山おんな壁おんな
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放送後の感想
申し訳ありませんが、3話・4話のレビューは割愛させていただきます。放送後の感想で総評という形で、締めさせていただきたく思います。勝手をお詫びします。
まあ、伊東美咲さんもキレイなお姉さんキャラだけでは、視聴者離れが避けられないと察したのか、今作ではこれまでにはなかった多少、思い切りのいいリアクション演技にも挑戦している。深田恭子さんの天然娘っぷりも相変わらず様になっていた。主人公2人のキャラは悪くはなかったと思うのだけど、キャラクター性とオッパイネタに頼っただけのエピソードを羅列しただけという印象が残り、正直、連続ドラマとしては機能していなかったと思う。
第4話 7/26放送 視聴率12.7% 演出:葉山浩樹
評価★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
第3話 7/19放送 視聴率12.1% 演出:林徹
評価★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
第2話 7/12放送 視聴率13.5% 演出:林徹
評価★★★★★★☆☆☆☆ 6
これからは一話完結のような構成になっていくのかな。今回は、男と女の関係性について、青柳(伊東美咲)と毬谷(深田恭子)の好対照ぶりを描くというエピソードだった。
青柳がセクハラに関して、あまりに過敏になりすぎているかと思えば、毬谷はあまりそういったことに無頓着であり、男からすれば毬谷の反応は安心できるし、毬谷の人気は高まるわけだ。そして、合コンの席でも、仕事の小難しい話よりも、男は毬谷の乳に話題が集中。毬谷が田村(谷原章介)と不倫をしていると、青柳が気を揉んでいたら、田村の巨乳妻へのプレゼントの相談で、ムダに骨を折っていたということが判明し…ということで、青柳の思惑がすべて裏目裏目に出るという展開。
まあ、1話だけの内容とすれば、まずまずの仕上がりだったのではないか、と思う。おバカになりすぎることなく、肩肘張らず、男にも女性にもそれなりにアピール力はある脚本にはなっているのではないか。ただ、山壁を軸としたドタバタコメディテイストはさすがにそう長く持つものではないので、全12話の長丁場ゆえ、そろそろ一話完結的な色合いから、連続ドラマとしての連続性を引き出すように話を持っていってほしい。
第1話 7/5放送 視聴率14.1% 演出:林徹
評価★★★★★☆☆☆☆☆ 5
危惧していた伊東美咲さん、深田恭子さんのコンビだったが、それなりに心得た使い方をしてくれていたようで、とりあえずはすぐに途中棄権ということはなさそうな感がする。
伊東さんはここ最近、「サプリ」「めぞん一刻」と、主演ドラマが不調に終わってしまっていることから、とうとう事務所もテコ入れをしなければ、キレイなお姉さんキャラだけではこれからがキツいと判断したのだろうな。「サプリ」では風呂に入っても、全力疾走しても、汗もかかず、髪も乱れない完全防備体制だったが、このドラマでは貧乳というネガティブな設定がある時点で方向転換を図っている。加えて、鼻の穴を全開にしたアップショットやドタバタの笑いを誘う芝居など、新境地開拓を狙おうと心機一転を図っている感は残る。ただ、まだまだ無理している感は残るし、声に抑揚がない人なので、こうしたコメディ演技はもう少し鍛錬が必要だと思う。
それに対し、深田さんのキャラは、まさに深田さんお得意の天然キャラ。この人に普通の人を演じさせると、浮いてしまうので、こういったキャラクター性の強い役柄のほうが適している。まあ、相変わらずの役柄といえばそれまでだが。
ただ、オッパイネタやドタバタ的な笑いで、笑いを取ろうとしてはいるものの、個人的にツボに入るところはなかったように思う。巨乳、貧乳というツカミは悪くないんだけど、あくまでこういうネタはストーリーの中心にくるものではなく、副次的なものであると思うから、いくら乳をまさぐっていても、同じようなネタばかりでは飽きてしまう。早めに本筋のストーリー展開の脈を見せてくれて、それを彩る副次的なギャグという位置関係を早く見出す必要があるのではないだろうか。
放送前の感想
山おんなとは、いわゆる巨乳の女性、壁おんなとは、いわゆる貧乳の女性のことをいうらしい。伊東美咲さんは仕事もでき、スタイルも抜群のデパートの売り場社員だが、胸だけがないという女性を演じ、新たに配属された深田恭子さん演じるデカパイの女性社員との関係性を描く、という筋立てのようだ。
それにしても、伊東美咲さんと深田恭子さんというのは、危険なツートップだなあ。2人ともキャラクター先行で、連ドラのように長期的な視野の演技には適さない女優の代表格。個人的には混ぜるな危険だと思うのだが。チーフ演出は「大奥」「不信のとき」などドロドロものが多かった林徹氏。このドラマはハリウッドのようなライトコメディを目指すということなので、林さんが軽いコメディをどう見せるかは、にわかに期待。脚本は「人間の証明」の前川洋一氏で、脚本協力という形でバラエティの人気構成作家・鈴木おさむ氏らが参加。脚本家とバラエティ作家の共同作というのは面白いけど、鈴木さん、ドラマではあまりいい仕事していないからなあ。それでも、オッパイは男の永遠の憧れですから、見るだけ見て、ダメそうならば、即刻捨てということで。