勝手に、ドラマアルデミー賞2004
(10月〜12月クール)
ドラマアルデミー賞とは、私、有 パチ夫の独断と偏見で各部門において、すばらしいと思ったドラマをその当事者には決して知られることなく、表彰してしまおうではないか、というコーナーです。だから、本家のドラマアカデミー賞ではなくて、アルデミー賞、うさんくさいでしょ?この賞は1クールにつき、それぞれ発表され、1年の終わりには、その各クールの受賞作の中でもっとも優れた作品にアルティメット・アルデミー賞を授与したいと思います。それでは、2004年締めくくりはは10-12月クールです。
| 4部門 | |
3部門 | |
2部門 | |
2部門 | |
2部門 | |
1部門 | |
1部門 |
このクールはどの作品も泣かず飛ばずのものが多く、
低レベルな位置での混戦が強いられた。
通常、1本くらいは突出した作品が出るものの、
そういった作品が出ず、
それぞれのドラマでダンゴ状態での受賞結果となりました。
作品賞 |
このクールはこれといって面白いドラマはなかったのだけど、 ダンゴ状態を一歩抜け出したのがこのドラマ。 コメディに徹した作りが素直でよかったと思う。 どの人も過剰なほどキャラクターが固定されて、 それに沿って演技しているのは、このドラマがコメディだから。 |
演出賞 |
西谷弘/村上正典ほか |
大多Pのセンスの悪い企画に沿った坂元さんのセンスの悪い脚本で、 それなりに見れたのは演出(特に西谷弘)が挽回したから。 その他、「めだか」の演出陣も安定した実力を見せたが、 いかんせんオーソドックスの演出法だったことが敗因。 |
主演男優賞 |
田村正和 |
この主演男優賞は消去法で決定。 織田くんはがんばってはいたけど個人的にラブストーリーは似合っていないと思うので×、 坂口憲二はただ勢いだけの演技だったから×、 ミッチー(及川光博)も悪くはなかったけど後半伸びがなかったから×。 結局、なんだかんだでうまさを見せてくれたのは田村正和氏でした。 |
主演女優賞 |
篠原涼子 |
坂口憲二の勢いだけの演技で済んだのは、 それを受け止めるマザー&ラヴァーの演技力があったからこそ。 篠原涼子の過剰なまでにバカ女に徹した演技は最高だった。 「めだか」のミムラも悪くはなかったが、インパクトという点では篠原涼子のほうが上。 「黒革」米倉も健闘はしていたものの、賞をあげられるほどではない。 |
助演男優賞 |
原田泰造 |
「黒革の手帖」で大挙として渋い脇役陣がいい演技を見せておりました。 津川さん、柳葉さん、小林稔侍さん等々。 しかし、手堅い演技ではありましたが、 意外性という点が欠けていましたかね。 その点で、「めだか」の原田泰造は演技もあまり買っていませんでしたし、 期待していなかったのですが、 なかなか渋くていい役どころをうまく演じていたなと思います。 |
助演女優賞 |
松坂慶子 |
助演女優賞は迷わず。 やっぱり坂口憲二の直球のマザコンを受け止めるだけの度量があるし、 いかにもいいお母さんという雰囲気が出色。 「人間の証明」では愛を感じられない母親を演じたのに、 今回は息子への愛に溢れた母親と全く違う演技を見せてくれました。 2期続けての受賞となりました。 |
脚本賞 |
岡田惠和 |
始まる前まではマザコンの話と聞いて、 どうするんだろ、と思っておりました。 それに、脚本の岡田さんは最初は意外とよくても 最後にはダメになっていくパターンが多かったので、心配しておりました。 しかし、最初から最後まで統一して何かひねくれることなく、 コメディに徹してくれていたことが評価のポイント。 多少、途中の展開で不発の回はあったことは確かだが。 |
撮影賞 |
画作りはこのドラマが一番きれいに仕上がっていた。 米倉涼子を銀座のママに見せるのも 撮影トリックがかなり重要な位置を占めたはずだし、 京都での撮影のときの画の美しさは 格別なものがあったと記憶している。 |
編集賞 |
センスの悪い脚本が辛うじて見れるものに 仕上がったのは、演出とその編集の効果。 まさに、このドラマは映像の力に頼りきったという部分がかなり大きい。 西谷が演出しているようなときは、 その映像や音の編集でスゴいと思える部分があった。 |
美術賞 |
ややこじんまりとしていないでもなかったが、 銀座のクラブの絢爛豪華な雰囲気をセットで再現した。 テレビ朝日開局45周年記念ドラマということもあり、 細部までこだわったセットと撮影が相まって 独特の空気感を描き出していたと思う。 |
衣装デザイン賞 |
やはり、毎回米倉涼子の着る着物の数々とドレスの数々。 そして、その他、ホステス役の女優さんが着るドレスの数々。 非常にこのドラマは衣装に関してはこだわっていたことが分かる。 |
作曲賞 |
作曲賞は迷わずに「怪奇大家族」を推します。 あのオープニングの「♪るるる る〜る るる〜」には参りましたね。 内容はショボめでも毎週、あのテーマ聞きたさに見ていたというのもあります。 また、そのオープニングを時と場合に分けて様々なアレンジを加えていたのも面白い。 特にデスメタル調のヤツはウケたなあ。 |
メイキャップ賞 |
毎度毎度、幽霊メイク、妖怪メイクご苦労さん、という気持ちを込めて。 幽霊の微妙に顔色の悪い感じとかよく出ていると思います。 またそのメイクのわざとらしさというのもこのドラマのチープさを象徴していて、 逆に効果的だったかな、と思います。 |
主題歌賞 |
サザンオールスターズ「愛と欲望の日々」 |
「大奥」は見ていないので実際は入れてはいけないのですが、 私はサザンの大ファンですので、ドラマに興味はなくともサザンにはあります。 だから、サザンが主題歌でいい曲だったら、 無条件で受賞ということで。 |
タイトルバック賞 |
タイトルバック賞は「夫婦。」。 スローモーションで特殊撮影をした あのほんわかとしたムードが好きでした。 実際、ドラマの内容よりあのタイトルバックのほうがよかったかもね。 |