痛風がうずくぜ戸中川

天気もいいし、堪らんうめえなあ〜〜

雨なしの超渇水の本流 中俣出合い上の堰堤 中俣の堰堤下で出た小物アマゴ、よくぞ生きていた 中俣の堰堤、この落ち込みにもアマゴが頑張っていた
荒れた中俣、ここを歩いて逆河内へ行ったもんだ 貧疎な中俣の流れ、魚も生き延びるの必死 鹿か何かの残骸

先週の釣行の疲れや左足首の痛みが癒えないのに、今週も先がないので出掛ける。左足首の痛風の疼きが先行き不安。自宅夜中1時出発、R152が佐久間町鮎釣で崩土で通行止めのため、間庄地区の道路を迂回、戸中ゲ−トへ3時着、少し仮眠する。明るくなった5時30分林道を歩き出す。案の定足首の疼きアップ、足の着き方で痛みがツ〜ンと走る。林道から川までの山道では遂に木を杖代わりに使う羽目に。まるで戦時中の敗残兵の如くの姿である。えらい思いをして川底に着く。最初から毛鉤で攻めるが反応なし。足が痛むので気持ちが集中出来ず、歩くのにも時間が掛かり参った×3くらいの気分。お連れは餌で釣っているが、当たりはあるが小物との事。9時頃に中俣の出合い着、ここで本日の宴会を催すので荷物を置いて本流へお連れ、私が中俣へと分かれて釣る。私は中俣へ入る。ここから餌に切り替える。流れはチョロチョロであるが、魚は反応しアマゴの15cm級を2本堰堤下までで出会う。川が酷く荒れているのによく生きているものだと感心する。堰堤を越え上流へと釣り上がるが荒れ方が酷くポイントらしき所がなく10時納竿し宴会場へ向かう。痛風の疼きは最高潮、杖を頼りに歩く始末、何とか宴会場に到着し一息つく。連れはまだ頑張っているのか帰って来ていない。焚き付けや流木を集め火を熾す準備しつつ最初のビ−ルと言っても安い発泡酒で喉を潤すが、痛風ちゃんの疼きは相変わらずである。疼きに耐えつつ続きを楽しんでいるとお連れ到着、何とか焼き用に2匹キ−プと言う。火を熾し網デッキの上へ肉やら魚やらを乗せ焼いて食べ、飲めや食えやの宴会本番へ。二人宴会は焼酎、ワインへと手が伸び、存分に楽しんだので満足。魚もおいしく頂き、ここまでは帰りの恐怖を知る由もなく酔った。帰路は河原を歩くのが早く楽だと思い杖を頼りにヨタヨタと出発、しかしこれがとんでもない思い違い。石に乗っては足をひねり「ヒエ〜〜痛てえ」を連発、額に油汗して何とか車まで到着、散々な釣行と化してしまった。痛風持ちには渓流歩きは24時間テレビのマラソンの如く過酷な試練、拷問見たい。早く整形外科に行って痛み止めを貰わなくてはと帰りの車の中で考え込む釣り師と化す。こんな事なら禁酒して節制すればいいのに、それが出来ないのが痛風持ちの性か。妙に納得である。最後に禁猟前にあと一回、近場で七輪宴会付き釣行をお連れと行う約束をしてさよならする。今日も一日お疲れさん、まだまだ懲りんでねえ〜〜〜〜。

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