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パパとムスメの7日間

DVD発売情報


DVD-BOX

2007.11/21発売

仕様
本編全4枚
15,960円
特典映像付き

出演
川原恭一郎舘 ひろし
川原小梅新垣結衣
大杉健太 加藤成亮 西野和香子 佐田真由美
中山律子 森田彩華 桜木真一 高田延彦
国枝ひそか 佐々木すみ江 渡辺武志 江守 徹
中嶋耕介 八嶋智人 川原理恵子 麻生祐未

スタッフ
プロデューサー
 那須田淳、津留正明
演出
 高成麻畝子、吉田健、那須田淳
脚本
 荒井修子、渡辺千穂
原作
 五十嵐貴久
音楽
 山下康介
主題歌
 YUKI「星屑サンセット」
放送局
 TBS
 公式ホームページ
 http://www.tbs.co.jp/papa-musume7/
視聴率
7/1第一回14.0%
7/8第二回12.8%
7/15第三回13.1%
7/22第四回14.1%
8/5第五回16.7%
8/12第六回11.9%
8/19最終回14.5%
平均視聴率13.871%
※7/29は参院選
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ドラマレビュー
最終平均評価点 5.3/10

評価点評価点
放送前の感想-放送後の感想-
第一回5最終回4
第二回7  
第三回6  
第四回4  
第五回7  
第六回4  

放送後の感想
 参院選、世界陸上の影響で全7話、最終回の裏には「24時間テレビ」の後枠ということで視聴率35.3%を記録した「行列のできる法律相談所」があったりと、いろいろとかわいそうな編成になったドラマであった。それでも、全7話であるから、ある程度、ドラマの間延びを回避できたことも確か。その反面で、回によって仕上がりに差があったのは否めず、7話という回数の少なさが平均評価点を押し下げる結果になったことも確か。全7話という短さは一長一短だったかと思う。

 平均評価点自体は、5.3点と低めになってしまったが、個人的にこのドラマは嫌いじゃなかった。その要因は、主演の2人が役柄にハマったことであると思う。ダンディな舘さんがギャル語なんて、わざとらしく映るのではないか、と危惧もしていたが、さすが、そこはベテラン、しっかりと役作りをこなしてきた新垣さんのオヤジっぷりもなかなかのものだった。そして、脚本のギャルっぽい言葉、オヤジっぽい言葉の選び方もまた巧みで、その言葉と役者のミスマッチさが最初は違和感の笑いを生み、しばらくしたらそのミスマッチさが役柄にハマってくる妙を見せた。

 しかし、そうした役者の演技、キャラクター性の面白みをストーリーにしっかりと活かせていたと思うのは、第二回と第五回くらい。この2回はホームコメディとしてうまく見せることができていたと思う。しかし、第四回、第六回、最終回あたりは、仰々しすぎる演出、ムダの多い脚本と、粗が目立った。この回によっての出来不出来の差は短期勝負のこのドラマにとって厳しかった。短期勝負なのだから、もう少し脚本を煮詰めてみてもよかったように思う。

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最終回 8/19放送 視聴率14.5% 演出:高成麻畝子

評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

 う〜ん、どうして、もっと最終回を慎重に作ってくれないのかなあ。せっかく、キャスティングやキャラクターという点では抜群にうまさを見せていたというのに、それを最後の最後で掬い取れなかったといった思いが残る。

 入れ替わるくだりをもう少し引っ張るのかと思っていたが、その入れ替わりのくだりはかなり冒頭のうちに解決。この最終回は、元に戻ってからの恭一郎(舘ひろし)と小梅(新垣結衣)の変化を中心に描いていた。

 前クールの「冗談じゃない!」のときもそうだったけど、核となる話が最終回の冒頭でそそくさと終わってしまって、その後にとってつけたような見せ場が続くという構成になってしまっているのはなぜなのだろう?やはり、入れ替わりが戻るかどうか、という点はこのドラマの核なのだから、もう少し慎重に話を引っ張ってもよかったと思う。

 それでもまあ、それぞれの立場を体験することで、親子の関係が変わり、そして、それぞれが感化されていくという展開は必須となるだろう。だから、恭一郎の会社でのエピソードは入れ込む必要はあっただろうし、小梅の健太(加藤成亮)とのエピソードも入れ込む必要はあった。ただ、それが唐突すぎたという印象が残るわけだ。まあ、恭一郎の会社でのシーンはいいにしても、小梅と健太のくだりはちょっと細かく削りすぎたと思う。さっき試合が始まったかと思って、小梅が到着したら、あっさりと試合は終了。その後の律子(森田彩華)のエピソードを意外と長く引っ張るくらいなら、もう少しサッカーの試合のくだりは引っ張って、見せ場として構成してもよかったと思う。病院を抜け出すくだりの、お母さん(麻生祐未)・ベッドから登場というオチも、ヒドかった。

 今回は、見せるべきと個人的に感じたシーンはやけに短くまとめてある割りに、そこまで引っ張ることもないのにと思うシーンが意外と長く尺を取ってあったりと、全体的にイビツさが否めなかった。入れ替わりをもっと慎重に扱いながら、余計なエピソードを削り、恭一郎、小梅のそれぞれのエピソードを見せ場を意識しながら見せていく。見せるべきところと、そうでないところをもっと慎重に見極めてほしかった。

 キャスティングは成功だったと思う。内容的に優れた回があったのも確かだと思う。それならば、最終回をしっかりと締めてほしかった。最終回がもたついてしまうと、せっかくいいところがあったとしても、霞んでしまうからなあ…。

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第六回 8/12放送 視聴率11.9% 演出:吉田健

評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

 今日は、脚本も演出も粗さが目立ったなあ。どうもこのドラマにおける吉田さん演出の回は、あまり肌に合わなかったなあ。

 今回は、入れ替わりの原因が、初回に電車の中で食べた桃であることが判明し…というお話。伝説の桃というかなりの飛び道具が出てきたことはことはまあ、大目に見るとしても、その他の話の引っ張り方に問題が多かったと思う。

 やはり、どうしても気になるのが、西野(佐田真由美)のエピソード。個人的には、この人のお話はなきゃなくてももったと思うし、どうしても絡めたいのであれば、別のエピソードとしての絡め方はできなかったものか。ラストの桃の争奪戦を含め、西野さんが話に絡むウェイトが大きかったので、今回は話に入り込みにくかった。

 そして、山登りのシーンにいたっては、撮影上の都合もあっただろうが、その都合を感じさせるようなシーンが目立った。大事な地図を落としてしまうという展開はさすがに、アイデアとしては貧困すぎたし、結局、何となくその目的の桃の木に辿り着いてしまうあたりも都合がよすぎる。さらに、たまたまご乱心気味の西野が時を同じくして、桃の木に辿り着いていて、着くタイミングもほぼ恭一郎・小梅組と同じというのも、話を都合よくまとめすぎている。加えて、森の中という立地条件もあったのか、カメラワークやアクションの見せ方も雑さが目立った。

 伝説の桃で話を解決させるのはいいけど、それならば、もう少しエピソードを精査して、脚本を整理し、演出も立て直しを図ってほしかった。次回は早くも最終回。有終の美を期待したいところだが、いかに?

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第五回 8/5放送 視聴率16.7% 演出:那須田淳

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 ドラマ以上に劇的な展開を見せた参院選を挟み、2週間ぶりの放送。前回はやややりすぎの感が残ったものの、今回はあるべき姿に戻ったという印象。家庭、仕事、学校と、それぞれの場面で、恭一郎(舘ひろし)と小梅(新垣結衣)が入れ替わっているということが、コメディ的にもヒューマンドラマ的にもうまく効いていた。

 2人が入れ替わったことで、それぞれ仕事、学校で窮地に追いやられている恭一郎と小梅。その中でも、三者面談でのくだりはよくできた内容だったと思う。赤点続出でヤバい、中身が恭一郎の小梅は、中身が小梅の恭一郎には面談に来てもらいたくないわけだ。そこで、いろいろと妨害工作をしようとするのだけど、結局、面談の席に恭一郎の姿をした小梅も同席してしまうことになる。

 このどう考えても、都合の悪い状況をまずは、コメディとして、入れ替わっていることがバレそうになるハラハラ感も伴いつつ、描写。そして、小梅の担任(田口浩正)は泣き落としに弱いという意図はあったにせよ、担任の先生に必死に留年を阻止するために頼み込む様子からは家族の再生のドラマとしての色合いもしっかりと滲んでいたように思う。

 西野(佐田真由美)の暴走でどうなるのかと思っていたものの、恭一郎と理恵子(麻生祐未)の夫婦のドラマも入れ替わりをうまく活用して、軌道修正に至った。中身は小梅だからこそ、言えた台詞だったと思うし、あのお母さんの嬉しそうな顔にはホロッときた。そして、小梅と健太(加藤成亮)の関係もまた、入れ替わりを使った笑い、そして、入れ替わりだからこその切なさをうまく切り取っていたと思う。携帯の待ち受けの明かりは画としても、よくできていた。

 やはり、このドラマは、今回のように笑いと泣きがうまくセットになったくだりが求められるのだと思う。今回は、よく脚本がまとまっていた回だった。

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第四回 7/22放送 視聴率14.1% 演出:吉田健

評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

 まさか、御前会議だけで、1話を引っ張りきるとは思わなかった。江守徹さん、大和田伸也さん、小野寺昭さん等々、渋いお堅い面々が肩を並べる画は壮観といえば、壮観だったし、まあ、つまらないことはなかった。

 それでも、演出の悪ノリが目立った印象が残る。「2001年宇宙の旅」でお馴染みの「ツァラトゥストラはかく語りき」に乗せて登場する社長(江守徹)、中島みゆきさんの曲に乗せての田口浩正さんの暴走演技など、御前会議の描写を中心として、ドタバタ色が強すぎたという印象が残る。

 その狙いは、小梅(新垣結衣)の視点から見た、大人の世界の大事なものから目を逸らそうとすることへの矛盾や疑問を、デフォルメした形で分かりやすく見せたいという意図があったことであるとは思う。もちろん、狙いは十分に分かるのだけど、中身は小梅の恭一郎(舘ひろし)の態度は現実的に見れば、ちょっと目に余るようなものが目立ちすぎたようにも思うし。1話引っ張るにはちとキツい内容を持たせるために、大袈裟に描こうとしすぎて、笑えなかったかな。

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第三回 7/15放送 視聴率13.1% 演出:吉田健

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 社の重役が集まり、恭一郎(舘ひろし)らが新製品をプレゼンする御前会議が明日に迫り、恭一郎のチームは焦りを隠せない。一方、小梅(新垣結衣)は期末テストの期日が迫っていた…。

 それぞれが入れ替わった状態のまま、それぞれの正念場を迎えることになるというのが今回の内容。今回で、そのまま御前会議、期末テスト後半という展開に持ち込むのかと思っていたが、そういえば、このドラマは7日間を、全7回で描くドラマということで、肝心の見せ場は次回へ先送りといった感じで、少しがっかりした。

 それでも、家族についての言及は、なかなか胸に迫るものがあった。恭一郎の姿をした小梅が中嶋(八嶋智人)に向かって、親の看病に行ってやれ、というシーンはなかなか感動的に仕上がっていたと思う。

 加えて、それぞれが自分の立場を傍観者として眺めることで、相手が自分のできないことをいとも簡単にやり抜けて、それがプラスに働いているのを見て、自分自身を見直していくという恭一郎、小梅のそれぞれの心理ドラマもさりげなく入れ込められていて、悪くない。ただ、和香子(佐田真由美)が恭一郎に思いを寄せているらしく、それで家庭内に不和が生じるというドロドロの展開があるとしたら、それはちょっといらないような気がする。

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第二回 7/8放送 視聴率12.8% 演出:高成麻畝子

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 前回である程度の準備段階が終わり、恭一郎(舘ひろし)は小梅(新垣結衣)の時間を、小梅は恭一郎の時間を生きるようになったわけで、本格的に入れ替わりものらしいコメディになったので、かなり見やすくなったと思う。

 その要因のひとつは、舘さんの役作りにある。舘さんがギャル語をしゃべると聞いて、無理しているように映るのではないか、と思ったけど、それがまるで嫌味がなく、役を演じるのをかなり楽しんでいる感。なので、見ているこちらとしても、素直に笑わせてもらうことができる。新垣さんについても、いかにもオヤジくさい言い回しをあの顔と声で言うものだから、そのギャップがかわいらしく見える。心配していたキャスティングだったが、これは成功だったといえるだろうな。

 主演2人の好演もそうだけど、脚本も言葉選びが巧みであると思う。いかにもギャルらしい言葉に加え、いかにもオヤジらしい言葉をうまく選んで、入れ込んでくれていると思う。それも、ふざけすぎて、やたらと入れ込みすぎると、見ている側が興醒めするものだが、そこも抑制が効いていて効果的だ。

 小梅は先輩の大杉(加藤成亮)とデートするわけだが、その中身は恭一郎ということで、その姑息な妨害工作と、それにリアクションを取る恭一郎の姿をした小梅の様子はよくできたコメディだったと思う。また、恭一郎の仕事場でトラブルが起きるわけだが、そのトラブルの解決の仕方も小梅だから思いついたものだろうし、小梅も恭一郎の知らない部分に初めて触れる機会にもなったと思う。ベタな展開の作り方であったが、期待した面白さがあって安心して見れた。

 まあ、仕事におけるトラブルの作り方であるとか、そのトラブルの解決の結末であるとか、まとめ方が安易である部分も目についたものの、シチュエーションをうまく利用した内容になっていると思うし、奇抜さはないが、手堅い作りにはなっていると思う。

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第一回 7/1放送 視聴率14.0% 演出:高成麻畝子

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 まあ、この題材であったら、こうするだろうなあ、という作りの初回だったかな。描くべき点を押さえているので、脚本は問題ないのだが、それ以上でもなかったかな、という印象の初回だった。

 父と娘の人格が入れ替わるということで、父親、娘それぞれのリアクションで一笑い取りにいくのは基本だろうし、父親は娘、娘は父親の時間を生きるわけだから、それぞれのジェネレーションギャップや親子でも知らなかったことに気付き、反発しあいながらも、それぞれの事情や存在価値を認識していくという話の流れになるのは当然のこと。

 今回は、そうした当然の流れに沿って進んでいっただけという印象で、可もなく不可もない出だしだったのではないかと感じた。それでも、初回ということで、やけに手の込んだ電車事故のシーンはなかなか迫力があったのではないか。また、人格入れ替えものの定番、「転校生」をネタに入れてきたあたりも、その世代にとってはツボじゃないかと思う。

 あと、これは余談だが、新垣さんが劇中で、ミツヤサイダーを愛飲しているという設定だが、CMに入ると、新垣さん出演のミツヤサイダーのCMが流れ始めて、この堂々としたタイアップにはウケたな。

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放送前の感想
 五十嵐貴久氏原作、舘ひろしさんと新垣結衣さん主演による、父親と娘の人格がそれぞれの体にスイッチしてしまうというコメディもの。まあ、言ってしまえば、よくあるタイプの筋書きのドラマであるといえる。それでも、この手の題材はうまくやればそれなりのものにはなると思うので、あとは作り手次第。ちなみに、メイン脚本は「弁護士のくず」「きらきら研修医」の荒井修子氏。この方は、内容が粗い回はトコトンひどいからなあ…。

 舘さんが珍しく連ドラに主演するというのも新鮮だし、舘さんがギャル語をしゃべるようになるというのも演技としては見せ場になるだろう。そんな渋い舘さんに相対するのが、新進の新垣さんという組み合わせは悪くない。この2人の普段見れない演技は注目に値するだろうが、それが逆に無理している感が残って、見るに耐えなくなるという逆効果もありうるので、手放しで期待はできないだろうな。チーフ演出は「吾輩は主婦である」などの高成麻畝子氏

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