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離婚弁護士

2005.4-6月放送の連ドラ第2弾のレビューはこちらから
2005.1/6放送のSP版のレビューはこちらから

DVD発売情報


DVD-BOX

発売中

仕様
本編全5巻
23,940円

出演
間宮貴子天海祐希
本多大介 玉山鉄二 吉田香織 ミムラ
柳田俊文 佐々木蔵之介 村井奈津子 久我陽子
山岡哲治 陣内孝則 井上紀三郎 津川雅彦

スタッフ
演出
 光野道夫、田島大輔、松山博昭
 脚本
 林宏司、武田樹里
主題歌
 hitomi「心の旅人」
 挿入歌
 ノラ・ジョーンズ「What am I to do?」
製作
 フジテレビ
 公式ホームページ
 http://www.fujitv.co.jp/rikon/
視聴率
※連ドラ版は2004年
SP版は2005年
4/15第1回13.8%
4/22第2回14.7%
4/29第3回12.8%
5/6第4回12.9%
5/13第5回13.2%
5/20第6回13.6%
5/27第7回14.5%
6/3第8回12.5%
6/10第9回12.4%
6/17第10回15.0%
6/24第11回15.5%
平均視聴率13.718%
1/6SP版13.8%
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ドラマレビュー
最終平均評価点 6.4/10

評価点評価点
放送前の感想-放送後の感想-
第1回7第7回7
第2回7第8回5
第3回8第9回5
第4回6第10回7
第5回7第11回7
第6回4  

放送後の感想
 「白い巨塔」の後釜ということで、かなり心配していましたが、結構、面白いドラマでした。

 まず、主演としてはどうかと思っていた天海さんが彼女最大のハマリ役だったことが一番の成功の要因。男勝りにかっこいいシーンもしっかりと決まっていたし、コメディーセンスもいかんなく発揮されていた。

 ストーリーに関しては、後半ややネタ切れかと思わせるような回が続いたことは否めないが、よくできている回も多かった。

 そして、このドラマの特筆すべきは演出。テンポのいい展開、面白いカメラワーク、分割ショットなど「24」並みの編集を見せてくれたりもしました。この演出があったからこそ、これといって真新しい設定でも、ストーリーでもないこのドラマが何か新しい感じのものと映ったのでしょう。また、所々入ってくる笑いの要素も効果的。実際、大笑いさせられたシーンも多いし。是非とも、続編が観たい一本です。

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第11回(最終回) 6/24放送 視聴率15.5% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)岡田眞澄 鈴木紗理奈 西岡徳馬

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 最終回の今日は、セクハラ事件の解決篇。焦点は、裁判なしでどうするのかということ。間宮の策略は、株主総会にセクハラが見過ごされている、女性の立場が弱いということを動議にかけること。そのためには、2500万株のうち1%、つまり、25万株、おそらく250人分くらいの署名を集めねばならない。それで、十和興産の評判を下げる。タイムリミットはあと3週間。社長という人は、相当の強引な腕の持ち主だそうで、各方面への揺さぶり、脅しは朝飯前、かつては盗聴もしたことがあるそうです。

 でも、ヤバイ!というときに、柳田がカンバック。これで、25万株突破。しかし、十和興産は更なる圧力をかけてくる。委任状に署名をした株主に委任した株を1.2倍で買い取るという話を持ちかけてきた。その代償として、委任状は撤回するということで…。これでまた、窮地に。さらに、十和興産は圧力を。鈴木紗理奈扮する真壁に社長が謝罪のふりをして、これで済まさせようとする。しかし、社長の思いは女性蔑視であることを見て取った真壁は社長に対する怒りをさらに深くする。

 そのころ、事務所では議題提出の期限が本日で株主の1%を切ってしまったことでさらなる窮地に。そこで、間宮は議題提出を諦め、木崎に十和興産の未来がないことを解き、柳田や本多は説得して、秘書課の女性たちを証言してくれることにさせ、真壁も裁判の覚悟を持っていく気にさせたということだそうです。その事実を見て、負けが見えた木崎は賭けに出る。ハッタリをかまして、社長を解任に追い込んだのです。真壁も元の部署に戻すことになりました。そして、そこは間宮、根回しも忘れてはいません。十和興産の顧問弁護を間宮事務所にと交渉していたのですね。スゴい人ですね、間宮さん。山岡も大手事務所を辞めて、間宮事務所に入ることになりましたし。これ、是非、続編が観たいなあ。

 今日の話は見応えがあったんだけど、ホント、はしょりまくりというのが感想です。せめて、75分の拡大版で見たかった。視聴率がそれほど高くなかったから、できなかったんだろうけど、もっとゆっくりやって欲しかった。時間がないもんだから、話がコロコロものすごい速さで転がっていましたらねえ。あと、15分あったら、もう少し印象がよかっただろうに。もったいない。

 でも、話自体も見応えあるし、テンポもいい。最終回とばかりに、分割ショットの多様など映像の技巧を凝らしていますし。それに、登場人物それぞれにしっかりと見せ所を作っているし、最終回らしい出来になっていると思います。上にも書いたけど、これはホントに続編が観たい。山岡の入った間宮事務所の様子も見てみたいしね。

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第10回 6/17放送 視聴率15.0% 演出:田島大輔
(ゲスト出演)岡田眞澄 鈴木紗理奈 西岡徳馬

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 先週、最後に山岡から提案された件は何と大手法律事務所への移籍話だったんですね。木崎(西岡徳馬)という大物弁護士で現・大手精密機器メーカーの十和興産の法務部長である人物の取り計らいで山岡と間宮を渉外弁護士として迎えるとのこと。今回の話題はセクハラ。真壁由里(鈴木紗理奈)という人物が社長(岡田眞澄)にセクハラされたということ。その企業が十和興産なわけです。そこで、相手側の十和興産側の弁護士が山岡ということになりました…。さあ、間宮さんは引き抜きの件とこの依頼をどう天秤にかけるのか?

 セクハラされたということだが、真壁の評判は悪く、真壁の証言にも前後矛盾している。密室の中でのセクハラをどう証明するかが問題。

 それにしても、今日のキャスティングは何だかイメージどおりという感じでしたね。鈴木紗理奈が昔遊び人だったという設定とか、タバコ吹かしている姿なんかイメージドンピシャですよ。岡田氏もセクハラ社長というような感じのエロさとゴージャスさを併せ持っているし、西岡さんもこういうイヤな感じの役、似合っていますよね〜。

 でも、今日は事務所が内部分裂気味〜。柳田と間宮は完全対立していますし、柳田は香織にコーヒー薄いと八つ当たりしてるし…。本多と井上さんは司法試験スランプだし。うわ〜、険悪…。

 間宮は大手事務所移籍を蹴ってまで、このセクハラ問題に取り組むことにしたようです。間宮VS山岡ということです。それにしても天海さんと陣内さん、あの法律的な議論をあのテンポでよく覚えられましたね〜。感心、感心。この展開に来て、十和興産は動き始めました。真壁への木崎からの圧力、柳田の間宮を引き抜くはずだった大手法律事務所からの引き抜き。そんな十和興産の態度にいつもは冷静な間宮も怒り心頭。

 そんなとき、井上さんから意外な言葉が。なんと社長は井上さんと商社時代の同期だったとのこと。そういったとき、十和興産は最終手段を。退職金を払う代わりに、このことは内々で処理してくれと。しかし、真壁はその妥協策を蹴って、裁判以外の方法で戦うとのことです。そして、間宮は徹底的に抗戦を決意。しかし、柳田と本多はその手に退職願を握り締めていた…。

 続きは最終回!!今日は久々に面白かったかな…。間宮も本来のカッコよさに戻ってきたし、展開もなかなかよくできているし、キャラクターそれぞれがしっかりと描けているしね。次回に期待。

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第9回 6/10放送 視聴率12.4% 演出:松山博昭
(ゲスト出演)小木茂光 南果歩 池田成志 佐戸井けん太

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 今日は、間宮がホテルから朝帰り?というシーンからスタート。その話を聞いた間宮にひそかに思いを寄せる山岡はかなり狼狽。第1話登場の竹野内扮する平澤が帰ってきた?いやいや、そんなことはない。

 さて、今回の依頼は3年前から失踪している小木さん扮する葉山芳樹なる男性の南果歩扮する妻・留美が池田さん扮する新たな男性・木村誠と出会い、子供ができたため、芳樹と離婚し、木村と結婚したいというもの。また、その子供の戸籍がこのままだと芳樹の戸籍に入ってしまうため、6歳になる子が小学校に行くためにも戸籍も得ないといけない。

 そのためには、芳樹が行方不明であるということを証明し、さらには戸籍を得るために生まれた病院から出生証明書を得ないといけない。これを間宮と本多の2人でやらなければならないから、この2人はてんてこ舞い。さらに、柳田と井上さんは一郎、二郎、三郎、四郎、五郎、六郎、七子という髪の毛が怪しい区別のつきにくい兄弟の奇妙奇天烈に結びついた遺産の相続の問題でこちらも大変だった。

 そして、あることをきっかけに芳樹の居場所が知れることになる。それは、葉山芳樹という運転免許書を持った暴力団員が刺殺されたというニュースだった。しかし、それは赤の他人。それに、留美のところには何度かの無言電話が…。つまり、芳樹はホームレスとなり、自分の戸籍を売ってしまったということだった。ところが、留美の態度は必ずしも離婚を望んではいないかのように見えるのであった。彼女の真意は?

 さて、本多は子供が産まれたことになっていた病院が廃業し、やっとこさ見つけたその病院の院長はそのこのことは覚えていない。残る道はカルテを探し出すこと。しかし、そのカルテの数は何万枚、何十万枚にも及ぶ…。

 まだ、離婚に踏み切れないでいる留美を察知した間宮はホームレスに事情を聞きながら、芳樹にたどり着く。ちなみにそのホームレスの中には堤作品での常連エキストラ・サバ男の姿も。芳樹は自分のことを葉山の友人だといい、彼が死んでいなかったなら、離婚を認めるか否かの裁判に姿を現すだろうと…。しかし、裁判に芳樹は姿を現すことはなかった…。つまり、これは芳樹は自分は死んだことにして、君は君の道を生きなさいということなのか?芳樹が出てくるのが、ほんのわずかだったから、彼の真意がつかみきれないというのが本音。それなりに彼が悩む様子を見せてほしかった。そして、なぜ留美が離婚に踏み切れないかというと、芳樹に別れの挨拶だけはしたかったからということ。なんだか、中途半端な…。もっと説得力のある心情は考えられなかったものかねえ。つまり、この2人は裁判に来なかったということだけで、別れが成立したということなのだろうか?芳樹がどこかから、前向きに歩いていく留美を見ているとか、やはり、芳樹に関する後日談は欲しかったと思う。少し依頼自体もヒネリが足らないと思うし、ドラマとしてもやや中途半端。

 さてさて、カルテなのですが、間宮事務所の人が自分の都合を削って、みんな埃まるけになって、ようやく発見。今日は、何だか依頼というか忙しく働いている事務所の皆さんを映したという感じが濃かったかな。正直言えば、一郎…の依頼のほうが面白かったので、そっちのほうをメインにして見たかったのですけど…。

 そして、今回のオチとして、なぜ、間宮がホテルから朝帰りしたのかという理由が明らかに。その理由は、ゴキブリ。ゴキブリが嫌いだから、ホテルに泊まったんだとか。そして、山岡から衝撃の発言が。「俺と一緒に今の事務所たたんで、新たな事務所を作らないか」。う〜ん、間宮はどう答えるんでしょう。ま、おそらく今の事務所のままでいいということになるでしょうが。

 このドラマも後半に行くたびに脚本のネタ切れ、減速が如実になってきたなあ。今クールのドラマは後半に行くたび、息切れだったドラマが多いなあ。残り2回どうなるのかなあ。次回のテーマはセクハラ。

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第8回 6/3放送 視聴率12.5% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)戸田菜穂 生瀬勝久

評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

 今日は間宮さんと山岡さんの歯医者シーンからスタート。親知らずを抜いているそうですが、そのときの会話が吹き出しで文字付きというのが面白い!ツカミはOKですね。

 今日の依頼は戸田菜穂扮する井上さんの娘の博美が送りつけられてきた不倫相手である上司の奥さんが、博美が浮気しているから、慰謝料を払えという内容証明郵便についての相談だそうだ。井上さん本人に知られたくないから、山岡を通しての依頼です。事務所のみんなは井上さんに知られまいと大変なのです。

 不貞行為というのは肉体関係が継続的にあったことをさすらしい。好きなだけでは不貞行為ではないし、セックス1回ならOK牧場なのだそうだ。そこで、間宮は不貞行為がなかったということを証明せねばならない。しかし、これは不貞行為があったということを証明することより難しいのです。そして、奥さん側は弁護士を立てています。その弁護士役が生瀬さんなわけです。天海さんと生瀬さんの掛け合いが面白い。

 その弁護士の言うことと博美の言うことは全く食い違う。どちらが正しいのか?そして、井上さんは博美の依頼のことに気付いてしまうのです。井上さんは娘の潔白を信じているわけです。今週は津川さんにスポットを当てた回ということになるのですね。さすが、ベテラン、演技がうまい。

 最後のアリバイ確認で浮上したホテルに博美が上司と一緒に泊まったという疑惑。その真相は上司と行くはずだった旅行の日にやっぱり引き返した。上司はその日は、博美の同僚と一緒にそのホテルに行ったのですね。いや淫な上司ですねえ。一方で、その日にホテルにはいなかったという証拠を探し当てて嬉しそうに駆け寄ってくる井上さんに「余計なことをしないで」と怒って帰ってしまう博美。その奥さんが職場へ来て、全部言いふらしてしまったことにより、不貞行為はなかったのにもかかわらずとばっちりをくって、博美も仙台に飛ばされることに。

 約束していた井上さんと博美の誕生会には、博美は現れず、寂しい井上さん。なぜ、博美は来なかったのか?でも、津川さんうまいねえ。演技だけで押し切れって、感動させるんだからねえ。親の気持ちが分かるからこそ、あわせる顔がなかったということなのかなあ。そこらへんはよく分からないけど、井上親子の絆には感動してしまったな。

 それはそうと、あのオチは何?抜いた親知らずを間宮が投げたら、その歯が事務所の入っているビルにぶつかり、ビルが崩壊?何じゃ、そりゃ?どうなるの?次からはビルは倒壊した状態のままなの?こんな無責任なギャグやっちゃっていいのか〜?

 今日は依頼の話は実に中途半端な印象が強かったけど、井上親子の絆はそれほど話自体に深みや掘り下げはないけど、津川さんの演技でまんまと感動させられちゃいました。これで、★1つオマケしようかとも思ったけど、最後のギャグが蛇足だったから、元通り。

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第7回 5/27放送 視聴率14.5% 演出:田島大輔
(ゲスト出演)吉田日出子 藤村俊二

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 今日はいきなり間宮さんの見合い写真の撮影風景からスタート。このドラマ、のっけの描写が面白いのね。最近、間宮はやけに肌がキレイと事務所で話題となって、事務所では恋だという噂が流れていましたが、実はエステに行っていたのですね。それは、肌もキレイになるわね。エステで知り合った老婦からご依頼です。婚姻関係を結んでおらず、内縁関係となっている内縁の夫を訴えたいという。

 その織江は男・秀雄と不倫関係となって、30年間同棲を続けているのだそうだ。しかし、秀雄は婚姻を迫っても、婚姻を秀雄はしようとしない。内縁は事実婚となるのだが、遺産相続は内縁の妻は権利がないとのこと。なぜ、秀雄が籍を入れないのかといえば、不倫関係を続けていたときに、秀雄の奥さんに離婚を依頼したのに、拒まれた。そして、奥さんはポックリ死んでしまった。そのときの娘が不憫でならない秀雄は結婚はしないと心に決めたそうだ。

 でもなあ、藤村さんじゃなあ、不倫関係の末に30年も不思議な内縁関係を続けたという人には見えないなあ。昼間のアカオーヒョイじゃあ、ほんわかしすぎですね。何だか縛りにとらわれない自由人という感じがしないな。それほど乱れた、だらしない人ってな感じがしないのよ。

 そしたら、娘登場。娘は遺産目当ての入籍に断固反対する。織江は相続放棄をしてでも、籍を入れたいと言う。しかし、法律ではいくら秀雄が遺言書で娘にすべての遺産を相続すると言っても、妻となればその最低取り分が決まっており、4分の1は絶対、遺産を相続できるとのことだ。へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。織江はこれを知っていたのか?

 そんなとき、香織と柳田に写真屋のディスプレイに並んだ見合い写真を発見!!何だか、もらってくれる人がいないから、「子犬もらってください」的な宣伝だと解釈されて…。笑顔が悲しいって…。

 織江は遺産を生前に遺留分放棄をしてまで、籍を入れたいと言う。なぜ、そこまでして籍を入れたいのか?

 でも、津川さんと藤村さんのベテラン2人の共演シーンはなかなか面白い。津川さん扮する井上が甘党というのもなかなか面白い設定でね。ドラマ内であれだけシュークリーム食ってんだから、本番ではいくつ食ったんだろうね。

 この後に、意外な展開が!何と病気なのは、織江のほうだったのだ。悪性脳腫瘍の手術の承諾書に夫のサインを書かねばならないから、籍を入れたかったのだそうだ。秀雄が倒れてばっかりだったから、織江が病気だったとは全然、考えてなかった。やられた〜。ラストもうまい終わり方!

 今回は中盤まではマンネリの人間ドラマかと思いきや、この最後のふとしたら気付きそうな事実をここまで隠し通した脚本の勝利でしょう。途中までのマンネリ化した展開も最後の感動ですべて吹っ飛びました。脚本がうまい。

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第6回 5/20放送 視聴率13.6% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)平田満 鈴木砂羽 MEGUMI

評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4

 のっけからかなりがめつい間宮のごり押し風景からスタート。強引に仕事を取り付けてはきたが、たまたま出くわした大学のゼミの同窓の誘いは断れない。それは、独身女のひがみだとは思いたくないのだそうだ。確かにスゴい被害妄想だし、友だちもいなさそうだ。

 今日の話は遺言書に関すること。平田満扮する園田栄介はガンが全身に転移していて、余命いくばくもない。彼が経営する店などの財産が義理の娘であるMEGUMI扮するリカへと相続されるように遺言書で取り計らいたいとのこと。そのリカの友人である香織に栄介は弁護士を紹介してほしいとお願いする。香織は間宮に頼んではみるが、別の渉外弁護士としてのお仕事に忙しく、相手にはしてくれない。しかし、その遺言書を書き終わる前にリカに見られてしまって…。

 今日はミムラが主演のような回なのですね。前も佐々木さん、玉山にスポットを当てた回があったけど、このドラマはそれぞれのキャラが主体の回が用意されているのね。今日は間宮さんのほうは渉外弁護士として忙しかったので、前半はあんまり目立ちませんでした。

 リカ本人は父親にはガンのことを知られないようにしていたのだが、父親本人は自分の病状を知っている。そのことを父親には隠すように、リカから言われた香織。遺言書を書いているところ見つけてしまったリカ。そして、戸籍上の子ではないから相続ができないことを知っているから遺言書を書こうとしている父親。そんなときに、父親が急逝。そんな父親の思いを知らずに遺言書を破棄してしまったリカには、相続する権利はない…。それをどうにかして、助けたいと思う香織。香織のことを裏切り者と怨むリカ。様々な思いが交錯しているんですなあ。これは全てを知っている香織にとってはもどかしい。

 間宮さんのほうはその渉外弁護士のほうの仕事の交渉も決裂。前半はかなりの軽薄ぶりであまり印象がよくなかったけど、友だちのために懸命になっている香織の姿を見て、間宮も発起、決してあきらめないとリカを助けることを決意する。

 今日はテンポもあまりよくなく、かなりマッタリな感じ。話もヒネリが足らないし、ヒューマニズムに訴えかけるかのような薄い内容。あまりにありきたりすぎるヒネリのない展開で心情変化も平凡だし、説得力に欠ける。連続ドラマにある典型的なダメ人情ドラマ。いつもだったら、もっと小ネタも入れるだけの余裕があるのにそれもなし。今日はあんまり間宮もかっこよくなかったしな…。それにMEGUMIは演技ヘタよ。ああいう、乳で売っているような人はシリアス演技になると弱いところが出てくるのよ。ま、11回もあれば、今日みたいなダメな日もあるでしょう。次に期待。

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第5回 5/13放送 視聴率13.2% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)りょう デビット伊東

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 今日はストーカーのお話。出だしのシーンはほん怖っぽい感じで本格的なホラーシーンから入りました。最近、ドラマによく出るようになったデビット伊東が今度はりょうをつきまとうわけですよ。なかなかデビット伊東も気持ち悪いですしね。

 宣伝効果を図るために、雑誌の取材を受けることになった間宮。その取材のために、部屋の派手に模様替えしたり、化粧濃くしたり、小指なんか立てちゃったりして、リアクションがいちいち面白い。しかし、そんな雑誌に掲載されていたのは、企業相手の弁護士ということではなく、庶民の味方なる弁護士で離婚、ストーカーから何でもやりますというもので、写真映りも最悪。それで、その出版会社に文句を言い付けるも、聞き入れられず。そんなところに、早速りょう扮する黒澤千里が元会社の同僚のデビット伊東扮する岩尾誠二にストーキングされて困るとの依頼を受ける。

 そこで、内容証明を送りつけたところ、岩尾のストーキングは収まる。黒澤は次に夫との問題の相談にも乗って欲しいという。何だかりょうというキャスティング、あの薄ら笑み、何か裏がありますね。それにしても、写真ネタは受けたよ。

 何かと思えば、今度はドラマの監修もやるのか、間宮事務所は!宣伝のためなら何でもやるのか。取材はいやと言っておきながら、意外とがめつい。

 その黒澤の夫婦問題は相手側の夫サイドから内容証明が送られてきて、夫は離婚する気マンマンのようですが、黒澤本人はもっと面と向かって、夫と相談がしたいご様子。でも、テレビ出演も始めた間宮は黒澤の相談に乗っているだけの十分な時間がとれない。そのテレビ番組が「ザ・ワイドU」で司会がデーブ・スペクターというのは、受けましたね。何だか4chのやつを思い切りパクっているような…。

 黒澤は間宮に始終、付きまとうようになる。黒澤は夫の不倫相手が妊娠をしていると聞いて、ショックを受ける。それと時を同じくして、間宮は何者かから嫌がらせやストーキングを受けていると感じるようになる。いや、それがなかなか陰険でそういう雰囲気作りをしているから、結構本格的なストーカーものです。

 いや〜、間宮さん大変です。ストーカーに付きまとわれて、テレビ出演に、しつこい依頼者と忙しすぎる。あとそれと、間宮さんて、ジョージ・クルーニーのファンだったの?「うちにはジョージがいるから」って、何かと思えばジョージ・クルーニーだったのか。

 このストーカーの正体なのですが、意外な結末が待っているのです。ここまでひねった話にしてくるとは思っていなかったので、騙されました。森三中にも騙されました。

 井上の言葉は的を得ていましたね。確かに正論というものは困りものです。間宮はしっかりと依頼を全うしているというのは確かです。しかし、黒澤にとっては相談に本気でのってくれていないと思ってしまう。相手の誠意というものは実に伝わりにくいし、そこを誤ってしまうと、とんでもない方向にいってしまう。

 間宮は離婚の案件を扱っていたのに、それにしっかりと向き合わなかった自分を反省したようです。それで、テレビの大きな仕事蹴っちゃうし、黒澤を諭し、黒澤の決断ができるまでに相談に乗ると言う間宮の姿、やっぱりカッコいい。

 でも、今日は忙しい話でしたね。間宮も忙しかったけど、観てるほうも忙しかった。ホラーチックなところもあり、ドラマチックなところもあり、小ネタもところどころに散りばめられていて。ホラーのときは今までとは雰囲気の違う感じで大丈夫か?と思ったけど、最後にはこのドラマらしい終わり方でよかったと思う。なかなか脚本、うまいですよ。なかなか面白い回でした。

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第4回 5/6放送 視聴率12.9% 演出:田島大輔
(ゲスト出演)キムラ緑子 斎藤祥太 邑野未亜 相島一之

評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

 今日は18歳の少年・雅人と16歳の少女・夏樹の若年結婚のお話。その雅人の母親・亜希子はその結婚に大いに反対していて、雅人と夏樹は無断で母親の署名をしてしまって…。

 玉山扮する本多は間宮にイビられて、ヘコんで一人でもできるんだぞということを見せ付けるため、その結婚騒動に首をつっこんでしまう。雅人と夏樹の両方は結婚していることから成年になったと擬制されるため、不動産契約も可能となり、悪徳不動産業者にダマされ、暴力団の巣窟の物件を買わされる。本多は生半可な知識でその母親の相談にのるから、全くその逆のほう逆のほうに進んでしまって、とんでもない事態に陥ってしまう。

 そんな時、間宮と吉田の間には本多が16歳の娘にも、そのまた母親ともデキていて…というとんでもない噂が広まっていた。この落差が面白かった。あまりにもとんでもない話になっていたから、ここは面白かった。ここをもっと活かしてほしかった。

 それで、母親は離婚するなら、その物件のローンの肩代わりをしてもいいと言い出す。本多は間宮に助けを求めるのだが、自分でやれと冷酷に言い放つ。それは、間宮はプロの弁護士であり、任された依頼は責任をもって果たすからだ。やはり、ほとんど知識を持たないで首を突っ込んだ本多は無責任だよなあ。弁護士という仕事の重さを全く分かっていないし、未熟だよね。陣内さん扮する山岡の言うとおり。

 その次の日に、間宮の元にその母親たちが来て、間宮に正式に依頼をする。「ここからは大人の出番よっ!」。くぅ〜、間宮さん、カッコいいねえ。正式な自分の依頼は必ず成し遂げる。プロの鑑だ。

 今日は間宮さんはやっぱりカッコいいねという話だったけど、他のトコは中途半端だったかな。本多の無責任の話だって、もっと活かせたと思う。若年結婚のところだって、イロイロ起こったわりには細かいところが活かされていなくて、あまりに丸く収まりすぎていたかな。そもそも若年結婚というのも、将来を考えていないような気がして共感できないネタだしね。話はうまくできてはいるんでけどね。できすぎという感じがするな。この程度だったら、★5つだけど、間宮のカッコよさに★1つ追加。

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第3回 4/29放送 視聴率12.8% 演出:田島大輔
(ゲスト出演)吹越満 河合美智子

評価★★★★★★★★☆☆ 8

 久々に陣内さん登場。今回は離婚した夫婦の子供の養育権争いのお話。父親が親権を持っていたのですが、母親が面接時に連れ去ってしまったことから、父親がその母親を訴えて、子供を取り戻そうとする。間宮は何と今回は10歳の子供の代理人ということになった。

 家事から何まで完全無欠でものすごい潔癖症の父親・浩志とずぼらで家事をあまりやらない母親・真純。こりゃ、ずいぶんと対照的な夫婦なのですね。結婚する前にそのくらいの性格の差異は分からなかったのかなあ?

 でも、あの翔太くんはかわいそうな子だよな。父親との生活は不自由はないけど、息苦しいし、母親との生活は仕事で家にいないのは寂しいけれど、触れ合いや自由はある。どちらにとっても、彼にとって適した生活とはいえないんだよな。彼にとっては父親と母親の持つそれぞれの性格が両方必要なのだろうな…。彼は話し相手が欲しかったのだろうな。だから、間宮との会話は楽しそうだったしね。まだ裁判とか、親権とか、そんな話は彼には難しいよ。そんな彼が選んだのは母親でした。彼には完全無欠な父親よりは自分が支えなければいけない母親のほうと生活したいと…。

 今日は映像的にはそれほど面白みはなくて、テンポもそれほどよくなくてマッタリというよな感じだけど、ストーリーがよかった。翔太くんの選択にも納得がいったし、翔太くんの心が実によく描けていた。結末も納得でしたしね。感動です。このドラマはいいです。「白い巨塔」のあとがまとして不安でしたが、さすが木10です!

 それにしても、間宮さんはものすごいバッティングセンスの持ち主なのね。ありゃ、大リーグ級ですよ。あと、あのダイエットスーツ笑えたなあ。この間宮さんのキャラクター、好きだなあ。ツッコミ、リアクションいいです。

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第2回 4/22放送 視聴率14.7% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)中越典子 林隆三

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 のっけから、音楽に「パルプ・フィクション」の音楽ですか。「TAXi」か「ネプリーグ」か、と言いたいところですが、ドラマにしたらここまで堂々と他の映画の音楽を使うとは思い切った作り。

 今回は会社の会長と付き合っていた高飛車女がいきなり別れを切り出されて、その会長から慰謝料1億円を請求したいという依頼が間宮のところに舞い込んできた。

 事務所はずいぶんとしょぼいところになっちゃいましたね。だけど、前回に比べて天海さんのキャラ、面白くなっていますね。「恐い顔」とか「オバチャン」とかいう言葉に敏感に反応して、そのリアクションいいですねえ。あまり、この人はハマリ役はなかったけど、この役はハマリ役。他のキャストの人もいいですね。ベタベタしたクドい感じではなく、サバサバした感じで好感触。

 相変わらず映像が面白いなあ。映像、音声上の編集のセンスは一品だね。台詞回しのテンポもよかったしね。

 その高飛車な女が中越典子、会長が林隆三。「プライド」といい、中越はいやな女の役が板に付いてきちゃったなあ。まあ、でも、その高飛車なのにも思ったとおり、理由があるのですが…。

 このドラマは弁護士としての腕を見せるというよりも、依頼者のヒューマンドラマが主なのですね。今回の話は全体的には、かなり甘ったるい感じで、話に意外性がなかったのは少しいただけないけど、終わり方がなかなかよかったので、終わりよければ少しはよしということで、それほど印象は悪くなかったな。結構、このドラマいいです。

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第1回 4/15放送 視聴率13.8% 演出:光野道夫
(ゲスト出演)竹野内豊 宮崎美子

評価★★★★★★★☆☆☆ 7

 敏腕女弁護士である間宮は大手の弁護士事務所から独立して、同僚の広澤と一緒に事務所を開くことになった。しかし、事務所開業初日、事務所に間宮が来てみるとそこはもぬけの殻。もとの大手事務所からの妨害がなされていたのであった。そんな危機的な状況で舞い込んできた案件は離婚訴訟。離婚訴訟は苦労の割には実を結ばないため、企業専門の間宮は最初は断る。しかし、その相手側の弁護士が裏切って大手事務所に残った広澤と知り、その案件を引き受ける…。

 久々にドラマ界に生まれた爆発的ヒット作「白い巨塔」のあとがまとして始まったこのドラマ。初回から前枠の「おかげでした」の途中でイラク邦人人質解放の速報ニュースが入り、放送開始が約30分遅れ、やや心配なスタートとなりました。

 ドラマの内容としては、意外とよかったかなと。まあ、内容というよりは映像の作り方や音楽など、今までのフジのドラマから見ると、新味な感じでよかった。手持ちカメラを使った映像で細かくカット割りを刻んでいくような映像の作りは新鮮。挿入歌のノラ・ジョーンズのヌルい感じといい、最近のドラマの中では異色の雰囲気をもつドラマだと思う。

 内容で見ても、今回ゲストの竹野内がイヤな奴ではなく、実際はいい奴だったというオチはなかなか意外でよかった。離婚弁護というものに焦点をあてたところも地味だけど、悪くない。

 ただ、そこがこの作品の中途半端なところなのかもしれない。一話完結のわりには話に抑揚がなくて、客観的な結末ではなく、主観的な結末になってしまった感じがする。それをその映像表現が助長してしまっているとも感じる。

 ただ、キャストのキャラは妙にヒューマニズムをかざしたベタベタした感じではなく、サバサバした感じで好感触。主演の天海はハマリ役だと思う。陣内さんもやりすぎるとクドくなってしまうところを、ほどよいところで抑えていてうまい使い方だと思う。

 まあ、フジは「白い巨塔」のあとがまということで少し変化球を投げてきましたね。今のところ、「白い巨塔」には遠く及ばない気がしますが、初回ということで期待も込めて、若干甘くつけて★7つ!

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放送前の感想
 「白い巨塔」のあとがこれ?うわ〜、がっかり。この3クール、高視聴率をキープしてきた木10も今クールは失敗が濃厚。主演が天海さんというのも、頼りない。彼女が主演級の連ドラで成功した作品の記憶がない。それに、弁護士か…。先が思いやられる。まあ、どんなものか初回は覗こうかな。

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