本当にこの川へ入渓するのはやっとかぶりである。何時入ったのかはっきり覚えていない。8月のお盆も過ぎ、メジロアブも少なくなった事を考え、29日にお連れの仕事の都合で、杉のゲ−ト前へ夜中1時30分着、少し仮眠し4時30分林道を歩き出す。薄明るくなった頃、川と林道の近くなった場所で水量確認。やっぱり超〜〜渇水、先が思いやられる。入渓口には勾配の強い林道を汗を掻きながら45分ほど歩き到着、山道を下降し渓に降り立つ。最初はミミズで釣り、ある程度遡行したらテンカラに変更予定。お連れは餌釣りのみ。当たりは頻繁にあるが、小さ過ぎて針に乗らず餌ばかり取られる。遡行と釣りを繰り返し最初の堰堤を越え杉ノ沢との出会いへ到着、小物ばかりで話になりませぬ。1匹だけアマゴを撮影する。ここからテンカラに変更、次の堰堤まで釣り、イワナのまあまあの型を2匹掛け、画像に収め川へとお帰り頂く。少し遅めのランチand小宴会。酔いの勢いに任せて林道への山道を登る。帰りの林道も結構長く感じ、私だけでしょうか、行きは足どり軽く、帰りには足元もおぼつかず、倍の疲れを感じるのは。車へ到着し着替え時山ビルチェック、不覚にも2ヶ所やられる。油断もスキもない。食いつかれると何となく腹立たしく「チクショウ」を連発してしまう。まあ今日はテンカラでイワナを掛け、手元にテンカラ独自の当たりの感触を味わえたので良しとしましょう。あと1ヶ月で禁猟、せっせと通って大物を手に入れる様に頑張るのだ。