今年も例の如くGWの宴会お泊り釣行の時期がやって来た。今年は車から即入渓出来る楽チンな場所を行き先に決める。遠山の兎洞と決め、お連れと宴会用のつまみと酒を買い込んで出発。珍しくGWなのに天気は快晴、良い釣りが出来る予感が、(実際はとんでもない結果になる事は、この時点で知る由もない。) 下栗から見た南アルプスの眺めは最高です。
北俣出会いを過ぎ、本谷上流へ進むに釣り師の姿も見られる。兎洞の出会いで沢を覗くと堰堤工事の最中とても入渓出来ず場所変更、諸河内へと向かう。
諸河内出会い到着、釣り師の車あり。本日入渓中である。宴会時間には間があるので本流を釣るが、魚の反応なし。
車に戻り早めのグビッ、グビッをやっていると釣り師ご帰還、釣果は宜しくない様子。わしらはそれより宴会に気をとられ、車を止めて準備に余念なし。今宵の宿も出来、七輪宴会の始まりであり、結構男二人で盛り上がりたらふく飲み食いする。さすがに夜中は冷えたらしくお連れは余り寝られなかった様だ。朝目覚めるがちと頭が重痛い。飲み過ぎである。お連れダウンのため私一人で入渓となる。ミミズを餌に釣り上がるが反応は良くない。ポイントはあるが当りなし。しばらく釣り上がり何とか魚をゲット、しかし何やら釣れた魚の様子が変だ。なな何と白い斑点があるではないか。こんな沢にもニッコウ系らしきイワナが放流されているではないか、釣り欲も萎えつつも上流へ向かうが、ポイント的には結構な淵があり魚は居そうであるが反応がないまま、8時頃にはやる気も失せ早々と撤退する。途中入渓釣り師と出会い話をする。遠山もニッコウ系らしきイワナを放流している事、井川の方もニッコウ系らしきイワナで占拠されつつある事等を聞かされ、より一層釣り欲を萎えさせられる。車に帰り帰りの支度を済ませ早々と帰路へ着くが、天気も良い事なので例の如く梶谷の橋の下でまっ昼間宴会へと突入し、程々に酔い昼寝を楽しんで帰還の途へと就いた。結局自然の中に身を置き、宴会を楽しんだだけの釣行であった。毎年釣果はだめになり宴会のみのGWとなりつつある。これも時代のすう勢であろうか、寂しいねえ。