有閑倶楽部
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放送後の感想
仕上がりも評判も惨憺たるもので、赤西さんのファン以外にはまるでアピール力のない駄作ドラマだったのではないかと思う。特に、原作ファンにとっては、早く忘れ去りたいくらいのドラマではないだろうか。この内容で、この視聴率というのは赤西ドラマ復帰作効果ということなのかもしれないが、平均12.6%では華々しく復帰というわけにはいかないだろうな。こうなると、次のドラマの役柄選びが難航を極めるだろうし、ジャニーズの中でもKAT-TUNはドラマで役柄を与えにくいグループだなあ、という感はこのドラマでも思った。
第1話 10/16放送 視聴率15.9% 演出:大谷太郎
評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1
それにしても、これはつまらないにもほどがあるんじゃないだろうか。演技、脚本、演出どれをとっても、ため息が出るくらいのお粗末極まりない仕上がりだった。
最初からキャラクターとはあまりに合っていないキャスティングにまず、あきれ果てたし、中途半端な役作りはかなりイタかった。横山くん、田口くんも見た目だけでも原作のイメージに近付けようとしているのだろうけど、あまりに無理している感が残って、完全に苦笑もの。香椎由宇さん、鈴木えみさんのキャラもわざとらしすぎる。その中で、唯一気を吐いていたのは、蜷川の舞台でヌードまで披露し、心身ともに鍛えられた美波さんか。食い物、食い物って、うるさすぎる嫌いもあったけど、あの威勢のよさがある程度、すっと入ってきた。
こうして、周りの人たちは何かしら原作のイメージに近付けているが、赤西氏だけは別格のようだ。話によれば原作と似て非なるいつもの赤西的キャラのまま。この人を主演に祭り上げるために、この原作を持ち出したということなのだろうから、これは当然なのだろうけど。それにしても、あの鹿賀丈史さんまでもが、あのサブいメイクでサブい演技をしてくれているのだから、赤西氏の待遇の甘さは否めないだろうな。
あとは謎解きやチームプレイのくだりにしても、ツッコミどころをあえて作っているのではないか、と思うほど、粗い作りになっており、最後の犬を誘拐というアホ極まりない展開には唖然。スタッフの布陣や、最後にアクションの見せ場を持ってくるあたり、「ごくせん」を意識しているのは間違いない。「ごくせん」がよかったのは、主人公のキャラが立ち、仲間さんの好演があったからこそ。このドラマはキャラのわざとらしさばかりが際立ち、役者もまるでハマっていない。これでは面白くなるはずもなかろう。
亀梨さん、田中さん、赤西さんとKAT-TUNのメンバー主演のドラマがここ最近、作られているけども、これらのドラマは桁外れにヒドかったという感が残る。嵐のメンバーのドラマはそれぞれ内容、視聴率ともに何かしらの足跡を残すものだが、KAT-TUNはどうして、これほど不作が続くのか。これは運がないのか、それとも実力なのか。どちらにしても、こんな程度のドラマが続いてしまっては、グループとしての存続が危ういと言わざるを得ないだろう。同じ枠のドラマを見続けるのは時間的にキツいので、今回は「スワン」に軍配ということで。
放送前の感想
一条ゆかり氏原作のコミックを、謎の短期留学で話題を呼んだKAT-TUNの赤西仁さんを主演に迎え、ドラマ化。今年の4月に復帰して、半年も経っていないのに、もうドラマ主演というお膳立てというのはやや甘すぎるような気がしないでもないのだけど、まあ、この枠の現状を考えれば仕方がないことか。ドラマ放送開始以来、「セクシーボイス アンド ロボ」「探偵学園Q」と2本のドラマを放送したが、未だにその最高視聴率が12%台に留まるなど、大苦戦を強いられている。それなら、昨今のヒットドラマにあやかって、コミック+学園+ジャニーズ+イケメンという要素を網羅させたドラマで、何とか枠を軌道に乗せようとしているのが分かる。ジャニーズとしても、KAT-TUNにもう少しがんばってもらわなければならないという思いがあるのだろう。嵐やNEWSという年齢の近いグループのメンバーに数字が安定してつき始めているのに対し、KAT-TUNは亀梨さん、田中さんと主演ドラマが相次いで内容・視聴率ともに不振で終わっている。赤西さん主演でコケたとしたら、KAT-TUNとしても窮地に陥るということで、ここは必死でバックアップを図るに違いない。スタッフは赤西さん出演の「ごくせん」を手掛けた大谷太郎さん(演出)、江頭美智留さん(脚本)がメインで参加するようなので、見せ方はある程度分かっているということなのだろう。