メンデルの遺伝法則

優劣の法則

たがいに純系で形質のちがう親どうしをかけあわせてできた子(雑種第1代、F1(えふいち))は,
親の一方の形質(優勢の形質)だけがあらわれ、劣性の形質はあらわれない。
このとき子にあらわれる形質を優性,あらわれない形質を劣性という。
例えば、Bという遺伝子は目が黒くなる遺伝子で、bという遺伝子は目が白くなるといった場合、
『BB』、『Bb』、『bB』、『bb』といった四つの遺伝子型が発生します。
『BB』という遺伝子型を持った黒目のオスと、『bb』という遺伝子型を持った白目メスがいるとします。
このペアが受精した時は、『B』+『b』の『Bb』という遺伝子型を持った子孫が誕生しす。
しかし、この特徴の違う遺伝子を二つ受けた子供の目の色は、『B』の遺伝子が優性遺伝子ならば、
子供の目の色は全て黒目となります。
そして、『b』の様に存在していても、優性遺伝子によってその働きを抑えられてしまうものを劣性遺伝子と呼びます。

分離の法則

F1どうしの交配による雑種第2代(F2)には,優性の形質と劣性の形質が,3:1の割合であらわれる。
これはF1の卵や精子ができるとき,それぞれの卵や精子に,優性の遺伝子と劣性の遺伝子が
分かれて入るからである。
この様に第一代で現れなかった特徴が第二代で現れる事を『分離の法則』と呼びます。
♂(BB)x♀(bb)から産まれてくる全ての子供はBb型の遺伝子を持ちます。(F1)このF1同士を交配させると、
BbのオスはBの遺伝子を持つ精子と、bの遺伝子を持つ精子を作り出します。
そしてBbのメスも同様にBとbの卵子を作り出します。こうして産まれた子供はBB、Bb、bbという遺伝子を持ちます。
よってここで白目(bb)のメスが発生するわけです。

独立の法則

2対以上の対立形質の遺伝は各対が他の対とは無関係に独立して遺伝するというもの。
違う遺伝型がそれぞれ独立して子孫に遺伝することを『独立の法則』といいます。