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きらきら研修医

2007.8/3発売

仕様
本編全6枚
23,940円
特典
  • ノンクレジット予告編
  • メイキング
  • キャストインタビュー
  • クランクアップ集など

  • 出演
    織田うさこ小西真奈美
    立岡ケン ウエンツ瑛士 木下みかこ りょう
    川合真介 生瀬勝久 向井隆史 パパイヤ鈴木
    浅見みずほ 濱田マリ 霧島里美 中山 恵
    売店のおばちゃん 研ナオコ 山崎英彦 加藤雅也
    壇ノ浦龍平 原田芳雄

    スタッフ
    演出
     今井夏木、森永恭朗、高成麻畝子、森嶋正也
    脚本
     荒井修子、徳永友一
    原作
     織田うさこ
    音楽
     ARTSTA(小野川浩幸)
    主題歌
     大塚愛「CHU-LIP」
    製作
     TBS
     公式ホームページ
     http://www.tbs.co.jp/kirakira-usako/
    視聴率
    1/11stage1.10.4%
    1/18stage2.10.6%
    1/25stage3.11.0%
    2/1stage4.11.0%
    2/8stage5.8.4%
    2/15stage6.9.0%
    2/22stage7.8.7%
    3/1stage8.8.4%
    3/8stage9.8.1%
    3/15stage10.8.2%
    3/22stage11.8.8%
    平均視聴率9.327%
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    ドラマレビュー
    最終平均評価点 3.5/10

    評価点評価点
    放送前の感想-放送後の感想-
    stage1.6stage7.2
    stage2.4stage8.6
    stage3.1stage9.2
    stage4.5stage10.3
    stage5.5stage11.4
    stage6.1  

    放送後の感想
     「華麗なる一族」「花より男子2」にあまりに力を注ぎすぎたあまり、あまりにもやる気のない仕上がりとなったドラマだった。前の2作の力の入った最終回に比べると、あまりに力の抜けた仕上がりだったな。「華麗」「花男」は従来ドラマ以上の製作費での製作となったから、その反動でこのドラマには予算がまるで下りなかったんだろうなあ。個人的に、小西さんはお気に入りの女優だったので、最後まで何となく見てしまったけど、もったいない使い方だった。個人的な最終回は第4話で生瀬さんが消えたあたりかな。結局、B級のアホドラマとしてあるべき姿だったのは、生瀬さんのエピソードまでだった。小西さんは天然ボケキャラで押し通せばよかったのに、第5話以降はただ生真面目なだけという感じになってしまい、残念。第5話以降は、ギャグの精度もどんどんと緩くなっていくし、ストーリーもヒネるつもりなど毛頭なくなっていっていた。「華麗」「花男」の華麗なる視聴率の影の1桁ドラマということで、脚本が完全にこのドラマの個性を投げ出してしまっていた。小西さんが出ていなければまるで見る気も起こらなかった企画だが、小西さんファンであっても、全話通して見る必要性は感じられないドラマだった。

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    stage11.(最終回) 3/22放送 視聴率8.8% 演出:高成麻畝子

    評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

     まあ、まっとうにまとまっていたかな。その代わり、話には何のヒネリもあったものではないので、先は完全に読めて、全くとして意外性はなかったけど。

     前回で落ち込んで、医者を辞める決意をしたうさこ(小西真奈美)だったが、分かりやすく事件が起こって、案の定、やる気復活で医者として落ち着いて、ゲームクリアというまるでヒネリのないストーリー展開だった。妙にヒネると、このドラマの場合は逆にダメだっただろうから、これで問題なかったのかもしれないけど。

     あまりにまっとうな構成すぎて、正直、感想として書くことがない。結局、チーフDだったはずの今井夏木さんはそのままフェードアウトして、そのまま順番どおりサードDの高成さんが最終回を演出と、まるでやる気のないスタッフの采配だった。

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    stage10. 3/15放送 視聴率8.2% 演出:森嶋正也

    評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

     こうじゃないんだよなあ、やってほしいことは。このドラマにしてはまっとうでシリアスな内容に話を振っちゃうと、これまでの医療コメディドラマの単なる二番煎じになっちゃうんだよな。見たいのはそういう画じゃないんだよなあ。

     今回は、自身の決断の誤りのせいで、おばあさんが命の危機に瀕し、うさこ(小西真奈美)が医師として自信を失うという展開を、内科と外科の対立を絡めて描くという寸法の回だった。まあ、内科と外科というように、縄張り争い的な要素はかなり定番のものだし、失敗を引きずるような展開も定番でまるで新鮮味はない。そこにゆるいギャグを絡めて描くやり方でやるのがこのドラマ流のように思うが、そういった点はカンファレンスの際の大乱闘に集約したつもりなのだろうけど、これがいかにもグダグダでやる気の感じられる画作りになっていない。

     ギャグがゆるゆるな時点で、このドラマの存在価値はかなり薄れたが、ストーリーをベタでもいいから見せてくれれば、何とか許そうという気にもなるが、このドラマは脚本にもやる気が感じられない。ベタな話をやっているというのに、あまりにもそのネタフリがあからさますぎて、話が完全に読めてしまう。あまりにもあからさまだから、まさかこうはならないと思っていたら、そのままの展開だったから驚いてしまう。結局、暗いテンションのまま最終回を迎えることとなったが、こういう暗い展開を入れちゃうと、このドラマは底の浅さが露呈するから、やってほしくないんだよなあ。

     この内容だったら、すぐさま見るのをやめているところだけど、最後まで見てしまったのは主演が小西さんだったからという面が大きい。見たかった小西さんは真面目くさった感じとか、沈みきった感じとかではなく、もっと天然で、弾けた感じだったわけだ。今回のような演技は求めていなかったのだけどな。今考えると、生瀬さんが出ている頃が最も見たかった演技をしてくれていたかもしれないなあ。

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    stage9. 3/8放送 視聴率8.1% 演出:森永恭朗

    評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2

     やはり、森永恭朗+徳永友一のコンビのときは、やはり、全くとしてハマれないわ。このコンビは個人的にはかなりの鬼門。それも今回で終わりだろうから、別にいいのだけど。

     今回の展開は、うさこ(小西真奈美)のブログが、新理事長・西園寺(石井苗子)により問題化され、解雇の危機になるというもの。これまでに登場している医者の暴挙に比べたら、うさこのブログなんてかわいいものだと思うのだけど、ここをツッコんではいけないわけか。それにしても、理事長はあのブログが小都羽病院の研修医が書いているって、どうやって調べたんだろう?ブログを書いたくらいで、クビになっていたら、理事長に対して抗議運動をする立岡(ウエンツ瑛二)なんて、即刻クビでしょうが。結局、立岡は自分で辞職という道を選ぶわけなのだけど、立岡って、ただ空回りしているだけの役回りで、まるでしっかりと話に絡んでこないな。まあ、いらないと言ったら、いらないキャラだった。わざとこういう展開にしているのだろうから、わざわざツッコんでも仕方がないのだろうけど、ツッコまないでおくにしてはあまりに脚本がお粗末すぎはしないか。演出に勢いがあれば、そのツッコミどころもご愛嬌になるのだけど、いかんせん緩い。

     今回は、うさこのクビ騒動がメインなのだけど、それだけでは辛いと思ったのか、研修医として患者と接するいつものお話も含まれている。というか、患者(おかやまはじめ)とのエピソードだけでは苦しいので、クビ騒動を絡めたのかもしれないが。クビ騒動はツッコミどころ満載なので、まず話の筋からしておかしい。そこに面積を取られて、患者とのエピソードはかなり薄っぺらで平坦なものになっている。こうなるなら、クビ騒動一本で通せばよかったのだろうし、もしくは、クビを払拭するくらいのいい仕事をするとか、2つのエピソードの軸を絡ませるように構成してもらいたかった。

     まあ、点数は限りなく低く設定したいのだが、疲れ気味のさなか見たので、ウトウトしてしまい、ストーリーがややうろ覚えであることを加味して、点数は少し甘めにつけておくことにする。

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    stage8. 3/1放送 視聴率8.4% 演出:今井夏木

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     よかった、よかった、テンションが戻ってきたな。やっていること自体は、凄まじく低レベルだけど、このドラマがこのドラマであるために必要なテンションはこれなんだと思う。

     今回から登場の、内科医のみかこ(りょう)のキャラクターは強烈だったな。徹底した女王様キャラ。これが、女王様キャラの普段と、冷静に処置する医療シーンのメリハリを、りょうさんがうまくつけて演技してくれていた。りょうさんって、こういうハッキリとしたコント調の演技もしっかりとできる人なんだね。

     そして、どうやら、山崎(加藤雅也)はみかこの元ダンナという設定らしい。ドラマが始まった頃は、若干空回り気味だった加藤さんだが、どうやら山崎という役にかなり慣れてきたのか、今回は相槌の間合いの入れ方はなかなか面白いものになっていた。あと、今回から登場の佐藤二朗さんの暴走演技は結構、ツボだったかも。

     今回は、小西さんの演技も多様的に引き出そうとしているところがあって、安心した。これは小西萌えドラマにしてしまえばいいわけで、そういう意味では方向性は合っていた。イメージカットの中で、みかこ的なSキャラに扮したシーンあったのだけど、あの演技はよかった。ああいうシーンをもっとちょくちょく入れてほしい。そして、ラストの言うことを聞かない患者に、思いを思いっきり吐露する場面。あの目をウルウルさせながら、必死に訴えかける様。あれを見て、言うことを聞かない男なんているのか、と。あれは完全にKOだったね。

     皮フ科編が個人的にはかなりイマイチだったので、これからの内科編は普通に見れそうな感じがするな。それにしても、今回、大食いの糖尿病の若い患者役で登場だった須藤公一さん、彼といったら「池袋ウエストゲートパーク」の電波くんなのだけど、久々に見たなあ。電波くん、さらに太ったんじゃないか。

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    stage7. 2/22放送 視聴率8.7% 演出:高成麻畝子

    評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2

     高成麻畝子さん演出の回は、テンポに関しては、一番このドラマと合っているような気がする。ただ、この皮フ科に入ってからのエピソードが妙に真面目くさったベタなものすぎて、まるでノリきれないんだよなあ。

     高成さんの演出自体はそう悪くないと思うし、3人の演出家さんの中ではこの方の演出がこのドラマでは、一番しっくりくるかもしれない。だけど、脚本がヒドすぎるな。今回は、ワガママな女子高生バイオリニストの患者にうさこ(小西真奈美)が振り回されるというお話だったけど、これは医療コメディでは常套。気難しい患者に真摯に向き合っていくと、その患者の抱えている悩みが明らかになって、最後はその患者も心を開くというおなじみの構成。

     話が分かりやすく、先が読めるというのはまあ、いいにしよう。ただ、それを今回のように順当にやっただけでは面白くなるわけがないように思う。このドラマは、ストーリーを見るものではないと思うから、もっと別の味付けをして、その味付けをメインにするくらいのつもりでいかなければダメなんじゃないかな。そうしたスタンスは産婦人科のときには感じられたけど、なぜか、皮フ科のエピソードに入った途端、ストーリーにやや比重がある描き方になってしまった。

     それでも、ちょくちょく笑いを入れてはくるけど、その笑いの精度自体が低いので、全体的にグダグダな印象は否めない。やはり、第1話とか第4話あたりのように、下手な鉄砲何とやらで、もっと小ネタを連発していくくらいの構成にしていかないと、このドラマの笑いではテンポが出ない。

     次回からは、舞台が内科に移るようなので、タッチが変わることを祈って、次回からも見続けることにする。ほとんど小西さん見たさなのだけど、あと4話だから、最後まで見るつもりではいます。

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    stage6. 2/15放送 視聴率9.0% 演出:森永恭朗

    評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1

     森永恭朗+徳永友一のコンビの回はダメだわ。個人的には、まるで見れたものではないと思う。

     皮フ科に入ってから、やけに話が真面目すぎて面白くない。このドラマは、第4話くらいのオチャラケ上等くらいの割り切った展開が一番合っていると思う。生瀬さんが出ているときはそうしたギャグ先行型だったのに、パパイヤさんが出てきてからはストーリー先行型になるって、脚本の意図が汲み取れない。

     今回は、向井(パパイヤ鈴木)の家族ドラマがメインのお話だったけど、このストーリーがあまりにも分かりやすすぎるものだったし、もちろん、掘り下げは全くないと言っても過言ではないくらい、人間ドラマとしては表面的なものだった。

     見ている人は、このドラマ性の浅さは承知のはず。そもそも、このドラマはそうしたストーリーを見るものではないと思う。よかろうがサブかろうが、細かく区切った小ネタを矢継ぎ早につなげていって、ストーリーは要点だけを押さえて、テンポで押し出すくらいのスタンスでいいのではないかな。

     さらに、森永恭朗さんが演出する回の笑いは、私は好きになれない。ギャグが突飛すぎるし、その間の取り方もハマれない。笑いまでサブいとなったら、このドラマには残っているものはほとんどないような気がするのだけど。

     このドラマは演出陣が代わるごとに、タッチにズレがあるような気がする。このズレがプラスに働いていれば文句はないのだけど、マイナスに働いているとキツいなあ。この流れでいけば、次回は高成麻畝子さんなので、第4話のテンションが戻ってくることに期待したいところ。

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    stage5. 2/8放送 視聴率8.4% 演出:今井夏木

    評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

     あれっ、やけに真面目な内容じゃないか。どうしちゃったんだろう?今回は、今井夏木+荒井修子のレギュラーコンビによる回だったのだけど、これまでの産婦人科のくだりとは違って、一転、かなり真面目に仕上げた印象が残る。

     ドラマの中で、「パッチ・アダムス」(ロビン・ウィリアムズ主演)という映画のことが触れられていたけど、それをある程度、意識しているのはよく分かった。笑いで患者を元気にさせようという皮フ科医師・向井(パパイヤ鈴木)の真意を、うさこ(小西真奈美)は図りかねて、衝突するものの…、というのが今回の概略。

     産婦人科のときは、ナンセンスなギャグを乱打させることによる安っぽいテンポ感を出しながら、見せていくといった手法だった。皮膚科の場合は、パパイヤさんだからパラパラを踊るシーンなどは挿入されてはいるけど、脚本でもそれなりにしっかりと理由付けとして掬っているし、新人が型破りな医療方針に馴染めず、衝突するも、次第に理解していくという王道の型にしっかりとはまったものになっていた。

     そうした小ネタに走らなかったこともあって、普通に見れるようにはなっていたと思うけど、このドラマらしい色は逆に薄れたような気がする。このドラマならではの色を明確に出すためには、ちょうど前回くらいのハチャメチャぶりをそのまま堅持してもよかったように思う。あまりにも順当にまとめすぎていて、安心感はあったけど、特徴が消えた。

     小西さんが出ていることはこのドラマの大きなセールスポイントなのだから、もっと小西さんで遊んでもいいのではないかな。今回は、役柄的に真面目すぎて、あまり可愛くなかった。もっとパラパラを踊らせたりで、このドラマでしか見れないシーン満載で、小西萌えドラマ色を毎回しっかりと意識していけば、固定客は絶対に離さないと思うな。

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    stage4. 2/1放送 視聴率11.0% 演出:高成麻畝子

    評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

     脚本家さんは前回と同じだったが、演出家さんが代わったことである程度、テンポがよくなり、まあ、見れないことはなくなったか。それにしても、いろんなドラマや映画やらのパロディばかりで、ドラマって、こんなに自由に作れるものか、と思った。

     今回は産婦人科編の完結編。劇中には堂々と「ロッキー」のテーマ曲をかけ、それを性懲りもなく3度も使用。うさこ(小西真奈美)が手術をイメージしてトレーニングしている手のカットはもろ「白い巨塔」だろうし、その他にも「金八」や「ブラック・ジャックによろしく」のパロディと思しきシーンもあり、バックの音楽も元ネタと同一だったしな。

     他の部分にしても、明らかな映像的、内容的な粗が満載で、それでもお構いなしにどんどんと進んでいくのは逆に堂々としていていいのかもな。全てをテンポで押し通していくみたいで。この内容のないスッカラカンな感じを逆に楽しむような見せ方にこだわっていけば何とか最後まで見れるような気がしてきた。

     この内容で、観月ありささんあたりが出ていたら、すぐにでもテレビのスイッチを切りたくもなるものだけど、そこを受け入れさせる小西真奈美さんの存在はデカいと思う。視聴率が1桁目前で驚異の粘りを見せているのは、小西さんの力が大きいんじゃないかな。

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    stage3. 1/25放送 視聴率11.0% 演出:森永恭朗

    評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1

     おぉっ、これはつまらんぞ。このドラマって、こんな笑いがやりたかったのか?絶対にやるべきところを間違ったギャグばかりでめちゃくちゃ興醒めしたな。

     今回は、前回までの今井夏木+荒井修子の組み合わせではなく、森永恭朗+徳永友一の組み合わせになったからかもしれないけど、前回もお世辞にもよくできた回とは思えなかったが、それ以上にヒドくなったと思う。ゴルフコンペでの山崎(加藤雅也)が仕込んだ裏操作隊のギャグのくだりは実にヒドい。まあ、あの笑いを「富豪刑事」あたりでやればしっかりとギャグになるのだろうけど、なぜ、一応、医療ドラマを根ざしているこのドラマであのギャグをやろうと思ったのかが分からない。ギャグをするにしても、時と場があるわけよ。その後の眠たくなる会議というのもわざとらしすぎる。

     そして、話を無理に消化しようとしている感があって、ゴルフコンペの練習のくだりは大幅に省略で、初心者のうさこ(小西真奈美)がほとんど練習している姿を映さないで、山崎の「やるだけのことはやった」って、何をほざいているんだ。川合先生(生瀬勝久)がうさこを嫌う理由には今回は一切言明することなく、ラストに態度が急変し、なぜか、仲良しに。

     展開を急いでいたので、今回で産婦人科のくだりは終わりなのかと思ったら、まだ次の回も産婦人科なんだと。次回で、その理由が明かされるようだけど、予告見ただけで何となく検討が付いてしまった。そんな他愛もない理由なら、そこまで引っ張る必要もないだろうし、理由があるならちょっとずつ小出しにするのが筋じゃないかなあ。立岡(ウエンツ瑛士)の立ち位置も曖昧なままだし。底の浅いドタバタに時間を割くあまりに、あまりに人間ドラマの部分がなおざりだ。

     それでも、小西さんはかわいい。机で寝ている姿は「満萌ぇ」でございます。小西さん萌えドラマ以外にはほとんど使い道のないドラマに思えてきた。あと、大塚愛さんの主題歌も嫌いじゃない。続けて見るかは、次回で決めようと思う。内容はどんどんとつまらなくなっているように思うけど、なぜか、視聴率は徐々に回復している。小西さんの癒されたい人が増えているのかな。

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    stage2. 1/18放送 視聴率10.6% 演出:今井夏木

    評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

     最後の最後まで糸結びで引っ張ったなあ。今回、うさこ(小西真奈美)は産婦人科に研修に行くことになったのだけど、そこで手術の助手の位置となる「前立ち」という役回りを任されることになる。その際に、帝王切開などで開いたお腹を閉腹するときに使うのが、糸結びなるものらしい。

     前回は、小ネタの応酬で、質より量で笑いを取りに行っていたけど、今回は既に前回とパターンが違って、ドジなうさこ先生が奮闘するちょっとした感動もののようになっている。こういったドタバタもので、感動路線に走ると大抵、底の浅さが露呈してしまうものだけど、案の定、このドラマも大して膨らむでもなく、そのまま終わったという印象。さすがに、糸結びというネタだけで最後まで引っ張るというのは、無理があった。

     笑いに関しても、やっていることはレベルの低いことなので、前回はそれを数撃ちゃ当たるの要領でやっていたのだけど、既にネタ切れなのか、数が絶対的に少なかった。レベルの低い笑いを緩いテンポで見せてしまうと、バカなことやってんなあ、という印象だけが残ってしまう。だから、前回くらいネタを量産させていかないと、粗がすぐ見える。ガチャピン先生(生瀬勝久)の好きなことについても引っ張った割りにはよく分からんオチだったし。

     前回の寺島さんもそうだったけど、今回の生瀬さんといい、演技というか普段のイメージに近い役柄になっていると思うので、ドラマとしては弱いな。繰り返し見ていくと、どんどんと粗が見えてくるタイプのドラマだと思うので、これからどう話を持たせるのかな。次回もまた産婦人科編。

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    stage1. 1/11放送 視聴率10.4% 演出:今井夏木

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     なるほど、「弁護士のくず」といい、今井夏木さんメインのドラマはこうなるのね。隙あらば小ネタを随所に入れ込みながら、笑いを取りつつ、最終的にはちょっとホロッとさせる。ダラダラとドタバタを続けるというよりは、ドタバタを細かく刻みながら、小ネタとして盛り込んでいくという手法はテンポがよくて、よかったと思う。

     今井さんの演出も、ゲーム画面を取り入れたり、テロップで遊んでみたり、ワイプ抜きでアフレコをしてみたりと、さながらバラエティのようなノリだったけど、ダラダラとバカらしいシーンをやられるよりは工夫がしてあってよかった。劇伴音楽の重ね方や編集にしても、細かいところまで気にしているし、この手のドタバタものとしては心得た作りをしていたのではないだろうか。

     それに、各回で研修として回される科ごとに話を区切って、それをゲームのstageに例える脚本の構成もなかなか工夫してある。同じ科での出来事を1クールやられると、さすがに間延びもしてくるけど、各回で違う科の出来事を描くとなれば、それなりに変化も付けやすいし、1話完結的な色合いもあって、狙いとしては悪くないと思う。ただ、1話かそこらで、その科の出来事のエッセンスを詰め込まないといけないので、これからは駆け足になりすぎないようにはしてもらいたいところ。

     最後になったけど、小西真奈美さんはがんばっていたと思う。子どもを背負って長距離を走らされ、タライ脳天直撃、水鉄砲集中放射など、体を張った演技にも挑戦し、天然ボケ、頼まれたら断れない性格、最後の告白シーンと、表情や声色を細かく変化させながら演技してくれていた。

     ただ、初回にして10.4%と大ブレーキ。まあ、つまらないことはないので、これから盛り返してくれたらいいのだけど、とりあえずは1桁落ちは濃厚だな。小西さん、熱演されているのにかわいそうなことで。

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    放送前の感想
     女性研修医が綴った人気ブログを書籍化したものを原作とした医療コメディ。病院を舞台にしたコメディも、人気ブログをドラマ化というのも、今更感があり、あまり新鮮味のあるドラマではない。しかし、病院コメディ、ブログドラマ化という2つから想起される観月ありささんをキャスティングするのではなく、小西真奈美さんをキャスティングしてくれたことがせめてもの救い。観月さん主演だったら、間違いなく見るのをやめていたと思う。小西さんは満を持しての連続ドラマ初主演。公式ホームページの小西さん、カワイイわー。容姿が似ているので、ガチャピン先生(川合真介)、ムック先生(向井隆史)と呼ばれているキャラが出ることから、本物のガチャピン(5歳)がフジテレビから出張営業をしてくれるんだそうだ。ウエンツさんは「ポンキッキ」に出演していることから、ガチャピンのバーターという意味合いも少なからずあったのかな?それでも、生瀬さん=ガチャピン、パパイヤさん=ムックって、そう言われればそうだなあ。演出の今井夏木さん、脚本の荒井修子さん弁護士のくず」のコンビ。ガチャピンも出るというし、あの内輪ネタ感覚は健在なのかな。

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