冗談じゃない!
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放送後の感想
大ヒットを記録した「華麗なる一族」の後釜となる織田裕二さん主演ドラマということで注目を集めたものの、最終的には何とも寂しい結果に終わってしまった。初回は今クールの民放ドラマトップとなる19.4%の高視聴率でスタートするものの、第7話には10.7%という1桁目前の冗談じゃない状況に没落。日曜劇場らしいホームドラマということで、トコトンまでに娯楽性にこだわったことは伝わってきた。ただ、それがある程度プラス方面に向いていたのは、視聴率が何とか踏みとどまっていた前半のうちだけだったと思う。
視聴率の低下傾向が如実となった後半は、そのまま内容もフェードアウトしていったという印象。第6話あたりまではうまく伏線を散りばめて、家庭でも仕事場でも女に振り回される主人公のドラマという軸が出来上がりつつあるかな、と思っていたが、第7話以降にそうした伏線が結びつくことなく、その場しのぎのような展開が続き、最終回に向けてどんどんと脚本がとっ散らかってきた。ホームコメディというジャンルはもはや、飽和状態にあり、限界が見えつつあるジャンルであるが、今作でもそれを印象付ける結果となった。
このドラマの不発を見ると、織田裕二さんの集客力低下がささやかれそうだが、このドラマの放送中にフジテレビで放送された映画「県庁の星」は22.6%というかなりの高視聴率をマークしたことから見ても、特別、織田さんの人気が低下したとも思えない。織田さんの売り出し方について、フジのうまさとTBSの下手さが好対照になって表れた事例だったと思う。
第11話(最終回) 6/24放送 視聴率12.7% 演出:土井裕泰
評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
何とも内容のない最終回だったなあ。核心となるような展開は初めの10分くらいで終わってしまって、あとの展開は無理矢理、こじつけただけというあってもなくてもどちらでもいいような展開に終始。
ここにきて、絵恋(上野樹里)が自分は圭太(織田裕二)にはふさわしくないと悩み始めるなんて、さすがに遅すぎるし、グレた絵恋の画はもう飽きた。そして、それを走り回って、追いかける圭太。今回は、いつもに増して圭太が走っていたなあ。ネタに困っていたんだろうなあ。まあ、もちろん、圭太が走って、追いかけるシーンにもまた飽きている。
そして、極め付けが絵恋の「実家に帰る」という台詞。その実家がフランスだと思わせておいて、実は圭太の実家だったという実にしょうもないオチ。伊豆のワイナリーに家族がみんな揃って、ハッピーエンドという分かりきった結末に終わった。結局、第6話あたりで見えてきたカップル成立の伏線は最後までウヤムヤなまま終わったし、閉鎖されるといわれていたベルファミーユもいとも簡単に復活しちゃうし、田中実さんは適当に出演して、そのままフェードアウトだし。それにしても、視聴率が悪いからなのか、初回はフランスロケまでしたのに、最終回は伊豆というのは何とも後味が悪く、逆に切なかった。
後半に入って、そこまでなかなか緻密だった脚本が一気にとっ散らかってきて、それを収拾できないまま、曖昧なまま適当に処理させて、すべてハッピーエンドなら問題ないだろうというような安易さが見えたまとめ方だった。
第10話 6/17放送 視聴率12.0% 演出:川嶋龍太郎
評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5
前回の終わりのテンションで行ってくれるのか、と思っていたら、全体的にテンション低めの回だった。圭太(織田裕二)から、理衣(大竹しのぶ)との過去の関係を告白された絵恋(上野樹里)。平静を装っているものの、その内心はショックを禁じえなかった。
何とか、圭太は絵恋の気持ちを抑えるものの、理衣と壮平(草刈正雄)の離婚問題がさらに深刻化を帯びてしまい、こちらの騒動にも巻き込まれる。なかなか素直になれずにいる理衣をその気にさせるため、再び圭太は走る!本当にこのドラマのスタッフは、困ったら圭太を走らせているなあ。
この間に、かつて圭太と理衣が離れ離れになった理由が明かされるものの、こっちとしてはその事実をすっかり忘れていた。そこに絡ませて、圭太は理衣と壮平の間を何とか落ち着かせることに成功。ただ、理衣の手をつないで圭太が走り去る姿だけを目視した絵恋は、まだ2人の関係が続いているとまた勘違いしてしまう。
あっちが解決したら、今度はこっちがで、今回は同じようなことの繰り返しだったし、絵恋がウジウジしていて全体的にテンションが低めで、見ていてあまり心は躍らなかった。その躍らない心を奮い立たせようと、圭太を走らせるわけだけど、どんだけ圭太を走らせりゃ、気が済むという話。第6話あたりまでは話がひとつにまとまりつつあると思っていたけど、後半に来て、どんどんとその話がとっ散らかってきたような気がする。
第9話 6/10放送 視聴率12.8% 演出:土井裕泰
評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5
う〜ん、これはかなりネタに困っているんだろうなあ。ここにきて、圭太(織田裕二)の母・静子(白川由美)が登場。ダンナの夫が出てくるということは、嫁である絵恋(上野樹里)との間の嫁と姑の確執に触れないわけにはいかない。でも、さすがにそれだけだと心許ないと思ったのか、静子がいい年なのに、再婚するというまたこれもベタなネタを引っ張り出してきたというわけだ。
嫁と姑の対立もそこそこに、静子の再婚問題に話は移り、その再婚するという相手に圭太はいかがわしさを感じ、当初は反対する。しかし、最後は圭太が「母をお願いします」で一件落着という特段、面白みのない内容だった。終わりかけというときになって、このネタというのは作り手側の飽和状態がうかがえるように思う。
とりあえず、多くの時間をつなぎの話で持たせておいて、最後にオマケ程度に大きな展開を入れ込んで、何とか「冗談じゃない!」らしさは面目を保ったというところか。静子の再婚問題から、これまでは嘘をつき続けることで幸せになれるとは思わないという圭太の思いを引き出させ、絵恋にとうとう秘密を打ち明けようとする。そして、仕事においても、ベルファミーユが閉店の危機に瀕してしまう…。
第8話 6/3放送 視聴率11.3% 演出:川嶋龍太郎
評価★★★★★★☆☆☆☆ 6
今回もネタ的には、新鮮味はなく、やや途中までは辟易しながら見た。遊園地でのロケに、連れて行った子どもが迷子など、常套句が登場しており、このドラマはネタを使い切ってしまったのは間違いがないようだ。
それでも、必死に迷子になった未恋(森迫永依)と朗(荒井健太郎)を探す圭太(織田裕二)の姿や、圭太が子どもをもつということは悪くないな、と思うにいたるあたりになると、今回のテーマが子どもであったと分かり、まずまず見やすい仕上がりにまとまったかな、と思う。森迫さん、荒井くんの2人の子役の演技も微笑ましかったし。
それにしても、織田さんはこのドラマではよく走っているなあ。このドラマはネタに詰まると、圭太を走らせているような気がする。圭太の走るシーンが増えてきているということは、それだけネタに困ってきたという裏返しなのだろうな。
第7話 5/27放送 視聴率10.7% 演出:土井裕泰
評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
今回は、裏に「パイレーツ・オブ・カリビアン」の放送があり、視聴率が26.5%という記録的な高さだったもので、このドラマは見るも無残な視聴率に落ちてしまった。初回で19.4%も取っていたのに、そこから8.7%ダウンで、10.7%か…。世の中は厳しいなあ。
裏に「パイレーツ・オブ・カリビアン」がくるということは「ワールド・エンド」の公開日等の関係で予想していただろうから、それを受けてなのか、今回の内容はここまでの流れからすると、やる気のなさが際立つものだったかな。
圭太(織田裕二)が結婚指輪をなくして、大騒動というかなり使い古された手だけで、54分を乗り切ったという感じ。その指輪は圭太の考えていたところと違ったところから見つかり、それを絵恋(上野樹里)が知ってしまう。そうしている中、理衣(大竹しのぶ)の計らいで、なくした指輪と同じ型のものを買ってくるものの、圭太はそれをはめてはみるものの、嘘を重ねることになり、思いとどまる。しかし、その指輪が外れなくなり、焦っているときに、運悪く絵恋が帰ってきてしまう…。
その外れなくなった指輪は、絵恋が家を飛び出した後に外れるわけで、今回の展開はどこもかしこも使い古されたものばかりだったかな。少しは展開に気を使っていると思っていたけども、このドラマもネタが切れてきたような気がするなあ。
第6話 5/20放送 視聴率11.7% 演出:川嶋龍太郎
評価★★★★★★★☆☆☆ 7
絵恋(上野樹里)の疑念は理衣(大竹しのぶ)のとっさの嘘で何とか回避された。その後、ほんの偶然から、理衣と冴子(飯島直子)がスポーツバーで一緒になり、意気投合する。冴子は、理衣に妻子ある男に思いを寄せていると告白し、理衣は後にそれが圭太(織田裕二)であることに気付き、とある計画を思いつく…。
今回は、仕事と家族という二本立てのテーマとなっていた。仕事という点においては、かなり簡略化されていたものの、接客のことは全く無知な圭太が接客の仕事のコツをつかむ過程は分かりやすく描けていたと思う。そして、理衣の陰謀により、冴子が圭太の家に招かれるという冗談じゃない展開を挟みつつ、圭太の勤める店名"ベルファミーユ"の意味を絡めながら、家族の話へとうまく橋渡ししていく。
その冴子の話は、これまで圭太がよく思っていなかった広瀬家の子たち、そして、接客という仕事への印象を変えるものだった。圭太はその話をきっかけに、広瀬家の人たちのことを家族として大事にしようと思うわけだし、接客の仕事にもやりがいを見出していく。
加えて、脇のキャラクターもそのキャラ設定を踏まえながら、どのキャラとどのキャラが接近していくよ、という伏線を見せてくれているあたりも、バラバラだったピースがはまっていくような構成になっていて、うまい脚本になっている。朗役の荒井健太郎くんも「吾輩は主婦である」に続き、いい存在感を放ってくれている。
第5話 5/13放送 視聴率14.2% 演出:石井康晴
評価★★★★★★★☆☆☆ 7
理衣(大竹しのぶ)と壮平(草刈正雄)の関係はこじれ、さらに圭太(織田裕二)は壮平を殴ってしまうで、事態はさらに深刻化。圭太は早く理衣にフランスに帰ってほしいと考えていたが、その計画ももろくも崩れ去る。さらに、そこに理衣の娘・香恋(仲里依紗)、世恋(菅野莉央)、未恋(森迫永依)がフランスからやってきて、圭太のマンションは女だらけになってしまう。仕事場でも冴子(飯島直子)の圧力、仕事終わりのカラオケでの鬼気迫る視線に圭太は悩まされる。
家でも、仕事でも、女に振り回されてしまう圭太の構図がかなり形になってきており、ドラマの軸となる部分が明確になってきたといえる。香恋、世恋、未恋が絡んできたことによって、ドタバタコメディとしても実にテンポよくまとまっており、54分飽きずに見ることができた。そして、その女だらけでの面倒くささは絵恋(上野樹里)にも飛び火し、圭太と理衣の関係に疑念を抱くにいたってしまう…。
第4話 5/6放送 視聴率14.4% 演出:石井康晴
評価★★★★★★☆☆☆☆ 6
理衣(大竹しのぶ)が日本に来た理由は、夫・壮平(草刈正雄)の浮気だったらしい。絵恋(上野樹里)はそんな2人の仲を取り持つため、単身でフランスへと渡ってしまう。ということで、圭太(織田裕二)は理衣と2人きりということになってしまう…。
元カノであり、なおかつ義母であるというかなり微妙な関係の人と同じ屋根の下に2人きり。まさに冗談じゃない。このシチュエーション作りは、タイトルどおり。仕事場でも、まるで慣れない仕事をやらされ、家でも仕事でも息つく暇もない状態の圭太。
それでも、圭太が絵恋を好きになった理由はここまでよく分からなかったが、それは好きだった理衣の娘だから、同じような雰囲気を持つ絵恋に琴線を振るわされたというのは妙に納得させられてしまった。ラストの壮平の浮気現場を目撃してしまった理衣が殴りかかる前に、なぜか、圭太が壮平を殴ってしまうという展開も意外で悪くなかった。
第3話 4/29放送 視聴率13.2% 演出:土井裕泰
評価★★★★★★☆☆☆☆ 6
前回とは違い、今回は最後までテンションの高いままで行ってくれたので、その点はよかった。ただ、テンションが高くなりすぎている部分もあって、やや幻滅気味だったところもあった。
こういったホームコメディはここらからネタ切れがし始めるものだけど、いろいろと注文の多いという織田さん主演ということもあってか、通信販売やらヒーローものやら、ファミリー路線を意識して、幅広くネタを集めていて、ネタはそれなりに多く温存しているようだ。なので、それらのネタも含め、軸となるストーリー展開とで、最後までテンポよく話が転んでいる。
当初は、織田裕二さんと大竹しのぶさんがかつての恋人というのは設定として無理があるとも思っていたけど、やはり、展開を見ていって、タイトルにもあるように「冗談じゃない!」と思わせるためには、大竹さんくらいのアクの強さはほしかったんだろうな。キャスティングの意図が分かったのは、ポイントが高かった。そして、飯島直子さんのキャラをぶりっ子から、意外と早くキツい女に転換させたというのも、意外であり、転換の早さが印象的だった。
ただし、絵恋(上野樹里)のキャラは抵抗があったかな。少し性格的に面倒くさすぎる気がしてならない。何で、圭太は20歳も離れたこんな面倒くさい娘と結婚したのは疑問だな。街中で絵恋を抱きしめる圭太という画も随分とこっ恥ずかしいものだったし。それでも、戦隊ものを演じるにあたり、上野さんはアクションを披露。これは「笑う大天使」という映画での経験が活きたのだろうな。映画自体は散々だったけど、こういうところで経験は活きるというものか。
第2話 4/22放送 視聴率14.7% 演出:土井裕泰
評価★★★★★★☆☆☆☆ 6
中盤あたりまではコメディとして面白かったが、終盤は2話目にしてはあまりにも早く落ち着きすぎたような気がする。
中盤あたりは、圭太(織田裕二)が、家庭では過去の恋人で現在は義母の理衣(大竹しのぶ)に振り回され、仕事では勢いあまって退職したはいいものの、再就職の壁は厚く、さらには、絵恋(上野樹里)には過去の理衣との関係と失業のことを隠し通そうと、四苦八苦することになるという展開。よくあるコメディの型だとは思うけど、掛け合いはテンポよく描かれていたし、織田さんの細かな芝居と大竹さん、上野さんという個性、久々の弾けた飯島直子さんと、それぞれの役者のいいところは出て、なかなか愉快に見れた。
ただ、圭太と理衣のちょっといい雰囲気のシーンはあれだけ長く必要だったかな、と思った。2人がかつてはどのような関係性だったのかを表して、少しは多角関係のラブに持ち込みたいという思惑もあるだろうから、そのための種まきのシーンだったのだろうな。それでも、そこまでのテンポがよかっただけに、シーンとしてはまったりとしすぎたように思う。
第2話ということなので、もう少しテンポのよさはキープしてもらいたかったかな。なので、まったりとする部分は、もう少し短い時間で小出しにするというやり方のほうがよかったかもしれない。そうすれば、緩急がついて、メリハリがよくなるし。こういったコメディものはそうした緩急の構成の工夫で面白くもなり、つまらなくもなるから、これからもここは生命線だと思う。それにしても、初回から大幅4.7%の視聴率ダウン。2話目にして、15%割れということで、これはちょっとがんんばらないと黄信号だな。
第1話 4/15放送 視聴率19.4% 演出:土井裕泰
評価★★★★★★★☆☆☆ 7
「華麗なる一族」がエラく重たい話だった反動か、このドラマは一気に軽い作調に転換。この軽さは実に日曜劇場らしいんじゃないかと。
それにしても、よっぽどTBSは2006年に財を蓄積していたのだなあ、と思った。「華麗なる一族」でも上海ロケを敢行したわけだけど、今作ではフランスロケ。このドラマで、フランスに行く必然性はあまりあるとはいえないわけだけど、要はドラマの景気付けみたいなもの。2作連続で海外ロケを敢行できる予算が下りてるということは、昨年、よっぽど節約したか、そのしわ寄せが今年の7月以降にくるかのどっちかでしょうな。
ドラマ自体は、テンポもよく、比較的見やすい王道のホームドラマといったところ。それでも、清弘誠さんあたりが演出するような昔懐かしい感じというよりは、土井さんが演出しているということで、全体的な作風は若々しく、幅広い年代にアピールできる要素は持ち合わせていると思う。それが初回19.4%という堅調な数字に表れたということなのだろうな。
土井さんの演出は、キャラクター同士の台詞のやり取りでテンポを出したいときは長回しを使いながら、台詞のテンポ感を出し、そうでない場面では細かくカットを割りつつ、テンポ感を出すというメリハリの利いた手法になっていた。あとは、織田さんの演技も、後ろに台詞がなくて小さく映っているときも、細かい顔の芝居をしていたりして、やはり、いろいろと考えて演技をされる方なのだなあ、と思った次第。
とにもかくにも、軽くて分かりやすさもありながら、若々しさもあり、華もあるという日曜劇場らしいアピール力のある初回だったと思う。この仕上がりが続くのであれば、何とか普通に見られるくらいのドラマに落ち着きそうだ。
放送前の感想
「華麗なる一族」が最終回、視聴率が30%を超え、長い低迷期からようやく脱出する光が見えつつある日曜劇場。「華麗なる一族」は通常の3倍の製作費をかけたと言われているし、木村拓哉さんを始めとする超豪華キャストへのギャラで、もう日曜劇場には金が残っていないと誰もが思っていた矢先、何と織田裕二さん登場ということで、恐らく裏番組、ライバルドラマの関係者は驚いたんじゃないかと思う。内容は、織田さん初となるホームコメディ。20歳年下の絵恋(上野樹里)と結婚した圭太(織田裕二)は、結婚してから彼女の母親(大竹しのぶ)が学生時代の恋人だったと知る…。家庭でも仕事でも、女性に振り回されながらも、自分のあり方を見つける新時代の夫像を提唱するドラマとのこと。
主演には日本映画界のマネーメーキングスター、織田裕二さんを起用。やめておけばいいのに、織田さんがやたらと主題歌を歌いたがるのはもはや、ご愛嬌か。10歳未満の森迫永依さん(初代実写版ちびまる子ちゃん)、10代の菅野莉緒さん(映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の柴咲コウさんの幼少時代)、仲里依紗さん(なか・りいさ/アニメ映画「時をかける少女」の主人公の声)、20代の上野樹里さん(「のだめカンタービレ」)、30代の飯島直子さん、40代の大竹しのぶさんと女優さんたちは各年齢層ごとに個性的な面々が集結。織田さん主演ということでアピール力は大きいし、女優の取り合わせはバラエティー豊かで、家族それぞれが自分の立場を見出せて、家族揃って見られるというコンセプト通りだろう。
演出も映画「涙そうそう」「いま、会いにゆきます」の土井裕泰氏、ドラマ「花より男子」「クロサギ」の石井康晴氏と、エース級を起用。脚本は「喰いタン2」とのダブル登板となる伴一彦氏。強力な布陣で挑む作品なので、ある程度の仕上がりが期待できるのではないかと思う。「華麗なる一族」で戻ってきた視聴者をそのまま裏番組に流さず、慰留することができるか。このドラマに日曜劇場復活の命運がかかっていることでしょう。それにしても、木村拓哉さんの次に織田裕二さんときたら、7月から主演する方はかなりプレッシャーになるんじゃないかなあ。まさに、「冗談じゃない!」って感じだろうね。