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特命係長・只野仁

DVD発売情報


セカンドシーズン
DVD-BOX

発売中

仕様
本編全5枚
19,950円
特典内容
  • DVDオリジナルミニドラマ
     『特命課長 佐川和男』ほか
  • SP版も発売中!

    2003年7-9月放送の
    ファーストシーズンも
    発売中!


    出演
    只野仁高橋克典
    坪内紀子 櫻井淳子  森脇幸一 永井大
    山吹一恵 蛯原友理  佐川和男 田山涼成
    新水真由子 三浦理恵子  黒川重蔵 梅宮辰夫

    スタッフ
    演出
     秋山純、二宮浩行、塚本連平、植田尚
    脚本
     尾崎将也、高山直也、旺季志ずか
    原作
     柳沢きみお
    主題歌
     白羽玲子「ラブレター」
    製作
     テレビ朝日
     公式ホームページ
     http://www.tv-asahi.co.jp/tadanohitoshi2/
    視聴率
    1/14第12話12.6%
    1/21第13話13.5%
    1/28第14話12.0%
    2/4第15話14.0%
    2/11第16話16.0%
    2/18第17話16.0%
    2/25第18話14.8%
    3/4第19話12.9%
    3/11第20話15.0%
    3/18第21話14.4%
    平均視聴率14.120%
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    ドラマレビュー
    最終平均評価点 5.0/10

    評価点評価点
    放送前の感想-放送後の感想-
    第12話6第18話7
    第13話7第19話7
    第14話5第20話2
    第15話6第21話5
    第16話2  
    第17話3  

    放送後の感想
     前作と比べると、似たり寄ったりかなあ。このドラマは個人的には別に嫌いじゃないのだけど、時折、目も当てられないほどのダメダメな回があるのね。そこがイタいところ。それは前作も同じことで、この時折見えるどうしようもないショボさも前作とちっとも変わっていない。でも、高橋克典さんはまさにハマリ役だったね。高橋さんって、基本的に何をやっても同じに見えるんだけど、この只野という役は高橋さん以外はありえない。かなりエロいシーンも喜々として演じられていて、貫禄ありましたし。ドラマは内容だよ、という人からはこのドラマ、嫌われているようですけど、アクションとHなギャグが主眼のこんなおバカなドラマも中にはあってもいいんじゃない、と私は思う。

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    最終話(第21話【第10回】)「OL情婦」 3/18放送 視聴率14.4% 演出:二宮浩行
    ゲスト出演:白竜 遊井亮子

    評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

     最終話というのに、ちょっとショボくなかったか?最終話なんだから、もっと事件もアクションもエロも過激にいってほしかったのだけど、イマイチだったなあ。

     今日の特命は、電王堂の専務秘書がどうやらヤクザと付き合っているようだから、別れさせろ、というもの。そしたら、話は黒川会長の暗殺騒動にまで発展してしまう。

     黒川会長襲撃まで話の筋立てはなかなか面白くて、最終回らしく盛り上がってきたかな、と思っていたのですけど、その後は余計な展開ばかりでどんどんと盛り下がっていったような気がするね。遊井亮子の役が実はヤクザしか愛せない女で、最終的に刺されちゃうという展開はかなり蛇足だと思う。それに、只野が過労で入院して、終劇というのも中途半端。ラストカットの直腸検査のギャグもサブかったし。ラストの切り方は前作のほうがうまかったかなあ。

     それはそうでも、陳珍好、かわいかったわあ。人気が出てきたのか、今回は特命に協力なんかもしちゃったりして。演じている役者さんが飯沢ももさんというAV女優さんですから、お色気サービスも適度に。この人の別の作品も見たくなってきたなあ、って、いかん、いかん。

     ドラマが終わった直後にDVD化とスペシャル版放送決定のスポット。それが決まっていたから、こんな中途半端なラストになっちゃったのかな。このドラマ、金曜ナイトドラマにしては異例の、あの「トリック2」を遥かに超える高視聴率をマークしました。次のスペシャル版が好調な数字ということになれば、私は確実に「特命係長・只野仁THE MOVIE」になることと思います。

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    第20話(第9回)「覗かれた派遣社員」 3/11放送 視聴率15.0% 演出:植田尚
    ゲスト出演:大西結花 

    評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2

     またまた話がつまらない回が登場。このドラマはホントに回によって、出来不出来が激しいなあ。それもそのはず、また新たな脚本家が書いていたから。名前は覚え忘れましたが、これでこのドラマ4人目だよ。1本のドラマで脚本家が4人もいたら、作調も出来も大きく変わってくるわなあ。2人くらいは可でも、いくらなんでも脚本家4人はないだろうよ。

     電王堂のCMの企画がどこからか漏洩している疑惑が浮上、その出所を探るのが、今回の只野の特命。もう話がつまらなかった。犯人探しの謎解きはまるで成立していないし、登場人物の感情だって、まるで語りきれていない。今回ゲストの大西結花とのお色気シーンもドラマの最後にオマケ程度についているだけで、存在価値はない。それも中途半端な露出で逆に腹が立つ。そもそもゲスト陣があまりにもマイナーすぎはしないか?この回は話もキャストもショボすぎる。ところどころに、サブすぎるギャグも入っているし。この回を書いた脚本家の才能を疑うね。

     こんな惨憺たる内容でも視聴率は15.0%というから、世の中は分からんもんだなあ。このドラマは嫌いじゃないけど、出来の悪い回は、脚本がとてつもなく出来が悪いからねえ。もっと脚本家間で討議を練っておくとか、バランスをとってほしい。そんなこんなで来週はとうとう最終回。最終回くらいは尾崎将也さんがしっかりと決めてほしいものだ。そして、視聴率はどこまで伸びるのか?前シリーズの最高記録14.1%は既に超えて、今のところ最高記録は16.0%。深夜としては異例の20%に果たして届くか?まあ、少なくとも16.0%以上は堅いだろうなあ。

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    第19話(第8回)「銀座の女」 3/4放送 視聴率12.9% 演出:秋山純
    ゲスト出演:川上麻衣子 マイケル富岡 高山善廣 

    評価★★★★★★★☆☆☆ 7

     今日は何だか全体的にエロかったなあ。この回はずいぶんと刺激の強い回だったかなあ。

     今回の話は電王堂取締役・浅間が突然失踪した謎を只野が探るというもの。今回は番組冒頭から露骨な「黒革の手帖」のパクリ、いやいやパロディーからスタート。「黒革の手帖」で毎度見せられた銀座の風景に合わせ、堂々と「黒革の手帖」主題歌「Here Alone」が流れる。ホントこのドラマって、自由だねえ。そして、登場する銀座のクラブの名前は「カルネ」ではなく、「カリネ」。今回の脚本は旺季志ずかさんでこの前も第16回で只野をホストにしていたから、この脚本家さんはこの手の題材が趣味なのかなあ?

     今日はとにかく全体的にエロかったね。高橋さんとゲストの川上麻衣子がじっとりと見つめあうシーンなんかは大人限定の空気がムンムン。そして、オチの違法賭博のときのシーンだって、いつもと雰囲気が違っていたなあ。それにしても、只野はどこで寝技の特訓をしているんだろう?序盤で触らなくても女をイカしてしまう秘技を披露していた。何だか、こんな技「課長・痴魔耕作」というやつで見た覚えがある。

     そして、アクションの場面では本物のプロレスラー高山善廣が登場。前も第13話で竹原慎二が出ていたし、わざわざ本物の格闘家をつれてくることはないと思うのだけど、そんなことを平気でやってしまうのがこのドラマ。それにしても、高山って、デカいなあ。高橋さんが小人に見えたぞ。

     ここ数回、エロ度が上がってきていると思うね。まあ、エロいほうが視聴率が上がるんだから、仕方がない。それでも、ここ2回はストーリー自体も悪くないから、二重の満足。今の世の中(男ども?)はエロを求めているということか。

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    第18話(第7回)「二つの顔を持つ女」 2/25放送 視聴率14.8% 演出:植田尚
    ゲスト出演:坂上香織

    評価★★★★★★★☆☆☆ 7

     今日は久々に面白かったかな。ここ2回くらい話が陳腐極まりなかったのですが、今回の話は妙に構造が複雑。

     今回は、電王堂の美人秘書の会社の顔と夜の顔のギャップを只野が調べるお話。最初は二重人格だと思いきや、双子だったそうな。双子の姉と妹が幼いころに生き別れ、かたや姉は大切に育てられたが、かたや妹は虐待を受けて育った。性格が間逆となった同じ顔の姉妹は街で偶然、遭遇する。今回の話は妹の姉に対する思い、姉の婚約相手だったダメ御曹司の裏の顔、妹が溺愛するプータロー男の策略がかなり複雑に入れ込んだもので、話は意外と先が読めなくて、緩い中でもなかなか楽しまさせていただいた。

     そして、今日のゲストが坂上香織ということもあり、お色気シーンも結構、きわどいところがあって、地上波なら十分合格点。乳首を絶妙に隠しながらも、微妙に見え隠れさせる撮り方もうまい。そして、坂上香織は双子の姉妹の一人二役を演じていたが、ここも無難にこなしていた。ゲストとしてなかなかのキャスティングだっただろう。

     只野が双子だと見破ったきっかけがオッパイにあるホクロが左右違うというところもこのドラマらしくて好きだった。そして、只野をいつもいびっている野村役の近江谷太朗の芸術的にだらしない体と、高橋さんの芸術的にしまった体の対比も面白い。やはり、今回くらい話はどの回でもひねってほしいものだ。これ以上、ひねると逆にこのドラマにはもったいない内容になってしまうから、ここらが無難な落ち所。

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    第17話(第6回)「女子アナスキャンダル」 2/18放送 視聴率16.0% 演出:二宮浩行
    ゲスト出演:潮哲也 小林ひとみ

    評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

     う〜ん、脚本家の問題ではなく、もはや、話自体がネタ切れなのか?中盤に来て、話がより陳腐になってきたし、展開もダラダラしていて面白くなくなってきている。脚本家が尾崎将也さんに戻っても、前回と似たようなところ。勧善懲悪に必要なお決まりの展開が守られておらず、只野のアクションシーンも前回に引き続き、ショボい。只野の巨根ネタがないのも寂しいし、この手の話はお約束から外れるところで遊んじゃうと、どんどん面白くなくなっていく傾向がある。ここ2回くらい、そのような回。

     今回の話の内容はジャパンテレビ社長夫人の不倫疑惑の捜査。この手の話って、1作目のときから散々やっているネタだし、そのためか、新しい展開を入れようとしているけど、とってつけたような付け加えもいいところで、全く面白くない。最後の森脇が刺されたシーンだって、台本が腹のところに挟んであるのはバレバレだったから、永井大の演技がかなり白々しく見えた。それに、序盤の只野の変装だって、あれは悪ノリが過ぎる。

     ただ、今回は最近、弱めだったオッパイ路線に回帰してくれたことは評価できる。80年代AVの女王・小林ひとみをゲストに迎え、さすが元AV女優といういい脱ぎっぷりを披露してくれた。第1作のときも、ヌード披露は高樹マリアとか蒼井そら、紋舞らんとかAV女優あがりばっかりだったから、安く脱いでもらうにはAV女優を連れてくるのが一番というわけね。でも、そういう人たちって、脱ぎを見ようと思えば見れてしまうから、ちょっとレア感はない。まあ、ドラマの中でこういうシーンがあるに越したことはないのですがね。

     このドラマは視聴率が異常にいいから、ドラマ製作サイドはそれほど危惧はしていないのだろうけど、もうちょっと話は練ってほしい。中盤に差し掛かったここ2回、ちょっと脚本がヒドすぎる。勧善懲悪なので、巧妙な脚本は全く必要ないのだが、勧善懲悪は勧善懲悪の範囲内でもっと考えてほしいものだ。

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    第16話(第5回)「社長令嬢」 2/11放送 視聴率16.0% 演出:秋山純
    ゲスト出演:鈴木早智子 黒部進

    評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2

     今日はとにかくストーリーがつまらなかった。話が陳腐なのはもちろんのこと、脚本の出来も最悪である。今回の脚本は旺季志ずかさんという方が担当していたようだが、尾崎将也のように数多くのドラマを担当する脚本家との格の違いは明らかだったと思う。

     話の内容は、電王堂の巨大スポンサーである工藤建設の社長から、電王堂に勤める娘がホストと情事に興じている写真が送りつけられ、それと引き換えに金を要求された。娘のホスト狂いをやめさせ、犯人を探し出すため、只野はホストとになり潜入捜査をする…。

     とにかく、話が読めすぎて面白くなかった。設定や展開が陳腐で視聴者を全くミスリードできていない。始まって数分で犯人は娘なんだろうなあ、と感づいてしまう。その娘がハマッていたホストだってどう見ても猫かぶっているのはバレバレ。その娘の心の内だって、納得いく説明が出来ていない。

     まあ、この手の話は先が読めることはよくあることで、それは意外と大きな問題ではない。今回の一番の問題点は途中の展開がダラダラとしていたということ。その原因は脚本家の腕の問題。セリフのやり取りにしても、展開の順序立てとか、伏線やミスリードの出し方がやはり、下手だった。こういう勧善懲悪の一話完結ものほど、脚本家が代わって、実力の差があるとその違いが明白に分かってしまうのだ。

     でも、高橋克典のホストのハマリっぷりと、坪内さんに只野の正体がバレそうになったという展開だけは面白かった。それに免じて★2つは残しておきます。

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    第15話(第4回)「ニセ只野」 2/4放送 視聴率14.0% 演出:塚本連平
    ゲスト出演:原口あきまさ 奥田達士

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     おぉっ、前シリーズでチーフディレクターをつとめていた塚本連平監督が今回は演出ですか。この人はセカンドシーズンは演出しないものと思っていたのですが、やるのですね。

     今回の話はニセ只野が不正を働く社員らに制裁を与えるという事件が頻発することから始まる。そして、ニセ只野の正体を追い詰めていくと、偶然、更に大きな問題の糸口が見つかることとなる…。

     初めはニセ只野を只野が説得して終わりなのかなあ、と思っておりましたが、ニセ只野が制裁を加えた人物が、偶然にも大きな問題とつながっている人物だったことで、専務まで巻き込んだ巨大な影が明らかになる。ニセ只野にしても、ニセ只野が制裁をした輩たちは皆、せこいことをしでかしているだけだったが、その小さい事件が背後の大きな事件の錠前を緩めていくという展開は、それなりにひねってあって適度な意外性があって、新鮮だった。こういう勧善懲悪ものは出来上がったパターンは崩さず、その上である程度、新鮮味を持たすということが鍵。このドラマはその点、健闘しております。

     それにしても、また専務が問題ですか?一体、どんな会社なんですか?黒川会長も疲れませんか?ここまで問題が根深いと、かなり全社的な欠陥があるということでしょ。こんなにヤクザと仲いい会社も珍しい。ま、これはドラマということで、触れるべきではないのですけどね。

     今回のゲストは明石家さんまさんのものまねでおなじみの原口あきまさ。このドラマは2回前も福山雅治のものまねをやっている大山英雄が出ていたし、ものまね芸人祭りでワッショイ、ワッショイ状態ですか?でもまあ、今回の役どころはニセ只野ということでね、ものまね芸人の原口さんにとってはちょうどいい役だったのかもしれませんね。声はあまり似ていませんでしたが、たたずまいというか、手振りとか、細かいところの特徴はよくつかんでいるな、と思いましたよ。

     さらに、只野を取り巻く女性関係で更なる変化が。坪内さんの後輩の細野佑美子扮する足立さんも只野に一目惚れ。只野を巡る女性関係は坪内さん、新水、足立さん、そして、別枠として山吹さんと、五角関係へ。こりゃ、どんな展開になるのだろう?完全に泥仕合だね。さらに、今回のシリーズから入ってきた只野の巨根ネタも毎回、くだらなくて好きです。森脇くんは並サイズなんでしょう。どえらいものと比べられて、かわいそうに。是非とも只野VS.「トリック」上田教授の巨根バトルが見てみたいものです。

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    第14話(第3回)「侍」 1/28放送 視聴率12.0% 演出:二宮浩行
    ゲスト出演:伊原剛志 山口リエラ

    評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5

     今回は突然、侍の格好をして出社してきた村上係長に一体、何があったのかを探るというのが黒川会長から只野への特命。

     とうとう電王堂には侍まで現れたか!?問題のある社員は山ほどいるし、仕舞いには侍まで現れるし、一体、どんな会社だよ。まあ、ギターを持っていないだけ、まだマシか。伊原さんって、いつからこんな変な役をやるようになったんだろう?やっぱり、「ラストクリスマス」から方向転換したということなのかなあ。でも、一部は個人的にツボのシーンがいくつかありましたね。特に侍がタイムカードを切るシーンはこのドラマの自由さに驚きましたね。そして、村上と只野のファイトシーンはこのドラマでなければできないシーンだったと思うね。だって、日本刀(偽)とヌンチャクでの対決ですからね。これぞ、異種格闘技。

     個人的に前半は面白かったけど、後半はイマイチ。村上係長の会社での立場や家庭での立場、そして、不治の病。これだけ身を削ってきたのに自分はあと3ヶ月の命、という悲しい境遇は分かったし、目的も何となく分かった。だけど、何で侍なのよ。侍である理由がイマイチ分からなかった。侍というかなり奇抜な設定なのだから、もっと説得力がほしかったと思う。それに、山口リエラの役どころの位置がイマイチよく分からない。

     最後は何だか人情話、只野の男の美学談にキレイにまとめられてしまって済まそうとしているけど、結構、細かいところにムダや粗が多かったと思う。現代に侍を蘇らせるという突飛な発想は面白いけど、その発想が突飛過ぎてうまく料理し切れていないと思う。残念でしたね。

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    第13話(第2回)「コネ入社」 1/21放送 視聴率13.5% 演出:秋山純
    ゲスト出演:大山英雄 竹原慎二

    評価★★★★★★★☆☆☆ 7

     今回は極悪非道なコネ入社のボンボンたちに只野が鉄槌をお見舞いするという回。

     話もチープな雰囲気は変わらないように工夫されてはいるけども、適度の練られていてなかなか面白かった。大山英雄扮する大河原と只野の騙しあいもよく出来ていたと思う。それに、「ガチンコ」のファイトクラブでもおなじみだった竹原慎二と只野との格闘シーンも面白かった。こういう勧善懲悪ものでは、かなり完成度の高い出来になっていると思うよ。

     それにしても、大山英雄、極悪非道な役柄でしたね。大山英雄といえば、福山雅治のモノマネで有名な人だけど、この人は基本的に真似しようとしなくても声が似ているから、どうしてもエセ福山に見えてしまう。極悪非道だし、最後は情けないし、絶対、福山に悪影響があると思うよ。でもね、勧善懲悪ものはこれくらい悪い奴にしないとダメだよね。悪い奴なのに、ここぞというときには情けない奴、全てにおいて嘘くさく、感情移入のしどころがないくらいの役にすべきなのね。今回はそれがうまく描けていたと思うよ。大山英雄のコント仕立ての演技もそのベタベタな悪い奴のベタベタぶりを際立てていると思うよ。

     そして、今回はレギュラーの女性キャストサイドの展開がなかなか面白かった回でもあった。新水は若い新人アナが現れ、あれだけ前作では持ち上げられていたのに人気を取られてしまっている。坪内さんと新水がちょっとお年を召してきて、若い娘に対する反感でちょっと不思議な絆が生まれてしまったやり取りが面白かったね。さらに、蛯原友理扮する山吹さんもなぜか、変身前の只野のことを好きになってしまったらしく、只野を取り巻く関係がとうとう四角関係にまで発展。これから前作からレギュラーだったのにあまり印象になかった山吹さんが前作からの強烈な坪内さんと新水とどう絡んでくるかが見所ですね。

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    第12話(第1回)「男の幸せ」 1/14放送 視聴率12.6% 演出:二宮浩行
    ゲスト出演:小木茂光 濱田のり子

    評価★★★★★★☆☆☆☆ 6

     いや〜、全然変わっていなくて、嬉しい。続編だからといって、路線を変えようという気がなくて、あくまでも前作の作風通りにやってくれている姿勢が嬉しいね。只野を取り巻く人とのやりとりが前作と全然変わっていないから、安心して楽しめる。オープニングロールの戦隊もののようなナレーションと仲西さんの音楽を聞くと、只野が帰ってきたなあ、という気になります。

     それに、今回は第1話ではなく、第12話。前作のドラマのそのままつながっています、ということなんでしょうね。話の内容はジャパンテレビの人気番組のプロデューサー、浅利に脅迫状が届くことからスタート。只野はその浅利の警護につくことになる。

     前のシリーズのときも警護のときは、あのわざとらしい口ひげでしたね。一応、仕事のパターンによって扮装が決まっているんですね。今回の筋立ては最初は警護という立場だった只野は浅利の悪事に気付き、浅利の悪事を暴いていくというもの。ジャパンテレビって、新水が脅されていたときも内部の犯行だったし、電王堂に負けじと悪い人が多い。

     でもまあ、他愛もない勧善懲悪ものだから、この程度の話でいいのよ。今どき、若手のアイドルを手篭めにしているプロデューサーなんかいるわけもないし、ヤクザとパイプがあったり、そんなバカなことはあるわけない。こういう勧善懲悪は相手がこれでもかっていうくらい、悪い奴じゃなきゃね。そして、チープな人情話とお決まりのアクションシーン。アクションシーンは続編でお金が入って、前作より凝った作りになっているんじゃないですか?

     それと、前作では会社の屋上だった只野と森脇との情報交換の場がサウナに移ったんですね。高橋さん、それにしてもよく鍛えているなあ。何だか、ブロンズ像みたいじゃないですか。私は永井大はどうも好きになれないのだけど、このドラマの永井大はいい。只野と森脇とのやり取りも前作以上に弾んでいて笑えます。サウナで働いている中国人女性が「陳 珍好(ちん ちんこう)」だったり、只野の巨根ネタといい、くだらない下ネタは個人的に大好きです。

     このペースなら、オッパイが若干、不足している気がしますが、このまま最後まで行ってくれそうな気がしますね。この作品も間違いなく、年1ペースでやるシリーズものになると思う。

     だけども、全部前とそのままなのに主題歌が変わったのはいただけない。タイトルバックも同じなのにさあ、「川の流れのように」じゃなくて、あの間の抜けた歌声は拍子抜け。前だって、「川の流れのように」に慣れるのに時間がかかったのだから。このドラマ、主題歌のセレクトはよく分からないなあ。

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    放送前の感想
     2003年7-9月に放送され、金曜ナイトドラマ史上最高の視聴率をマークしたハードボイルド+エロティックドラマ。このドラマと「トリック」あたりのヒットで、すっかり金曜ナイトドラマって、推理もの+オッパイポロリ系のお色気多用の2本立ての心象が強くなりましたよね。リターンズも見ましたが、あのくらいの出来ならサクッと見れそうです。後には何も残らないドラマですけど、ああいうドラマもありかな、と。前作はあまり見れていないので、見る前にはチェックしておく予定。

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