それに、今回のストーリーだって、「時代はカニだ!」とくどくどと言っていたけど、正直、そうか?と思えてしまう。カニは随分と前から重宝されていて、今がカニの時代だとは思えない。さらに、家族を守るため、500万円の借金を返すため、ご主人の農園を売り払う決断は決して間違っているとは思えず、ここまで非難されることでもないと思う。そして、アカネの言うことが二転三転するのもいただけない。カニは使わないと言っておきながら、カニを使うと言い出し、極めつけは前回と同じく「カニがな〜い」の大声コールで、結局、ジャガイモのみでの料理。脚本家の人が、カニとジャガイモだけでは話を持たすことができなかったんだな。毎回、脚本家の人は変わっているから、このドラマは研修みたいになっている。

     ただ、片瀬那奈さんの吹っ切れたかのようなお嬢様演技はいいと思う。白石美帆さん同様、こういった方向転換は正解だと思うから、この方向は堅持してもらいたい。

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    第2話 10/22放送 視聴率7.3% 演出:倉貫健二郎

    評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

     第2話にして、笑いがイタい方向に向かったな。「花嫁は厄年ッ!」のときにも同じことを感じたけど、秦さん一派はバカなことをデカい声を出しながらやれば、面白くなるみたいに勘違いしているんじゃないかな。別にテンション高めでオーバーアクトで押して笑いをとるドラマもあるけど、そういうドラマは役者がそういったオーバーアクトにセンスがあるとか、演出がテンポよく切り取っていくとか、逆にセンスが必要なのだけど、このドラマはそのセンスが欠けている。

     やはり、堀北真希ちゃんはこういう声を張り上げて、白黒ハッキリしたようなマンガ演技はできない人だな。自分にはあまりないキャラクターを必死に演じようとがんばっているのは分かるんだけど…。「熱くて悪いか」がキメ台詞みたいだけど、一番熱くないのがアカネちゃんというのはデカすぎる問題だね。それと、倉貫さんの演出も意外と薄味なんだよなあ。CGを使うのも最後の料理のシーンだけだし、あとは意外とあっさりとした演出で、鉄板焼きがテーマのはずなのに、お茶漬けをすすっているような歯ごたえのなさだね。

     笑いのシーンもCGを使いこなしたり、カメラワークも過剰なほど動かしたり、カット割りももっと細分化するとか、極端な演出にすればバカバカしさも際立つというものなのに、中途半端に安っぽく撮ってしまうから、マンガ的なギャグの要素が際立ってこない。その笑いのシーンも、「心太(塚本孝則)の回想劇場」とか、「鯛タニック号」とか、間違った方向に向いてしまっているし、演出のテンションが低めで役者にテンションの高い演技をさせると、絶対に合わない。懸念していたかなりイタい方向に向かっているようだ。

     この日は裏に日本シリーズの最大の見せ場があったということで、第2話にして1桁台に大きく割り込む結果に。子ども層を取り入れようとして、まんまと大失敗をぶっこいてしまった。第2話でこの視聴率だと、日曜劇場における黒歴史になってしまう可能性も濃厚だ。

     視聴率に限らず、その内容の薄さも問題で、このテンションが、嵐山蒼龍先生(竜雷太)のテストを描く最終回前まで、これから7回くらい続くと思うと正直、気が重い。堀北真希ちゃんもいろいろなところで必死に番宣しているけど、人気絶頂のときに嫌なババを引かされちゃったな。かわいそうに。「ケータイ刑事」クラスまで軽薄さを追及すれば、堀北真希ちゃんの頼りない演技でも十分にマニアを醸成できると思うのだけど、このドラマのスタッフにそこまでの勇気はないだろうな。

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    第1話 10/15放送 視聴率11.0% 演出:倉貫健二郎

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     思ったよりもまともに作られていたので、普通に見れた。内容は当然のごとく薄いので、見た後に何も残るわけではないのだけど。

     個人的にはもっとおバカテイストの強い作品になるのかと思っていたが、意外とノーマルな作りに落ち着いていた。CGとかマンガ的な編集とかをもっと駆使してくるのか、と思っていたが、そういったカットは最後のアカネのお好み焼きのを焼き上げるシーンだけだった。

     まあ、要はそうしたカットを最初から多用していくと、これからも使わなければならなくなるから、まずは、安全パイの表現をしながら様子見といったところだろう。そこで、視聴者の反応を見ながら、映像表現の過不足を補っていくといったあたりだろうか。

     ただ、一番の問題は、やはり、堀北真希のキャスティングにあるように思う。基本的にこの子は、明るいけど、多少影があるといったキャラクターが合うわけで、マンガ的なキッパリ色分けできそうな役はやはり、向いていない。終盤のヒーローもののような掛け声とポーズの取り方もあまりハマっていなかったしな。これから踏ん切りがついてきたら、だんだんとうまくなっていくのかもしれないけどね。

     それでも、脇を固める人たちは悪くないように思う。特に、片瀬那奈さん、竜雷太さん、陣内孝則さんのインチキくさい感じは雰囲気があっていいと思う。山下康介さんの音楽だけはいかにもなマンガテイストで統一されており、演出は抑え目ながら、音楽はドラマのマンガっぽさをうまく盛り立ててくれていた。

     だけども、初回は11.0%と低空飛行で、裏の「行列」SPに完敗だった。子ども世代を日テレ土9のように引き込むことには失敗してしまったようだ。恐らく、これをそのまま土9で放送したら、11.0%よりは高くなっただろう。これはそれだけ日曜劇場のブランドが失墜していることを裏付ける結果となった。面目躍如かコケるかの賭けに出て、鍵だった初回で見事に玉砕したわけだけど、これからTBSがどう話を盛り上げようとするのかに注目したい。

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    放送前の感想
     ここのところ低迷を続ける日曜劇場がターゲットを子ども層に移して、挑む料理バトルドラマ主人公のアカネが自慢のコテさばきを駆使して鉄板料理で全国を行脚しながら、毎回登場するゲストとバトルを繰り広げ、失踪した父親の足跡を探していくという話。主演は人気絶頂の堀北真希。ここ最近の役は暗いイメージのものが多かったが、このドラマでは明るい役柄でイメチェンを図りたいところ。TBSサイドとしてはブランド枠である日曜劇場の権威が失墜している中、これまでのような比較的高めの年齢層をターゲットにしたドラマではなく、子どもをターゲットにしたドラマで子どもを引き付け、日曜劇場から離れた親世代の人たちを再び取り込もうという意図があるようだ。このような食い物を題材にしたおバカな話は日テレの土曜21:00で「喰いタン」「フードファイト」と大ヒットした経緯があるから、少なからずそれを意識したのだろう。そうだとしても、ちとキャストはインパクト不足か。その分、毎回のゲスト出演者には力を入れてもらいたい。スタッフもやはり、ちと不安が残る秦建日子氏が脚本監修で、何人もの人が脚本を書くという体制は「花嫁は厄年ッ!」と同じだし、演出は「サラリーマン金太郎4」「夜王」の倉貫健二郎氏、「弁護士のくず」の竹村謙太郎と森嶋正也の両氏。スタッフが過去に関わった作品を見ると、あまり期待が沸かない。作り方を失敗すると、この手の荒唐無稽な話はイタくなるので気をつけてもらいたい

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