スカイハイ2
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| スカイハイ 劇場版映画批評 |
ドラマレビュー
最終平均評価点 5.0/10 放送終了後の感想 最終死「宿命」 3/19放送 視聴率11.2% 演出:中原俊 空が怨みの門に来たのは、やはり沢村扮する絵本作家に殺されたからなのだそうです。しかし、これは故意ではなく、ナイフをもっているところへ空が飛び込んできたときに起こった不慮の事故のようです。 この空と絵本作家との関係ですが、福岡で起こった強盗殺人事件が関係しているようです。この絵本作家は悪い年上の人たちに乗せられて、幼い空のいる家に強盗に入る。そこで、悪い年上の人たちは空の両親を殺害してしまう。目撃した空も口封じに殺そうとした瞬間、突如として悪い年上の人たちが炎上し始めた! これは前回と同じで、空が悲鳴を上げると人が燃え上がるということで、空はパイロキネシスを持っているのではないか、と思わせます。実際、空もこのことで悩んでいました。しかし、この炎上にはからくりがあったのです。なぜ、炎上したかといえば、両親や前回登場の占い師が自らが地獄へ行く代わりに空を殺そうとする人たちを呪い殺すという選択をしていたからなのです。これはなかなか考えたうまい設定だと思います。「2」の中では一番、なるほどと思ったんじゃないかな。それで、いつも孤独だった空ですが、死んでみて怨みの門に来て初めて、さまざまな人の思いを知ったのです。 そして、今回もイズコは地上に降り立ちました。今回は空のことを思いやり、彼女によりよい選択をさせるために奔走していたのです。前回のとおり、再度地上に降りたイズコは門番失格を言い渡される。しかし、それは天国へ行き、再生の準備をするという選択を自らがするというものであった。つまり、イズコの最後の死者は自分自身だったのです。イズコは「1」のときに、母親のお腹の中にいるときに殺され、生まれさえしてこなかった。そんなイズコは門番でさまざまな死者と触れ合うたびに、"生きる"ということのすばらしさや難しさを認識していく。「1」から「2」へ、だんだんと人間らしくなっていったイズコが再生の道を選ぶというラストは希望が溢れていて、非常にいい結末だと思います。このラストはなかなか秀逸。 しかし、全体的には最終章というほどは盛り上がらず、イズコ自身のことがあまり関係がないところにあったから、「1」ほどのしまりはなかったところが残念。それと早足でちょっと物足りないかなというところも。 あと、沢村扮する絵本作家が住んでいるマンションが「スカイハイ2」なだけに、「マンスリー・スカイ・ハイツ」というのは笑ってしまった。ちょろっとだけギャグシーンのように入っていて、気づいた人はどれほどいるのだろう? 第八死「予言」 3/12放送 視聴率10.5% 演出:中原俊 評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5 今日は最終章というのにあまり盛り上がらなかったねえ。 今日は次回へと続く話で、重点的に描いたのは渡辺えり子扮する第六感をもつ占い師の選択をする話であった。何と強い第六感を持った人は死ぬ前にも魂だけの存在で怨みの門に来られるという。ふ〜ん、少し苦しい設定じゃないか?それに、あの「Shall We ダンス?」のデブのおばちゃんが霊能力者?見えないなあ。この役にはもっと影のあって謎めいた感じの雰囲気をもった人のほうがよかったなあ。少しミスキャストの感じがする。どう見ても、市場にいるババアにしか見えんし、その動きはまさに舞台という感じのオーバーアクション。 そして、今回は今まで存在感がなかったレギュラー高橋真唯にスポットをあてた回でありました。ずっと子役の人かと思っていましたが、違ったようです。この人はいつも怨みの門から現世に降りるときの場所である幼稚園で保母さんをしている「空(そら)」という名前の方。 この人を殺し屋がつけねらうわけです。渡辺えり子はこの殺し屋に空が殺されるのを防ごうとしているのです。それで、防ごうとしてその殺し屋に殺されてしまうのですけどね。その殺し屋というのがデビット伊東なのです。この前の「トリック」といい、テレビ朝日のドラマに使ってもらっていますねえ。そういえば、ラーメン屋どうなったのでしょうか? それで、その殺し屋が空を殺そうとすると、何と突然炎上。つまり、彼女には火を思うままに操るパイロキネシスの能力があるということ?そして、怨みの門に次にくるのはデビット伊東かと思いきや、来たのは何と空。一体、どういうこと?ずっとさりげなく出ていた彼女は福岡で何を起こして化け物と呼ばれ、なぜ殺されそうになっているのか? そして、今週はイズコが地上に降り立ちました。エンディング前にいつも怨みの門で声のみの出演の方がいて、いつもイズコを諭しているのですが、今日はお怒りのようで門番の仕事を逸脱しているというのです。何でもっと前に言わないで、終わってから言うのかなあ?何だか無責任な門番の上司ですね。それだからかは分からないですが、予告で「さよなら、イズコ」と出ていました。前のシリーズでもさよならしたわけですから、3をやりたければ脚本家のさじ加減程度でしょうが。 まあ、今日は次回の最終回との2回を通して1つの話で、その話の重心が多く次回にあるから、それほど話自体の展開に抑揚がなく、盛り上がらなかった。謎の提示が遅い。それに、イズコの台詞に「えっ?」という台詞が多く、それがわざとらしく、何だか脚本の手抜きではないかと感じる。釈ちゃんだからではなく、どんな俳優がやっても、やっぱり「えっ?」という台詞の連発は癪(しゃく)に障る。あ、これ別にギャグじゃないっすよ。それとCG合成シーンがいくつかあったが、ちゃちいシーンが多かった。 でも、とりあえず来週のほうが断然面白そう。イズコがどうなるかというところも見所だし、沢村一樹扮する絵本作家と空の関係とか、空の過去とかも知りたいし、謎も多いしね。今回は次回へのつなぎの回としては脚本の構成ミスを指摘せざるを得ない。まあ、次回には一応期待しておきますけど。 第七死「タイムカプセル」 2/27放送 視聴率9.0% 演出:鶴田法男 評価★★★★★★★★☆☆ 8 今日はすごくよかった!さすが、ほん怖五字切り。完全に今までの盛り上がらなかった「スカイハイ2」の呪縛を弱気退散してくれました。鶴田法男という監督は現在放送中の「ほんとにあった怖い話」の再現Vの演出を担当している人で、テレビ放送が開始になる前のオリジナルビデオのときから、演出をしていましたから、実録ホラーものの先駆者として有名な人です。その腕を買われて、売れる前の仲間さんが主演の「リング0〜バースデイ〜」や、これも売れる前の柴咲コウ出演の「案山子」など映画も監督しています。この監督さんは純粋な心霊ホラーではなく、人間ドラマを基調としたホラーを作る傾向があります。その作風が時には作品をダメにしてしまいますが、今回の演出は冴えていました。おそらく、鶴田法男最高傑作でしょう。 この回も基調は人間ドラマです。21年前に行方不明になった少女が死体で発見される。その少女がなぜ、死に、どのような決断を下すのか、を描きます。この回が一番、「スカイハイ」色が如実によく表れ出た回だと思う。青春ドラマとしてもよくできていると思いましたし、やはり、今回はホラーシーンにキレがあった。やはり、この手の話に慣れている鶴田、さすがです。 それに、今回は役者がよかった。21年前に死んだ少女役の女の子がかわいく、演技もうまくて、引き込まれた。誰かと思いきや、柊さんではないですか。朝の連続テレビ小説「すずらん」や「千と千尋の神隠し」の千尋の声で有名な子です。この子が時田という同級生への恋とかホラーシーンであるとか、どれもうまく演じきっていてよかった。 それに、21年たって大人になった少女の同級生役に津田寛治、寺門ジモン、早見優、田中要次、氏家恵と統一感はないが、面白い取り合わせ。その中で少女の片思いの相手の21年後を演じるのが津田寛治。この人も前シリーズ「スカイハイ」にゲスト出演していただけに、重複しまくりは気になるが、実にうまく津田寛治という俳優を活用できていたと思う。 今回はよかった〜。感動も出来て、しっかりとホラーシーンにも見応えがある。実にバランスがいい。こういう作品を作ってほしい。 次はイズコがまた地上に行くそうです。もうこれはお決まりなのですね。それでも、今日の釈ちゃんはとてもうまかったと思いますよ。 第六死「拳」 2/20放送 視聴率8.6% 演出:高津隆一 評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2 これは毎度のごとく、言うけどやっぱり話をもう少しひねってもらえないだろうかねえ〜。 まあ、今回はこれが問題なのではなくて、ゲスト出演の須藤元気の演技が驚くほどひどかったことのほうが重大な問題。もう、下手すぎて見てられません。いい加減にしてくれませんか。ボクサー役だからといって、本物のボクサーを出すこたぁないでしょう。それはボクシングシーンにそれなりのリアリティを出したいちゅうのは分かるけど、これはボクシングを見せることより、心情変化をうまく見せることが先決でしょ。滝沢秀明が「アンティーク」でボクサー役やって、まあ、それなりに見えているんだから、本物の役者さんを使ったほうが賢明だったのじゃない?須藤だと、すべての台詞が上滑りしていて、見るほうが恥ずかしくなってくる。 それに、話自体もつまらないのに加えて、演出が退屈。前回と同じ監督さんなだけに、題材が不向きだったか。特に、母ちゃんが出てくるところが退屈で、演出に抑揚がないから、時間帯が時間帯なだけに眠くなってくる。 それに、何だか今回は特にゲストが貧弱やね。もっと考えたほうがいいね。 しかし、「スカイハイ」は「2」になって、やけにスポーツネタが多い。私は運動バカ系の人たちのドラマはあまり深みがなくて好きではないので、こういう題材はやめてほしい。 釈ちゃんはハマっているんだけどなあ。「2」は全体通して、ゲストにしまりがない。もっと見映えのする人をキャスティングしてほしい。 第五死「最後の恋」 2/13放送 視聴率10.1% 演出:高津隆一 評価★★★★★★☆☆☆☆ 6 いつもいうけど、もうちょっと話をひねってもらいたかった。意外とみんな素直にくるもんでね…。でも、今日が今まで一番、スカイハイの色に近かった回かもね。なかなか映像も工夫していた。それに、出会い系サイト、不倫などのドロドロ感みたいなところなんかは。 だけど、出会い系サイトも不倫も何だか平凡な題材で、展開もこれといってひねった展開はなかったから、そこが残念。 キャストはその不倫妻に東ちづる。ご本人は最近結婚された方だけど、イメージとしては妙にリアルなキャスティング。夫との愛に冷めて、若い男に溺愛しそうな年齢だもんね。そして、その東ちづるが溺れる男役が須賀貴匡。いつもこの人は顔と名前が一致しない人で、いつも演技も下手くそのイメージがあった。今日もそうで憎たらしい役立ったな。台詞が気持ち悪い。仮面ライダーとかの戦隊ものから出てきた人って、同じようにダメだなあというイメージが抜けない。永井大にしろ杉浦太陽にしろ。例外はオダギリくらいのところかなあ。 関係のない話はさておき、ダンナも出てきたけど、このダンナのキャラが一番面白くなかったかな。このダンナのキャラをもっと練っておくべきだった。最後に、また榊英雄出てきましたね。この人の役って、第1弾のときに登場した役と同じですよね?このリンクネタはなかなかだけど、刑事が必要な回だとも、思わないし、何でよりによってこの回に前弾からのリンクをはったのかが意図不明。 今回はまあまあだけど、やっぱり、もっと話を練ってほしい。 第四死「夢」 2/6放送 視聴率10.0% 演出:麻生学
評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5 もうちょっと話を練ってもらえませんか?話、読めてしまいました。 それにしても、タイムリーな話でしたね。今回はオリンピック選考を控えた女子マラソン選手の話でした。おそらく撮影はずいぶんと前に終わっているわけだから、ここまでマラソンの代表選考が大詰めになるとは思わなかったのだろうな。 今回は佐藤さんと北川さんという人の友情と対立、仲直りなんかをベースにお決まりの話の展開だったなあ。そもそも私は佐藤藍子に女優としての才能があるとは思わないなあ。演技が上滑りしているようで、真に迫るものがない。相手役の北川さんも同様で、このドラマ、もっといい人をゲストで呼んでもらえませんかね。 それで、今回、コーチ役で平泉成さんが出ていたのですが、成さん、この「スカイハイ」の第1弾のときにお亡くなりなりましたよね?いいんですか、このキャスティング。たまにあるんですよね。シリーズもののドラマで、特に殺人ミステリー系の作品だと前シリーズで死んだはずの役者さんがまた出てくることってあるんですよね。製作サイドとしてはどう思ってキャスティングしているのかね。それに、前も書いたのだけど、森本レオさんも前シリーズで死んでいるんですよね。それも、成さんとレオさんは同じ回で死んでいるんです。ちょっと、いくらなんでもまずいキャスティングじゃないですか? 話は戻りますが、今回のテーマは夢。夢は人に生きる希望を与えるが、人を破滅させることもある。その夢に対しての、2人の選手のやりとりを描いているわけです。この夢の活用の仕方が平凡だったわけ。もっとうまい活用の仕方があったのじゃないかな。もともと夢というものは叶えるものではないと思うのですよね。夢は大きいからすばらしい、つまり、叶わないからすばらしいのだと思うのです。夢があるからこそ、生きていく糧ができるわけで、そんなに大きい夢を叶えてしまったら、それから何を目標に生きていくの?ということになるわけです。これから、それ以上の夢を持つことができるかということになるのね。今回もオリンピック出場かどうかという夢を扱ったわけだから、もっと夢というもの叶える、叶えないという二面性というものを表現して欲しかった。麻生学は期待していただけに残念。 第三死「ジャッジメント」 1/30放送 視聴率9.8% 演出:麻生学 評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4 あんまり面白くなかった回ですね。ストーリーにもっとひねりが欲しかったなあ。 今回は娘を守るために、どんな手を使っても裁判に勝とうとする弁護士の話でしたけど、この裁判シーンを「白い巨塔」の次の日に見るのは辛いね。まったくごっこにしか見えない。女弁護士は娘が手術をしなければ、あと数年の命と宣告され、今まで弁護士としての正義を追い求めるという理念を曲げて、がむしゃらに裁判に勝っていくしか金銭面でも娘を救う方法はないから、女は次第に変わっていき、あまりに勝つことに意固地になり、それによって黙殺されてきた被害者たちの気持ちを考えることもしなくなる。こんなストーリーなんて、山ほどあるでしょ。何だか、もっと新しめな企画はなかったものかねえ。それに、どんなに仕事に意固地になっても、それによって新たな被害者が出ていることくらい弁護士なら分かっているはずだし、それを割り切って仕事をしていくべきだと思う。 尾美としのりがやっていたような善意の塊のような男はただの偽善にしか見えなく、話全体にリアリティがない。今回も母親として正しい行動とるべきか、弁護士として正しい行動とるべきか、と迫られたら難しい問題ですが、今頃いう問題でもないでしょうしね。1作目のほうが人間というものの矛盾をうまくついていたと思うけどなあ。 次回は佐藤藍子が呪いのマラソンランナーを演じるようです。1作目では全10話通して、おそらく一番面白かった第四死のテイストに似て、演出も同じ麻生学ですから、これに名誉挽回を期待しましょう。 第二死「バロック」 1/23放送 視聴率9.7% 演出:金子修介 評価★★★★★★☆☆☆☆ 6 ようやく、「スカイハイ」の色が帰ってきましたね。今回はなかなかでした。 今回の話は殺された女優の話。女優である貴志玲香は世間的には自殺したと思われていたが、実際のところは何者かに殺されたのである。貴志は例によって、恨みの門にやってくる。彼女はどのような選択をするのだろうか。 キャストが素ではないのかと思えるような感じで笑ってしまった。かつての人気アイドルで最近はちょっと失速気味な渡辺典子が本人を地で行くような、若いころに鳴り物入りでデビューして、人気だったがすたれていき、最近では仕事も少なめのかつての人気女優を演じている。そして、上原さくらは裏があるぶりっこを演じている。それに、実際に監督さんをやっている崔さんがゲスト出演。これは本人自身がどういう性格かはどうではなくて、テレビを見てきたイメージとしてはキャラと本人が重なって、なかなか面白かった。 若干の脚本の不備はあったり、演出がちゃちいところは見られたが、後半の展開は「スカイハイ」の世界。どちらの選択をするのか、最後何分かでコロコロ変わったり、魂の状態のままで心霊現象のようなことをやってみたり、人間の避けられない性(今回は自尊心)を交えて、話が展開するところなどはなかなか見応えアリ。もうちょっと話の展開や設定に工夫があったり、ホラー演出などにもっと凝ったりしてくれればもっとよくなる。これからの復活に期待。 第一死「星に願いを」 1/16放送 視聴率9.9% 演出:金子修介 評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2 釈ちゃんが恨みの門番イズコという変わった役どころで、殺人などの強い怨念を抱いて死んできた人たちに3つの選択肢を選ばせるお話の第2弾。 その3つの選択とは、@天国へ行って再生を待つ、A現世に永遠にさまよい続ける、B地獄に堕ち永遠の苦痛を味わう代わりに、現世の人間を1人呪い殺す。 レギュラーは釈ちゃんとその他ごく少数で、死ぬ人たちは各話、ゲストが登場するタイプのドラマ。まあ、放送時間帯が深夜帯ということで可もなく不可もない微妙な視聴率で終わったはずなのですが、最初から決まっていたことなのか劇場版も公開。案の定、知名度の低さと前評判の悪さでコケたはずなのですが、「トリック」シリーズ以来、お色気姉ちゃんの濡れ場狙いの「特命係長・只野仁」という反則技を除き、パッとしたものがない金曜23:15〜枠の金曜ナイトドラマは、その中では上々の視聴率だったイズコちゃんに頼ってきたわけだ。 話は最初に人が殺されるシーンから始まり、恨みの門にやってきたときには、殺された直前の記憶を失った状態でその殺された人たちはやってきて、イズコと一緒に記憶をさかのぼっていく。そして、選択をするために再度魂の状態で現世に降り立ち(一部の人物を除き、周りの人物にはその人は見えていない)、周囲の人物の当人がいる前ではいえないような本音や知りえなかった秘密を目の当たりにした後、思い思いの選択をしていくという、最初に起承転結の承からスタートし、起と転を行き来しながら、結へと結ぶという話の展開が面白い。 そして、映画化も視野に入れていたのも納得の豪華な監督陣にも注目だ。前作は中原俊(映画「富江・最終章」監督)、麻生学(映画「千里眼」監督、ドラマ「ケイゾク」演出補)、鶴田法男(映画「リング0〜バースデイ〜」監督、ドラマ「ほんとにあった怖い話」演出)、篠原哲雄(映画「はつ恋」「昭和歌謡大全集」監督)、北村龍平(映画「あずみ」監督)などが参加し、それぞれ方向性だけは共有し、ホラーあり、人間ドラマありとそれぞれの作風にあった作品になり、つまらんものもあったが、見比べもなかなか面白かった。 今回は、北村龍平と篠原哲雄は降板だが、その他の監督は続投で、新たに平成「ガメラ」シリーズで日本映画において、SFX、VFXを駆使した映画を根底からひっくり返した金子修介が参加する。 私は映画版を見ていないので、それに関してはコメントできないが、どう話をつないでくるのだろうか?前作はある程度、もっともらしい終わり方をしただけに気になるところだ。それに、共演が前作の小倉久寛さんと子役に代わり、新不倫王・森本レオさんと別の子役になった。しかし、レオさんは前シリーズでゲスト出演して、選択をして今現世をさまよっているはずなんだけど、まあ、そこは触れないでおこう。とにかくある程度は期待しています。 1回目終わりました。これは超がつくくらいの駄目な回じゃないでしょうか。 まあ、その話はまたあとにするとして、つながりの話から。映画で何があったかは知りませんが、何事もないかのように普通に前作の設定どおりに始まりました。どうやら、設定は同じだけど、ストーリーとしてはそれほど前回からのリンクはないようですね。 話は戻りまして、今回のドラマに関して。前にも触れましたが、かなりの駄作です。金子修介と聞いていたので、派手な演出もののホラー系かと思いきや、お涙頂戴の何にもひねりのないものでした。このドラマは、最初はなぜ殺されなければならないのか、殺された者にとっては分からないので、その理由やその者の知らなかった秘密が暴かれていき、人間の表の面と裏の面が描かれていて、深夜帯ならではの、ドロドロ感が結構好きだったのだが…。 今回のストーリーはバスの事故で、その運転手が飲酒運転をしていて、それによって不慮の死を遂げた人たちの選択の決断を描くものだった。その中にはまだ幼稚園児の子供がいて、生き残った両親の苦悩も描かれている。結局、話的にはただ運転手は飲酒運転をしていただけで、それ以上は何もなく、その他、亡くなって恨みの門に来た子供以外に2人の男がいて、その2人の行く当てのない寂しさを描いていたのだが、その設定も平凡なもので何の面白みもなく、生き残った親子の苦悩もこれまた平凡で、掘り下げも足りないから、何にも感動できない。 上でも書いたが、起承転結の承から始まる話の展開が面白いと書いたが、この展開が全く活かされておらず、この話はダラダラと話が進んでしまって起承転結もあったわけじゃない。金子修介と聞いて期待していたのに、なんでこんな何の面白みのないお涙頂戴を演出したのか全く謎である。 まあ、釈ちゃんですが、相も変わらず、「き」という発音が下手みたいです。ちょっと耳に残ります。服装に関して、前作はだいぶけばけばしい衣装でしたが、今回は黒のナイロン系の着物で色はシックなのですが、大分奇抜な衣装ですね。ここだけは前作からのリンクを受け継いでいて、イズコの人間というものを理解しようという心はだいぶ進展しているようです。まあ、前作を知らない人には全くわからないことですが。 次はこんなつまらん話ではなく、前作のような作風に戻して欲しい。事故じゃつまらんから、何たって殺人だよ、殺人っ!
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