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ホームドラマ!

DVD発売情報


DVD-BOX

発売中
仕様
本編全5巻+特典ディスク1枚
21,945円
単品各3,990円

出演
井坂将吾堂本剛
秋庭智彦ユースケ・サンタマリア
原口仁美 酒井若菜 長峰翔子 井上真央
中西光太 西 洋亮 青山宏樹 泉澤祐希
新見まゆみ 紺野まひる 遠山映子 いしだあゆみ
河野清一郎 田村高廣

スタッフ
演出
 平野俊一、酒井聖博、津泰行、片山修
 脚本
 岡田惠和
主題歌
 堂本剛「ORIGINAL COLOR」
 オープニング曲
 ギリバート・オサリバン「Alone Again」
製作
 TBS
 公式ホームページ
 http://www.tbs.co.jp/home-drama/
視聴率
4/16第1回12.6%
4/23第2回11.9%
4/30第3回10.5%
5/7第4回10.5%
5/14第5回9.4%
5/21第6回9.4%
5/28第7回10.3%
6/4第8回7.4%
6/11第9回9.3%
6/18第10回8.1%
6/25第11回7.2%
平均視聴率9.690%
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ドラマレビュー
最終平均評価点 5.5/10

評価点評価点
放送前の感想-放送後の感想-
第1回6第7回5
第2回6第8回8
第3回5第9回5
第4回6第10回4
第5回7第11回3
第6回6  

放送後の感想
 この作品って、前半は感傷に浸ってないで、前向きに進もうよ、というメッセージ性がしっかりと出ていたと思うんだけど、後半に行くたびに何だかまさに、ふつうのホームドラマになってしってしまったかのように思います。後半では、この人たち全員がいつも揃っている必要はあるのか?という考えも浮かぶようになってきた。

 それに、これも後半に行くに従って思ったことなんだけど、実に甘すぎる話だなあ、と思いました。前半の絆を築いていくところはよかった。だけど、後半で絆が一回、ある程度は築かれた後に、これといった面白い展開がなかった。この家族には、喧嘩というものがあまりない。問題はいつも外部から、やってきて、内部はまさに彼らにとってのユートピアだった。やっぱり、内部から問題が発生しないというのは嘘だと思う。それによる別離があって、最終回の展開として盛り上がって、さらに絆を深めるという作調にしてほしかった。

 後半に行くたび、ホント減速というのが如実に分かった。視聴率も全然ふるわなかったし。演出家もコロコロ変わって、初回と最終回の演出家が違うというのも、スタッフの中でもイマイチいい出来ではないなあという感じがしていたという証明ではないか。岡田脚本は最後が微妙というジンクスはこのドラマにも当てはまった…。裏がハリポタ30.8%で、最終回に最低視聴率更新、ご愁傷様。

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第11回(最終回) 6/25放送 視聴率7.2% 演出:酒井聖博

評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

 先週、亜由美のお父さんに言われたことは、「島に少しばかり来てくれないか」。どうやら、バス事故で亡くした将吾の奥さんである亜由美はどこかの寂れた離島出身で、そこの島の子供が少なくなって、学校が廃校になった。だけど、その学校はとてもいい学校だから、これからもフリースクールとして残していきたい。だから、将吾にリフォームを頼みたいというのだ。何だか、この設定では将吾が家族から引き離されるということに対する悲しみというのが、イマイチ伝わってこないなあ。それに、黒沢年雄の役どころも何か、「Dr.コトー」の小林薫の役どころにそっくりで、意外性がないなあ。

 それにしても、チョコバーネタはそろそろいらない。そんなことで全員がてんやわんやしているのは、なんだかなあ。光太のチョコバー、宏樹のゲームというのは、確かに忘れることのできないものなのだろうけど、ツールとしてのありがたみがないな。まあ、この2人も過去の束縛から解き放たれてよかったはよかったのだけど、もっと感情がこみ上げさせる、うまいツールを作れなかったのかなあ。

 そして、将吾はやっぱり、この家にいたいから、そのお父さんのお願いを断ったよう。しかし、皆さんに説得されて、やる気になったようです。この家はなくなるわけではないのだから、やりたいことはやれと。でも、他の人たちの将吾の台詞回しがスゴく嫌い。イライラした。やっぱり、最初から思っていたのだけど、将吾が必ずしもこの家にいる必要はないんだよね。みんな揃っている理由はない。要は、心が支えられているという感覚さえ、あれば問題ないと思うんだよね。

 何だか感動の別れを気取っているけど、結局、将吾は家に戻ってくるんでしょ。何にも感動できる要素はございません。最終回にきて、脚本のまずさが出てきたなあ。岡田脚本はホント最後が微妙なのよ。この作品も同じく。まあ、要は家族って、いいもんだぜ、という何だか中途半端な盛り上がりに欠ける最終回だったなあ。

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第10回 6/18放送 視聴率8.1% 演出:片山修

評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

 みなさん、それぞれ仕事、勉強と忙しそうですね。みんな、今まではプー状態の人が多かったから、大きな変化ですね。まあ、それでみんな全員が集まって食事とかしなくなってしまったとのこと。まあ、ふつうの家族なんてそんなもんでしょ。

 今日は智彦の様子が変だなあという回。いつもボーっとしているし、上はスーツ着て下はパジャマで出かけようとするし、並んでいる自転車にぶちあたってキレイに倒しちゃうし。何だか今日は恐ろしくコント調。上下で違うもの着たり、自転車倒したりなんて、古すぎないか、手として。

 まあ、その原因は恋の病ということでね。恋の病だからって、あんなふうになるか?ユースケのこういう演技を当初は期待していたんだけどね、わざわざ最終回直前にやることはないんじゃない?それで、そのお相手が智彦が担当していたお店の従業員の木村多江扮する桃子さん。自分の仕事放棄して、お店の手伝いなんかしちゃっているし。まあ、その様子を翔子に目撃されて、みんなに知られてしまった。

 そして、急転直下、強引にシリアスムードに。智彦がバス事故で亡くなった奥さん以外の女性をそんなに期間もあけず、好きになったということに将吾が若干の異議を唱えたから。まあ、でも、智彦のひねくれた発言から、めちゃめちゃコントしていたのに、シリアスに持っていこうなんて強引過ぎますねえ。

 何で智彦がその桃子さんのことを好きになってしまったかといえば、そのお姉さんがバス事故で亡くなった奥さんにそっくりだったから。そういうえば、1回目に出ていましたねえ、木村多江さん。忘れていました。そっくりだといっても、性格は違うわけで毎日お店に顔を出すたびに思いを募らせていったそうです。そして、奥さんへの思いはまだ胸の中にあるわけだし…。

 それで、皆さんは智彦を応援しようということになったようですねえ。何でこうなるの?古臭いホームコメディーだなあ。今日はずいぶんコメディーしているなあ。何だかいきなりこんな展開になっちゃって、あまり感心しない。

 しかし、桃子さんにはすでにもうすぐ結婚する人がいた…。やっぱり…。それで、皆さんはフラレ記念日ということで「おめでと〜」だって。皆さんは誰かが好きになって、巣立っていってしまうのが寂しいご様子。まだ一緒にいたいと…。

 そんなとき、黒沢年雄扮する義父が登場。何か重大な頼みがあるご様子。おそらく、将吾がこの家を出て行かねばならないというような展開になるんだろう。

 今日は最終回直前というのに、何だか中盤のつなぎみたいな話で。もっと最終回直前っぽい話にしてほしかった。やっぱり、最後だけで最終回に照準を合わせているだけで、それじゃ、序盤のやり方と同じじゃん。今日の内容自体もシリアスとコメディーの配分とか雰囲気作りが下手だったような気がする。まあ、ユースケが準主役だから、最終回直前にしたんだろうけど。今日はイマイチだなあ。最後、お義父さんが何と言っていたかは気になりますが。

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第9回 6/11放送 視聴率9.3% 演出:酒井聖博

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 5ヶ月か…、早っ!今回は、既に前回から5ヶ月たったという設定らしい。その間には、智彦が就職するなど、いろいろあったらしい。それにしても、この人たちは一回も対立とか喧嘩はなかったのですかねえ。仲良しすぎて、不自然ですねえ。まがいなりにも他人なわけですから…。

 今日は、5ヶ月がたって、仁美のお腹も大きくなって、とうとう出産という回。将吾は親身になって、仁美のことを心配しているご様子。何だか兄妹というより、夫婦みたいになってきましたねえ。そんな将吾を見て、ジェラシーの翔子。勢いに任せて、男友達を呼んじゃうぞと見栄を張って、将吾を振り向かせたい…。いつの間にか恋仲的なお話に発展しちゃいましたねえ。急に出産や恋仲という展開にしたいから、無理矢理5ヶ月あたつぇちゃったのだと思うけど、その脚本の書き方はマズイと思う。

 それで、翔子は友達からその恋人・稲葉君という少年をレンタルして、家に呼んだ。それを家族全員で囲む一堂。稲葉君としたら息苦しくてしょうがありませんよ。まあ、翔子の将吾に対するヤキモチ大作戦といったところでしょうか。まあ、将吾は兄貴的な感情だけど、少なからずヤキモチを抱かせたことによって、翔子は大作戦をやめようと思ったよう。

 そっか、将吾としたらバス事故で亡くなった奥さんの中にいて、一緒に失われた命と新しく生まれる命とを重なり合わせていたのですねえ。まあ、重なり合わせるのは無理もないけど、確かに新しく生まれくる幼い命に対し、みんなからそういう目で見られたら、正直、仁美の子供は辛いだろうなあ。だから、過去とは切り離して、純粋に新しい命として迎え入れようという智彦の意見には賛成だな。

 それに対し、仁美はみんなの思いをたくさん受けているこの子は幸せだと思っているそうだ。この子は一人で産むのではなく、この家で産むからこそ、意味があるのだと…。まあ、人の思いは三者三様。

 そして、とうとう出産。男の子だそうです。それにしても、皆さん、仕事や学校をすっぽかして全員集合。何だかこの家族がいささかうそ臭く思えてきた。あまりにも現実から乖離しすぎている。

 このドラマ、後半に行くにしたがって、どんどんと甘い理想論的な話に堕してきている。それは、前向きに生きるということだから、希望は必要だけども、あまりに希望に溢れすぎている。少しは現実的な話の要素も挿入すべきでは?このドラマの厳しい現実の部分はすべて外部から発生したもので、彼らにとって家の中はユートピアそのものなのです。やはり、必然として、その内部からの厳しさもあるからこその、人間ドラマだと思うので、やや楽観的過ぎる脚本かと思います。ややコメディという様相が強くなってきました。入りがすごく重い人間ドラマでしたので、不自然に思えてしかたがないのです。

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第8回 6/4放送 視聴率7.4% 演出:片山修

評価★★★★★★★★☆☆ 8

 何でこの人たち、こんな仲がいいんでろうねえ。家族以上に家族していますね。何をするにも、9人一緒で家族でもなかなかそういう人たち、いませんよ。

 今日の本題は、この共同生活の件が雑誌にすっぱ抜かれて、一騒動ですというもの。実際は、こんなに仲がよくて、前向きに生きるために支えあっているのに、雑誌にはカルト宗教であるかのような"謎の"だとか"不気味"だとか、かわいそうな言葉が羅列しています。

 その影響で、将吾の仕事は断られるし、家にはひっきりなしに電話はかかってくるわ、子供たちの親は過剰反応するわ、家には近所の人が集まってくるし、大変です。

 この件をもらしたのは、先週の終わりに翔子を取材に来た雑誌記者だったということを知った翔子は責任を感じちゃったみたいだね。翔子がこの家族のことを言ったから…。悪気はなかっただけにこれまたかわいそうな話ですね。

 そして、この雑誌が発端となって、多くの取り巻きは集まってくるし、マスコミは強引な取材を浴びせかけてくるし、大騒動へと発展しました。中のみなさんは非常にいい関係なのに、外は変なものを見て、洗脳された奇妙な集団というふうに見ているという温度差は切ないなあ。

 そして、今回は清一郎さんの山崎一さん扮する息子も登場。息子のことを「どなたさまですか」と言う清一郎さん。この擬制家族により、この9人の間の絆は深まっても、実際の家族には大きな軋轢を生んでしまうという事態をも生んでしまう。これは実に悲しいことです。そして、実際の家族は自分の家庭を優先して、清一郎さんをたらい回ししようとしていて、自分の居場所はなく、仕事一筋で生きてきた自分の人生を恥じたということらしい。人生に絶望していたとき、この家での生活に出会い、自分が必要とされていることに大変嬉しいから、実の家族より擬制家族を選んだということだそうだ。これはよ〜く分かる。感動、感動。

 この事件により、9人の絆はさらに深まったご様子。でも、冷静な見方をすると、まだまだ生活が始まってすぐだから、まだこの関係を維持できるだろうけど、何年もたったら、清一郎さんの家族のようにならないとは言い切れない。

 奇妙なものを見るような視線を送る人もいれば、この状況を理解してくれる人もいる。やはり、自分もその境遇にならなければその気持ちは分かりませんよ。若干甘いなあと思ったけど、そのような厳しい現実とかすかな希望を込めた今回の脚本は絶妙でしたねえ。

 一緒に暮らしたいと思える人たちがいるってことは、ホントに幸せなことです。ドラマとはいえ、うらやましいです。

 ちなみに、Mステを見たところによると、主題歌の堂本くんの歌は堂本くんが作詞・作曲なのだそうです。これだけの曲が書けるとは大したものだ。

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第7回 5/28放送 視聴率10.3% 演出:津泰行

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 新見さんは、自分が被害者である遺族との生活に多少なりとも違和感を覚えているようです。それは、そうですよね、この前まで、「あなたのことを許しません」的なことを言われていた智彦とも仲良く話しているわけですし。違和感を感じないほうが不思議です。でも、そんな人をも優しく包んでくれるのが、このドラマの中の人たちなのです。そんな新見さんは何かここにいるための資格が欲しいと思うようになったようです。

 そして、今日の本題。今まで家事に従事してきて、8人の世話を献身的に行ってきた映子さんがお倒れになるというもの。そこで、これこそ資格と、新見さんが映子さんの代わりに家事を担当すると立候補するのです。まあ、しばらく1人だけで生活してきて、虚無感に慕っていたのが、家事をする対象ができて、張り切っているというのは分かるけど、さすがにお疲れになったことでしょう。でも、新見さん、料理はまだまだ下手くそのご様子。他の皆様の微妙な顔。ユースケが食っていると、何だか「ぷっ」すまのスカウトクッキングみたいね。老酒でも入ってるのか?

 それにしても、堂本くん、髪切ろうよ。あんな髪の人が家に来て、あなたのうちのリフォームの担当になります、とか言われたら、頼んだ人は不安になりませんかね?

 映子さんのことを気にしてはいるものの、ご婦人の部屋だからとドアの前に漢方薬を置いていく清一郎さんはいい味。古きよき時代の男ってな感じ。それで、ほかの7人も次々とお部屋を訪問。どんどん粗品が増えていきます。これはオーバーすぎる演出じゃないか?これじゃ、普通の家族以上に心配していますね。まあ、他人以上家族未満だからなのかもしれません。

 でも、変わりましたねえ、智彦。あれだけ対立していた将吾とサシで会話して、「あえて」という断りを言って、今の仲間を家族と言いましたし、何かあったら相談してくれと言いましたし。この2人のこういう関係は嫌いじゃないなあ。でも、まだ4回あるなら、1回くらいは対立するんだろうなあ。それで、また和解してチャンチャンとか。それと、他の外部の人から子供にふさわしくないとか言って、チャチャ入るとかね。こんなありきたりな展開はやめてよね。

 翔子くんはカメラマンを目指しているとか。写真のコンクールで入選していましたし。でもさあ、カメラマンネタは「オレンジデイズ」にしろ、「愛し君へ」しろね。もうそういうカメラマンネタはいい加減よして。

 今週のオチは新見さんが悪酔いして、説教上戸になって関西弁でベラベラ1人1人に文句を言いまくるというもの。コメディ?紺野さんはいっぱいいっぱいといい感じではじけ切れていないてな感じだね。でも、将吾に言った帽子を斜めにしてかぶるのはよせというのは笑えました。私もそう思っていました。それで、翌朝、文句言われたとおりみんなが変わっていたのは笑えましたね。でも、結局、清一郎さんに言いたかったのは一体何だったんだろう?

 新見さんはこの家のことで就職の面接を断られた様子。でも、落ち込まず、自分はこの家で暮らしています!と言ったところはよかった、新見さんや翔子くんがね。

 今日は何だかコメディの要素が強くて、今までの何かを訴えかける感じの作風だったけど、今日は話が非常に空疎だったと思う。まあ、最初はコメディをやってほしいと思っていた私ですし、面白くないことはなかったのですが。でも、つなぎの話という感は否めません。

 来週の展開としては、雑誌か何かにこの暮らしのことをすっぱ抜かれて、一騒動のようなところのようです。つまりは、外部からのチャチャ。やっぱりか〜。ありきたり〜。

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第6回 5/21放送 視聴率9.4% 演出:酒井聖博

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 この共同生活は、そりゃ、傍から見たら変な家ですよ。周りの人からは不気味がられているみたいですからね。やはり、9人ではないと共有できない思いがあるんでしょうね。でも、今回になっていきなり、他人の変な目が協調されるようになった気がするんだけどな。やや、突発的。

 それはそうと、今日は光太のイジメの話。ま、イジメられっ子としては典型的なステレオタイプ像だから、それほどかわいそうだとは思いません。でも、今まで居場所がなかった光太にとっては、心のよりどころができたことが嬉しくてしょうがないんですよね。私も友だちが少ないので、よりどころがあるということがどれほど心の支えになるかということがよ〜く分かります。光太が号泣のシーンは感動でした…。

 他の人たちは宏樹が言うまではイジメのことは知らず、この擬制家族のことでイジメが誘発されたと聞いて、スゴくショックだったようです。また、光太がいつも食っていたチョコ・バーというものは父親の代わりだったんですね。唯一のよりどころに求めていたのですね。う〜ん、父親の形見程度だと思ったけど、それほど重要なものだったのですね。

 この擬制家族は何かケンカをすることはないのかねえ?誕生会なんて、協力してやっちゃって。それにスゴく仲良さげだし、笑いも絶えない感じだし、他の人が悲しいときはみんなも悲しんで。何だか偽善とも感じられるかのような。まあ、他人だから対立するともいえるのかもしれないけど、他人だから一歩手前で立ち止まれる微妙な距離感を保てるのかもしれません。

 でも、さあ、光太が守るべきもののためにイジメっ子と闘うてのは何だかな?後ろのBGといい、何だかよく見るヒーローものってな感じで。それを後ろから見守る将吾と智彦。そのことだけで、将吾が光太のことを尊敬する、とかカッコいいとかというのは少し違うなあと感じます。それに、家族全員少し心配しすぎでケンカに勝った光太を偉いって、わざとらしさが目立った。後半の物語の結末が前半の展開のよさをぶっ壊した。やはり、岡田脚本、微妙なラストだ…。

 とりあえず、堂本とユースケがふつうに共演していることが嬉しい。今まではずっと対立関係だったから、何だか適当な感じの似通った感じのする2人がふつうにやりとりをしているところがようやく見られたという感じ。本音をいえば、もっとハイテンションのコメディーを見てみたかったのだけど。そのほうが2人の魅力というものが活かされると思うけど。

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第5回 5/14放送 視聴率9.4% 演出:平野俊一

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 将吾は先週判明した仁美の妊娠のことで、仁美のことを心配しています。他の人に聞きたいけど、聞けないような様子だったし。それにしても、かなり仁美は思い悩んでいるようだね。この妊娠はいつ判明したのだろう?ずいぶん、この苦悩が唐突な感じがするけど。

 仁美としては、産むべきか否かを悩んでいるようです。将吾は思ったとおり、事故で生き残った新たな命を産んで育てましょう的なノリ、智彦は子供のことを考えると無責任なことをすべきではないという。新見は仁美次第、どれだけ強くいられるか、それで仁美自身が決めるべきといい、唯一母親の経験がある遠山さんは父親のいない生活の経験を通して反対をする。河野さんはここで新たな命を育てるということは、単なる擬制家族では済まない、本当の家族の絆を作らねばないらないと危惧する。意見はそれぞれ違って、それぞれごもっともだと思う。他人であるという設定がここで効いてきていると思うのです。ホントの家族でなくて、今まで違う人生を歩んできたからこそ、それぞれに持つ意見が違い、多角的な視点を可能にする。これが他のホームドラマとは違うところ。

 宏樹くんは何を言いたいのかと思ったら、授業参観のことか〜。宏樹としたら親じゃないし、誰が来るのかもめるのがいやっだたようです。誰が行くのかと思ったら、何と全員で行くのかいっ!!光太も学校の持久走からバックれて、来ちゃうし。どんな家族だよ…。いくらなんでもここまでやっちゃ、恥ずかしくない?

 それでも、9人の共同生活は思ったより、楽しそうですね。他人なんだけど、他人ではない、この微妙な距離感がいいのだろうね。生活費はどうなったかと思っていたら、子供たちの分はそのもと預かっていた親戚の人からお金をいただいていたのですね。でも、現在はそれでもいいのだろうけど、将吾以外は皆プーの状態でしょ。それで、これから大丈夫なのかな?

 それで、仁美はどうするのかと思いきや、仁美は家を出て、1人で暮らすという置手紙を残して姿を消してしまうのでした…。仁美を追いかける将吾。将吾は仁美に言うわけですよ。迷惑かどうかなんて、他の人が決めること、まずは自分の口で気持ちを打ち明けることだと。仁美の本心はこのみんなのいえで子供を産んで、育てたいというもの。その答えはもちろんOK。仁美はまた家に戻り、仁美の短い家出は終わったのでした。

 今日はエンディングも後味がいい感じで終わりましたし、展開はかなりまったりでしたが、演出も丁寧で素直に感動できました。やや、授業参観のエピソードはやりすぎだと思うのですが。今までの中で一番印象のいい回だったな。でも、次回は光太のイジメが中心のようだから、微妙なところだな…。

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第4回 5/7放送 視聴率10.5% 演出:酒井聖博

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 この前のエピローグから今回は始まりました。まあ、新見さんも陳謝しに来たわけなのですが、あの事故のときのガイドさんが新見さんのダンナさんだったということで、8人と同様、同じ傷を抱えていることが明らかになりました。それなのに、自分を責め続ける新見に将吾らは励ましの言葉を投げかけ、気にしなくていいと言った。このエピソードはなかなかいいですね。出だしとしては、よかった。先週はあそこまでこのエピソードを入れなかったほうが、よかったのでは。

 智彦は何で一緒に暮らしているかということが気になったようです。やはり、一人じゃ、皆さん、辛いようです。一人でいることができるくらいになるまで、誰かと一緒に暮らしたい。そういうことのようです。でも、8人での生活はまだ楽しそうです。

 しかし、数々の問題が巻き起こる。翔子はバス恐怖症で、宏樹は授業参観に来るのは誰かということ、そして、光太はイジメと。将吾は翔子がバスが怖かったことに気付いてやれなかったことに、責任を覚えているようです。でも、そんな後悔は無意味だと思う。河野さんが言ったとおり、家族というものは逆に心配かけまいと秘密を言えないものだと思うな。それに、まだまだ他人の領域からは出られないから、仕方がないことだと思いますよ。ま、そのことがきっかけで翔子は何事も家族の一員として打ち明けるという気持ちになり、翔子の気持ちは擬制家族の中に溶け込んできたようです。まあ、これはバス事故の生き残りということでオリジナルのエピソードです。

 だけど、他の2つが問題じゃないか。授業参観とイジメって、この手のドラマの常套手段じゃないですか。ここはいまさら掘り返さなくても、すんなり通っていけるような話じゃない?というか、触れるべきではない。話を戻して、そんな宏樹や光太ですが、以前の翔子と同じく、将吾たちにはまだ打ち明けることができないようです。宏樹や光太、そして、仁美もまだまだ将吾たちとは心の距離があるようです。

 智彦のほうは実は同じ立場だった新見さんに何も知らなくて、当り散らしてしまったことを謝りにいった。そんな新見は、以前のふさぎこんでいたころの智彦と同じ状況だった。そんな新見に智彦はかつて将吾に言われたことと同じことを言って、新見を励ます。そして、新見にも将吾の家で一緒に暮らさないかと誘うのだった。

 でも、やっぱりその当事者とそうでない人とではそのニュースの受け取り方も違うよね。関係ない人ならすぐに廃れてしまうことでも、当事者は色あせさせたくないと思うはず。そんな事故のたびに将吾たちと同じような気持ちの人が増えていくのですね…。切ないことです。しかし、そんな辛い報道でも誰かと一緒にいられるだけで、気持ちが和らぐもの。みんなで前に進めるわけです。

 そして、智彦と新見さんも共同生活に参加することが決まり、擬制家族は9人となり、4回目で早くも生き残り全員が揃うということとなりました。

 最後の最後でまたまた重い真実が…。何と仁美は事故で死んだ不倫相手の子供を妊娠していた…。

 その前までなかなかいい感じで来ていたのに、このドラマはいつも最後の最後で結末を重くするのよ。印象が悪くなるって!

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第3回 4/30放送 視聴率10.5% 演出:平野俊一

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 智彦は周りの目や居場所のなさで職場を辞めてきてしまった。そんな智彦を心配して、智彦の自宅を訪ねてみた将吾は一人酒に溺れていた智彦に苦言を呈する。

 将吾はこう説くわけですよ、智彦さん、あなたのほうが後ろ向きに生きていると。まあ、智彦のほうも心に分かるところがあるようで、心が揺らいではいるようなのですが、素直になれず、将吾と智彦の対立はさらに深いものに。自分でもウザいと言っていたけど、確かにお節介がすぎるよね。ま、それだけ将吾が智彦のことを"家族"だと思っているということか。でも、そんな言葉と寂しさで智彦も合流。エンドロール後には旅行会社に勤めていた新見さんも登場。

 7人での共同生活は順調で楽しそうです。でも、宏樹より光太のほうが大人ですな。ま、大概こういうドラマって、出てくるガキはマセているのですが。

 それにしても、今回はかなりマッタリモード。結局は、今回はabout智彦の回なわけでこれだけで1回引っ張るのは変化がなさすぎるかな。これで全員が揃ってしまったわけで、話のネタは大丈夫なのですか?それに、明るい感じで終わるのかと思ったら、また暗い感じに突入。あのエンドロール後のエピローグはいらなかったかな。次回に回してくれたほうが…。予告編で見たところ、どうやらイジメとか授業参観とかネタみたいで平凡な着想です。何だかフツーのドラマにどんどん落ち着いていきそうな感じがしますなあ。

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第2回 4/23放送 視聴率11.9% 演出:酒井聖博

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 将吾は一緒に暮らそうと誘った手紙で唯一来てくれた光太と一緒に生活を始めた。そんな中、翔子と宏樹が将吾のもとに現れ、一緒に暮らしたいと言う。4人が揃ったことで、遠山、河野、仁美も来て、唯一将吾に反目する智彦を除いた7人が揃った…。

 でも、それぞれ親戚に預かってもらっているのに、わざわざ他人の家に来ようとするかねえ。まあ、親戚と言っても、自分の親でもなければ、子でもないわけだからかえって、居場所がないのかもね。そういうわけでは同じ胸の痛みを抱えた"家族ごっこ"のほうが生きやすいのかもしれません。まあ、あんな学生さんがいっぱい来て、生活に教育にそんなに簡単にいくのでしょうか。少し楽観的過ぎる脚本かな。でも、けっこう簡単に7人揃っちゃいましたね。もっと時間かかると思っていたけど。

 このドラマはほんとに真正面から「家族」に迫っていくドラマだな。まあ、メッセージ性がないよりはいいけど、ずいぶんとメッセージとしては青臭すぎると思いますけどね。

 前回に比べたら、少しは軽い感じの話になりましたね。この前の話はずいぶんと重い話だったからね。まあ、バス事故で生き残っても、そこから生まれてくる様々な苦悩があるのね。それだから人間社会は難しい。

 酒井若菜はこのドラマはイメージ少し違いますね。どうやらクドカン関係しか見たことがないからかもしれないですけど、基本的にうまい人ですね。

 あとは、ユースケ扮する智彦がどうなるかが見所。予想通りリストラされそうですし。

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第1回 4/16放送 視聴率12.6% 演出:平野俊一

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 彼らはタイでのバス事故で大切な人を失った…。彼らのうちの一人はそれぞれの悲しみを埋めるため、生き残り8人全員で一緒の家で暮らさないかと誘う。

 初回は何と2時間SPということで、これは長いかなあ。まず、内容が金曜の休日前にしたら、暗すぎるよっ!休日前なんだから、少しは明るい系統の作品にしてほしかったなあ。

 主演は堂本くんとユースケということで、ホームコメディ系の作品かと思いきや、かなりシリアスな内容ですね。どういう意図でこのキャスティングにしたのだろう?まあ、変化球を打ってきたんだろうね。

 脚本の岡田惠和って、ストーリーがいつも微妙なんだよね。いいとこまでいくんだけど、微妙な方向に進んでしまう。このドラマはのっけから微妙。

 まあ、今日の後半はじわじわと感動がこみあげてきました。最初はアッパーを食らったような期待はずれな作調だけど、慣れてくれば結構味わい深いかもしれない。

 まあ、このドラマはキャスティングからにしては、ずいぶんと想像と違うものだけど、これから見続けていけば、いいドラマになっていくのかもしれない。岡田さんだから、一抹の不安はあるのだけど、これからの様子を伺おうと思う。

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放送前の感想
 堂本剛が昨年2003年の7−9月クールの「元カレ」以来、9ヶ月ぶりに主演するドラマ。共演のユースケとは兄弟という設定だそうで、この異色コンビがどんなやりとりを見せてくれるか期待。初回は2時間SPからスタートということで、TBSも起死回生を狙っています。さあ、吉と出るか凶と出るか。

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