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めだか

DVD発売情報


DVD-BOX

発売中

仕様
21,945円
4枚組
本編500分+特典映像70分
特典
  • 制作発表映像
  • メイキング
  • キャスト&スタッフ・インタビュー
  • めだかの食べ歩きMAP
  • その他、約70分の映像を
      各巻に分けて収録予定

  • 出演
    目黒たか子ミムラ
    椎名亮介 原田泰造 桜木拓 瑛太
    矢部弘紀 山本太郎 川原由布子 須藤理彩
    刈谷六郎 泉谷しげる 種田直文 小日向文世
    国見祥子 浅野ゆう子

    スタッフ
    演出
     木下高男、植田泰史、都築淳一
     脚本
     相沢友子
    主題歌
     スピッツ「正夢」
    製作
     フジテレビ
     公式ホームページ
     http://www.fujitv.co.jp/medaka/
    視聴率
    10/5第1回12.9%
    10/12第2回10.0%
    10/19第3回10.6%
    10/26第4回7.3%
    11/2第5回9.7%
    11/9第6回10.8%
    11/16第7回8.8%
    11/23第8回8.0%
    11/30第9回8.8%
    12/7第10回9.0%
    12/14第11回8.5%
    平均視聴率9.491%
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    ドラマレビュー
    最終平均評価点 5.5/10

    評価点評価点
    放送前の感想-放送後の感想-
    第1回6第7回4
    第2回4第8回7
    第3回2第9回5
    第4回6第10回3
    第5回8第11回8
    第6回7  

    放送後の感想
     最初はタイトルやキャストを見て、様子見でダメだったら止めようと思っていたドラマでしたが、割合、面白かったです。回によって、好き嫌いの差はかなりありましたが、最終回はとてもよかったので、ドラマ自体の印象がとてもいいです。やっぱり、最後の印象って、ホント大事ですね。脚本はストレートだったけど、そのストレートを最後まで貫き通してくれたことは結局、回りまわっていい結果に結びついていたし、演出も的を得た安定したものだった。そして、ミムラも思っていたより、随分うまくやっていた。顔を思いっきり使った演技がよかったです。助演で言えば、これも意外に原田泰造が渋い味を出していたし、普通な作品の中にも発見が多かったドラマではないかと思います。悪いドラマではなかっただけに、視聴率が伸びなかったのは残念

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    第11回(最終回) 12/14放送 視聴率8.5% 演出:木下高男

    評価★★★★★★★★☆☆ 8

     いやいや、この最終回は素直によかった。このストレートさが逆によかったよね。全てがハッピーエンドになることは分かっていたからこそ、逆に安心できて、満足だった。全ての答えに何のヒネリもせず、全て直球勝負で挑んでいて、この最終回は久々に全て期待したとおりに締めてくれた回だったかな。

     確かに文句を付けたいところはいっぱいありますよ。めだかちゃんが会社へ直談判して、小山田が面接を受けられるほど、企業は甘いところじゃない。桜木が大学へ受かるのはいい、だけど、そこまでの過程が嘘くさすぎる。あまりにもサクサクとハッピーエンドがつながりすぎてありがたみがない。前半の展開はツッコミぱなしでした。

     しかし、後半の卒業式の後のくだりがとてもよかった。黒木メイサ扮する吉住も再登場したし、好きとまでは言わなかったにせよ、めだかちゃんも椎名に思いを伝えることが出来たし。演出も王道でしっかりと的を得たもので、安定感があった。誰もがこう終わってほしいと思い描いていたものをそのまま映像化してくれていたと思う。このドラマはここまでとても真っ直ぐな展開をしてきたから、最終回も真っ直ぐであるべきなのです。全てをハッピーエンドで結び、あくまで真っ直ぐに王道のヒューマンドラマのまま終わってくれた。終わりよければ全てよし、と思えて、前半のナメた展開も全て許してやろうと思えましたね。

     ストレートだからこそ生まれる安定感、潔さ、後味のすがすがしさ、そして、爽やかな感動がこの最終回にはあった。普通であるということはこのようにいい方向に転化することもある。普通であることの素晴らしさをこのドラマは教えてくれたと思う。

     ちなみに、恐らく前半の展開は明らかに1回分にまとめられるくらいの展開分はありました。フジテレビのほうは視聴率を見て、それなりに取っていたら全部で12回にしようと思っていたのでしょう。しかし、この「めだか」は残念にも視聴率は伸びなかった。だから、2回分の脚本を1回分に縮め、「めだか」の枠が開いた分だけ、「マザー&ラヴァー」が2時間SPをやるということになったのでしょう。とにもかくにも、この最終回は最高でした。

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    第10回 12/7放送 視聴率9.0% 演出:都築淳一

    評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

     学園ものだと避けられないのが、こういう受験もの。私は受験ものでやる気論的なことを抜かしているドラマは一切、信用できないので、このエピソードは全く評価できない。

     受験というのは、やる気があれば何とかなるというものじゃないのよ。やはり、受験というのは人生の大事な転機なわけだから、自分の器というものを考える必要はあると思う。まだ、1年以上期間があるなら、夢を見てもいいのかもしれない。しかし、このドラマの設定は12月。センター試験は1月であと1ヶ月だよ。それで、ちょこっと補習をやっただけで、点数を取れるようになるというのは、ドラマだと分かっていても、腹立たしい。それは、ちょっと塾に行けばセンターいい点数取れるよというのと同じこと。

     学校側も描き方がおかしいと思う。確かに進学率というのは大事だし、安全策をとるのもあるのかもしれない。しかし、もう少しがんばれば行ける生徒もいるわけで、わざわざ上の学校に行ける芽を摘むこともない。そりゃ、一人くらいは落ちる人もいるわけで、そんな人にいちいち学校が引っ掛かるというのも変な話。

     まあ、ドラマだから、ここをネチネチ、ツッコむのはいけないのかもしれない。でも、いっつもドラマはこの手のやる気論で片付けようとする。先生たちだって、センター受けたはずだし、何で自分の経験でアドバイスしないのかな?特にめだかちゃんなんかそう。桜木にあそこまで夢を諦めるな、という根拠が極めて概念的で軽薄。所詮は他人ということか。とりあえず、受験のやる気論ドラマは大嫌いです。

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    第9回 11/30放送 視聴率8.8% 演出:木下高男

    評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

     今日はちょっとイマイチ。脚本の構成や展開が平凡かつ平坦だったから、全体的に白々しさが目立った。今日は川原と小山田をくっつけようとクラスのみんなが猿芝居を打つというよくあるものだが、今の時代にやる内容じゃないと思う。ただ、最後に小山田が遂に川原に結婚を申し込むと、あっさり「はい」と快諾した展開は意外性があってよかった。その後の、川原とその息子のやり取りもよかった。終わりよければ云々でそれほど減点はしないでおいた。

     そして、今回持ち上がって、来週、本論に入るのが、椎名が三葉学園を辞めて、元いた高校に戻るというエピソード。めだかちゃんと椎名の恋の行方も気になるところで、その恋が椎名の心を動かすかというのが来週のポイント。

     このドラマの雰囲気は決して嫌いじゃないけど、視聴率取れてないなあ。それは脚本の出来ではなく、その構成にあるのではないかと思うのだな。このドラマの脚本は一話完結ものではない。誰か一人に焦点を当てるというわけではなく、何組かにスポットを当てて、そのうち一組を中心に描いていく。さらに、その重点的に描く部分はドラマの以前の段階で既に伏線を微妙に張っておいて、後々、重点的に描くようになっている。

     私はこの脚本の構成に慣れるのに、結構、時間がかかった。一話完結ものと続きものの折衷みたいな作りになっているので、途中から入ってこづらいという面があるのだろう。確かに登場人物は比較的多めだが、スポットを当てるのは誰か一人でその人のエピソードを一話完結形式でやっていったほうがとっつきやすいと思うのだ。

     ミムラもこの役には適していると思うし、原田泰造も悪くない。他の役者陣もいい演技をしている。でも、ミムラは主役じゃ、まだ頼りなかったかなあ。原田泰造も数字を取れる人じゃないし。

     とにもかくにも、悪い内容じゃないだけに、数字が取れなくて残念だ。途中からその1回のみを見ると微妙かもしれないが、全体通してみると意外と面白いや、というドラマなのだと思う。

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    第8回 11/23放送 視聴率8.0% 演出:植田泰史

    評価★★★★★★★☆☆☆ 7

     このドラマは話としては王道でそれほど面白みはないのだが、何だか見てしまう。ヒネらず、的を得た演出をしているからなのであろうか。

     今日は黒木メイサ扮する吉住の家庭問題と原田泰造扮する椎名の過去の苦い体験に焦点を当てる回。吉住のほうはイマイチだったが、椎名の秘密は見ていてなかなか考えさせられるものがあった。

     椎名は過去は熱血教師に憧れる快活な教師だった。しかし、ある事件をきっかけに生徒に積極的に向き合うことを止めてしまう。担任だったクラスで登校拒否の生徒がいて、その生徒のところに足しげく通い、登校拒否を克服させることに成功した。そして、進級し、クラスが変わり、その生徒の担任から椎名は代わることになった。そんなある日、その生徒から相談があると持ちかけられる。新しい生徒のことで頭がイッパイだった椎名はその生徒の相談を断ってしまう。その生徒はその夜、マンションの屋上から飛び降り自殺をしてしまったのだ…。

     これはいくら自分に事情があったとしても、椎名のように悩むと思う。自分があの時、相談に乗ってやれば…。教師という者は担任が終わったら、卒業してしまったら、その生徒とは他人でいいのか?生徒と教師の難しい位置関係というものがしっかりと伝わってきた。そして、原田泰造がなかなかうまい演技を見せてくれていたから、説得力が出た。

     まあ、椎名がいきなり態度が硬化したり、すぐに吹っ切れてしまうというようなところは若干、嘘くささが出ていた。フラッシュバックもちょっと演出としてはあざとかった。だけども、椎名のエピソードの終わり方もすがすがしかったし、このエピソードはよくできていたと思う。

     吉住のエピソードはちょっと微妙だったか。黒木メイサの目つきが鋭すぎるから、何か借金苦という設定にリアリティが出ないし、感情が伝わってこない。彼女は嘘つきという設定は説得力があると思うが、それが終わってしまうと何だか役に合っていないと思う。そして、結局、吉住は借金苦で家族揃って、夜逃げをしてしまって、学校を辞めることになってしまった。でも、こういう定時制学校だから、甘いことばかりではないから、こういう"酸い"展開も必要なんだと思う。結末を思い切って、決してストレートなハッピーエンドとはしなかったということを評したい。

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    第7回 11/16放送 視聴率8.8% 演出:都築淳一

    評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

     何だか今日の話は"いかにも"というかなりヒネリのないもの。この程度の話じゃ、とても1話持たないから、同じような話を2つ同時進行させることで、何とか場を持たせているかな、というギリギリという感の回。

     今日は結婚に関するお話。一つは泉谷さん扮する刈谷さんの娘の結婚。刈谷さんは娘の結婚は祝福してはいるものの、なかなか娘のダンナさんの両親に会おうとしない。その理由は、ダンナさんが大会社の社員さんでそんな人の前に自分のような冴えない男が現れると結婚が破談になるのでは、と思ったとのこと。そして、オマケ程度に入ってきた話は須藤さん扮する川原と山崎樹範扮する小山田の関係。川原の再婚の話が持ち上がり、落ち込む小山田。しかし、小山田との関係を大事にしたいと考えた川原は再婚の話は断ってしまう。

     今日の話のオチは始まった瞬間に読めました。ちょっとあまりにもヒネリのない展開なので、退屈だった。オチはこのドラマは平凡でいいと思う。だけど、その間の展開はもうちょっと考えてほしかった。平凡な展開の同じような話を2つだけくっつけてもそんな変わらないよ。

     それはそれとして、今回の話は、もう学校の先生が入り込むべき内容を逸脱しているでしょう。さすがに、娘さんの結婚のことまで頭を突っ込むべきではないでしょうし、そんな義理もないでしょう。こんなことのために、わざわざクラス全員が自然と揃うという展開も説得力がなさすぎるね。これまでの展開はここまで彼らの絆を説明しきれていない。

     今日は泉谷さんに説得力を当てる回なのだから、もうちょっと演技の見せ所のある話を作ってほしかった。このヒネリの話じゃ、もったいなさすぎですよ。小日向さんの回はとてもよかったので、今回は残念。あと、娘役はなんで、酒井若菜だったんだろ?泉谷さんと似てなさ過ぎでしょ。酒井若菜らしい演技の見せどころもこれといってなかったし。

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    第6回 11/9放送 視聴率10.8% 演出:木下高男

    評価★★★★★★★☆☆☆ 7

     このドラマ、前半は締りがありませんでしたが、後半に行くにしたがって、調子出てきましたね。相沢さんはスロースターターのようです。

     今日はまたまた平岡くん扮する高杉くんが事件の発端となる回。高杉くんでしたが、昔の学校の同窓に街で偶然、遭遇。その同窓というのが、筋金入りの悪ガキで高杉くんに暴力を振るい、盗みを強要したという。そこで、高杉くんはめだかちゃんに助けを求めてきたわけなんです。高杉くん、前だったら、一人で抱え込んでいただろうから、いい変化です。

     ここからが問題。その悪ガキの親父が何と教育省の役人だったんですなあ。そこで、圧力でめだかちゃんの解雇を要求してくる。ここまではいつもの学園ドラマと同じそれほど面白みのない展開でしたが、ここからが意外と盛り上がったのです。

     まず、ミムラの演技がうまかった。絶対、演技うまくなりましたって、この人。酔っ払いのときの演技や何かドギマギしたコミカルさもうまかったし、シリアス部分もうまく表現していたと思う。私は教師にやる気を出していく過程が説得力がないかな、と思っていたのですが、意外と説得力があった。今までは何ごとにもやる気が出せなかっためだかちゃんが教師にやりがいを抱いていく過程、うまかった。

     そして、前半に登場していた林隆三さん扮する森村先生(めだかの小学校のときの担任)が再登場。森村先生のちょくちょく挟む助言が結構、イカしていた。まあ、森村先生がガンであることくらい、第1回の時点で分かっていましたが、森村先生の存在が意外と大きくてビックリしました。小学校のとき、めだかがステージに上がれず逃げたことを踏まえて、今度は逃げずにステージに上がれた、間違ったことはしていないんだから、結果はどうであれ胸を張っていろ。いい言葉じゃないの。今回、お亡くなりなってしまいましたが、脇役ながら大きな存在だったのではないでしょうか。

     そんなめだかちゃんの変貌に先生たちも変わり始めました。今日はとうとう浅野ゆう子さん扮する国見先生まで。仕事に私情を挟まなかった国見先生が変わり始めた瞬間は爽快でしたね。職員室もパーッと明るくなりました。原田泰造もなかなかうまくやっているじゃないですか。最近、ホリケンも役者づいているし、ネプチューンで役者の仕事がないのはナグランチュだけじゃないの。

     このドラマ、意外とよくなってきました。今日でもう6回目か。後半への折り返し、これからもこのペースで走っていってほしいな。

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    第5回 11/2放送 視聴率9.7% 演出:植田泰史

    評価★★★★★★★★☆☆ 8

     今回は小日向さんの回ですね。第2回から待って待って、ようやく話の続きとなりましたね。小日向さん扮する種田さんは息子と同じ高校に通っている。息子は全日制で、種田さんは定時制。息子は父親が同じ高校に通っていることがどうしても恥ずかしく、不服なようで…。

     今回は最高にいい出来!もう小日向さんがまさにハマリ役。小日向さん、中年の哀愁を表現させたら、この人の右に出る人いないんじゃないかなあ。うまい役者さんです。中卒で今の保険会社に就職して、家族のために働いてきたわけだ。しかし、中卒という学歴の壁は厚く、保険会社でも居場所がない。だから、高卒の資格だけでも取ろうと、定時制に通っているわけです。実に応援したくなる設定です。

     そして、種田さんと息子さんですが、中学校のときのある出来事から仲は険悪らしい。その出来事とは息子さんが暴力沙汰を起こして問題となったようですが、種田さんが息子をかばうどころか、ただただ謝るだけだったことがとても息子さんからしたら、腹の立つことだったらしい。しかし、種田さんは父親として、息子が高校受験を控える時期、全てを穏便に済ませたかったという真意があったのだった…。このエピソードもよく考えたな、と思います。息子の立場も、種田さんの立場も納得できる話ですからね。

     種田さんは自分に引き目を感じているから、息子が自分を何と言おうと一切文句を言わず、謝り続ける。そして、そんな謝り続ける父親に苛立ちを覚える息子。だから、息子は父親を恥ずかしがり、定時制に通っていることをひたすら隠し続けたいと思っているし、全日制の人たちにそのことがバレたら、種田さんが学校を辞める約束をしていた。そして、そのことがバレてしまった今、息子は種田さんに学校を辞めることを迫るわけだ。

     しかし、種田さんは唯一、楽しみにしていた学園祭を達成できないまま、学校を去らねばなからいことをひどく後悔していた。そこで、出てくるのが、泉谷さんよ。泉谷さんと小日向さんの2人のシーン、すばらしかった。この渋い2人の2ショットは画になるわ〜。そして、泉谷さん扮する刈谷さんが声かけて、クラスが一致団結して、種田さんを送ろうとがんばり始めるわけだね。

     クラスがいいところになったところで、息子が学園祭で種田さんがマジックをやることを知ってしまうんですね。そして、恥ずかしいこと、するな、と父親に迫るわけだ。そのときに、クラスの人々のことをならず者呼ばわりしたことに対して、種田さんが息子を一蹴するんですね。あの種田さんの啖呵は必然性があるし、カッコよかった。そこで、宣言するわけです。「私はマジックもするし、学校も辞めない」と。父親から叱られたことのなかった息子はこれで父親へ少し気持ちが素直になったようです。もう高校生なんだから、親父の立場くらい、分かっていたと思う。だけども、自分がどれだけ失礼なことを言っても、謝るばかりで言い返さない父親が嫌だったんでしょう。彼は父親に叱ってほしかったのだと思う。

     そして、サイドストーリーとして進行中だったのが、山本太郎ちゃん扮する矢部の再就職の話。種田さんの一件を傍観者として眺めることで、教育の場に「人がいる、気持ちがある」ということの素晴らしさに気付かされ、待遇のよかった塾の再就職を蹴って、高校に残る決意をしたそう。怒って食って掛かろうとしていた矢部。太郎ちゃん、迫真の演技でしたね。矢部は憎まれ役の印象が強かったから、キャラの変化があってよかった。ヒゲを剃り落として、決意を表した演出も心憎いですね。ヒゲは高校教師というものをあくまでも仕事と割り切ろうとしていた冷たい気持ちを表象したものだったんですね。なるほど、そこまで考えていたのか。

     今日の回は小日向さんにしろ、太郎ちゃんにしろ、出てきた話はとりあえず完結という形が取れていたので、安心。今回みたいな脚本を書いてほしいものです。

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    第4回 10/26放送 視聴率7.3% 演出:木下高男

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     何だか、今日は「ラストクリスマス」っぽい、甘ったるい色恋沙汰中心のお話だったね。まあ、その方が話としては、帰着点が明確でしっかりとまとまらせることができていたと感じるね。

     今日は平岡くん扮する高杉くんにスポットを当てる回。高杉くんは優等生だったが、そのプレッシャーで登校拒否になってしまい、しゃべれなくなってしまった。その高杉くんがしゃべれるようになれればと、めだかちゃんはがんばるのだが、高杉くんの母親の要請でそのままほっておいてほしいと言われる。再び心を閉ざしてしまった高杉くんだが、彼には密かに心寄せる相手がいた。高杉くんがしゃべれるように、クラスが一丸となって、高杉くんとその高杉くんが思いを寄せる人の恋の仲立ちをしようとする。

     このドラマは誰か1人にスポットを当てて、この1人の話のラストにつながる伏線として、他の人の小話も挿入していく。しかし、その小話が本格的に広がるのは数話後のことなのだけどね。

     だから、今回は高杉くんが恋を成就させることでしゃべれるようになるという話の伏線として、須藤理彩扮する川原と山崎樹範扮する小山田、めだかちゃんと瑛太扮する桜木の色恋沙汰を挿入しています。

     話自体は、真新しくないんだけど、結末の帰着点が分かりやすいからいい。最後に高杉くんが声を出して、彼女に告白できるか否か、という二者択一。しゃべれるようになるとは分かっていても、彼女を前にした高杉くんを見ると、ドキドキしてしまうのね。そういう意味ではうまくまとまっていた回でしたね。

     でも、小日向さんの話は今日も進展せず。伏線はるのはいいけど、その答えが遅いのがこのドラマの難点だね。時間軸を考えないで、内容だけでちょっと小ネタ挿入するからだね。入れたなら、すぐにフォローして欲しい。小日向さんのは、2回目から、伏線をいれておいて、ようやくそれが活かされそうなのは次の回。

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    第3回 10/19放送 視聴率10.6% 演出:植田泰史

    評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2

     いや〜、実に薄っぺらい話だあ。演出が「ワンダフルライフ」なので、納得というところかな。そして、こんなオリジナリティーのない脚本を書いている相沢さんという人はどういう人なのか、調べてみたら…。何とこの方、歌手をやっていらしゃったのですなあ。おキレイな方だ、と思っていたので納得です。この方の脚本の代表作は「いつもふたりで」「エ・アロール」などということらしいです。まあ、同じような出来の作品群です。

     今日の話は山崎樹範扮する小山田に降って沸いたカツアゲ疑惑に関するもの。全日制の優等生が突然、小山田には身に覚えのないカツアゲ容疑をふっかけてくる。かたや優等生、かたや素行の悪い定時制生徒。その肩書きだけで、濡れ衣を着せられ、小山田は自宅謹慎処分に。優等生がカツアゲをやられたという時間、このまま小山田のアリバイが証明できなければ、小山田は退学が濃厚に…。

     今回は脚本の出来が最悪です。ストーリー自体が平凡だというのはもちろんのこと、感情の推移や細かい感情の描写が実に煩雑であったからです。素行が悪いからといって、そいつを悪い奴だと決め付けるな、というスタイルの話って、こういうチャラチャラした感じのキャラクターが出てくるドラマは必ずといって、入ってくる内容です。こういうオーソドックスな題材を扱うときほど、気を付けなければならないのです。奇抜なストーリーなら、多少の細部の問題は見逃そうという気にもなりますが、平凡なストーリーは先が読めているわけですから、言葉の端々にどうしても目が行ってしまうものです。だからこそ、平凡な作品を平凡な作品として、仕上げるためには必要以上の努力が必要なのです。平凡な作品を気軽な気持ちで書くと、かなりの駄作となってしまうということなのです。

     そもそもカツアゲ疑惑ということも、リアリティーがない。たまたま訳の分からないまま、乗り込んできた人に突然、この人がやりました、と言われても、何の証拠もないんですから、全日制の生徒をなぜ、何も疑わないのかが不思議でなりません。全日制の先生は何の自信があって、そこまで小山田が犯人だと言い切れるのですか?何か、たまたま居合わせたとか、言い逃れができないような証拠を提示されて、それを打ち崩していくような筋書きにしないと、せっかくの疑惑もありがたみのかけらもありません。それに、それぞれの生徒がなぜ、小山田を助けようと思うにいたったのか、というところにあまりに説得力がない。子供が風邪をひいたというのに仕事に穴を空けるのを渋った須藤理彩扮する川原が小山田のためなら、なぜ、仕事に穴を空けてもいいという気持ちになったのであろうか?そして、原田泰造扮する椎名がめだかたちの肩を持とうという気持ちに至った過程も実に稚拙。

     それに、カツアゲをやったのが小山田ではないということが分かったけど、結局、犯人が誰だったかというのは推測で終わっちゃうの?どうやら、カツアゲはその優等生の自作自演ということらしいが、この話題は「スウィングガールズ」にも出ていた平岡くんの出番と一緒に来週送りですか。せめて、犯人は誰だったのか、ということをハッキリとさせて、謝罪させるシーンくらい入れてほしいものです。今回はその優等生に関する心理描写がかなり中途半端だと感じたが、次回に持ち越すためだったの?こういう話の節々を回毎にこま切れにするのやめていただけますか?その人に的を絞ったら、その人の話はちゃんとその回に終わらせてください。

     次回は平岡くんと同時に小日向さんの話も進んでいくようです。自分の息子と通う高校が同じなんだそうだ。恐らく離婚したとかいうくだりなのでしょう。今更、改めて言われなくとも、前回の時点で息子であるということくらい、バレバレだったでしょう。意外性を出したつもりなんですかね?

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    第2回 10/12放送 視聴率10.0% 演出:木下高男

    評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

     このドラマはこの手のドラマお決まりのスタイルで1話に一人ずつスポットを当てる人物がいて、その人物とめだかちゃんの交流を描いていく方向のものらしい。今回のスポット人物は瑛太扮する桜木。

     仕事上のミスを挽回しようと中間テストそっちのけで仕事に励む桜木。しかし、追試を受けねば、留年は確定的となってしまう。そこで、めだかちゃんは桜木に追試を受けさせるため、追試までに桜木の仕事を終わらせようと手伝うのだった…。

     めだかちゃんは基本的にやる気のない人じゃなかったけか?今日はやる気ものすごかったよ。これでは熱血教師も顔負けですよ。第2回目にして、ものすごい豹変ぶり。やっぱり、結局は、いつもの平凡な主人公像に落ち着くんじゃないですか。原田泰造扮する椎名も既に変わり始めていますし。脚本は少し急ぎすぎのような気がしてなりませんが。

     それと、めだかちゃんが熱血に変わっていく理由がイマイチ説得力に欠けるかな。胸にモヤモヤがあるから。これまで何も目的が持てなかった人というのは、胸にモヤモヤがあっても何も出来なかった人なんじゃないのかな。それが胸のモヤモヤを取り払うために、あれほど熱心に行動に移すわけですから、もう少し説得力が欲しかったものです。だから、このくらいの大きい行動はもう少し回を重ねて、生徒それぞれの人生の重みを分かってき始めてから、という必要があると思うのです。

     また、生徒のキャストはやっぱり、濃すぎると思うな。1話で1人スポットを当てるといっても、待機中の人たちは見た感じ、今までの学園ものと同じくらいの扱いですよね。まだ無名の子達が固まっているならまだしも、有名な人たちが集まっているんだから、もったいないと思う。それぞれに味を持っているのに、野放しという感じが否めないね。

     次回予告から判断すると、めだかちゃんはゴミ袋をあさって生徒のために、何かを探しているようです。こんな風景、この手のドラマだとしょっちゅう見ますよ。どんどん普通のドラマに堕ちていきそうな気配のドラマです。

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    第1回 10/5放送 視聴率12.9% 演出:木下高男

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     まあまあ、当たり障りのない感じのドラマね。まあ、暇つぶしに見るぐらいならちょうどいいくらいの作品だろうけど、すぐに忘れてしまって、「そういえば、こんなのやっていた気がするなあ」という程度の作品になりそうな気がしますね。

     主人公はミムラ扮する目黒たか子。名前を略して、あだ名として「めだか」と呼ばれていたそうです。だから、タイトルも「めだか」。何をやっても中途半端なめだかちゃんは、会社もリストラされ、学生時代になんとなく取っていた教師免許で、どうにか定時制高校の国語の教師となる。その学校の定時制の先生たちはどの人も誰一人として、やる気のある人はいない。そんなとき、彼女の受け持つことになった生徒の一人で、嘘つきの常習犯で有名な吉住明日香がめだかにいつもの嘘を仕掛けようとしていた…。

     定時制高校、やる気のない教師とやる気のない生徒、そして、やたらと個性的な面々の揃った生徒たち…。う〜ん、どこかで見たようなドラマの端々の設定を寄せ集めたような印象を受けますね。ドラマ製作サイドとしては、先生にも教師にもやる気のない新しいドラマだよ〜、と自信を持って、主張していますが、学園ものとしてはそうかもしれないけど、ドラマとしたらデジャヴュ的な描写がちょろちょろと出てきて、そんなに真新しい印象は受けなかったなあ。

     でもまあ、ミムラさん、意外とこの人はいいセンスがあるのかもしれない。「ビギナー」でデビューしたときは、「これはフジテレビにうまく引っ掛けれてかわいそうに…。何年か後に"あの人は今"とかで、ああ、こんな人いたなあ、なんていう人になるんだろうなあ」と思っていたものです。ところが、「ビギナー」から全てオーディションで受かったフジテレビのドラマとはいえ、4クール連続のドラマ登板、そして、映画主演も決定と、ホント意外な活躍を見せてくれてびっくりしています。

     今回のドラマも、これが素なのかもしれないんだけれども、普段のめだかちゃんの、のさ〜とした感じ、結構、よく出ているなあ、と感じました。立ち振る舞いから何まで、何か出す雰囲気が緩慢なんですよね。だからこそ、最後のめだかちゃんが啖呵を切るシーンの鋭さが際立っていたのよ。斜に構え気味だった私でも「おぉっ…」と思ってしまいました。これも演出家の演出プランのうちなんでしょう。

     先生方は「生徒たちの家庭環境には立ち入らないように」とめだかちゃんに釘をさしているようですが、この様子なら、この忠告は無視して、どんどん立ち入っていく様子ですね。めだか自身にも過去に悩みがあっただけに、生徒にも先生方にも何か抱えているものがあるっちゅうことでしょうね。まあ、見た感じ、大した悩みではなさそうなのですが。それはそうと、脚本家の相沢友子さん、めちゃめちゃキレイな人じゃないですか。主演のミムラよりは格段にキレイでしたね。脚本家にはもったいないなあ、まあ、余談ですが。

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    放送前の感想
     「ビギナー」以来となるミムラ主演ドラマ。「ビギナー」で消えるかと思いきや、フジテレビでうまく使ってもらって、遂には映画「着信アリ」の続編「着信アリ2」の主役までゲットと、思ったよりビッグにミムラさんがなったことにビックリしております。そんな彼女が主演するこのドラマはひょんなことから定時制高校の教師となった元OLを描くのだそうです。ひょんなことって、どうひょんとなれば、教師になれるか知りませんが、感じとしては「ビギナー」+「HR」といったところ?演出も「ワンダフルライフ」の人たちなので、そんな感じの作品になりそうです。これは様子見て、つまらなかったら、即やめます

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