Dog Sports Use

  リアケーとは、跳ね上げ式の一体化構造であったが、開閉するのは苦労しなかった。
  バリケンのMサイズを縦に乗せると、通常のシートレイアウトだとはみ出してしまい
  シートレイアウトを変えずに載せるのは不可能と感じた。
  中型犬以上で2頭を連れての遠征は、後部座席を倒すなどかなり大きな制約が発生
  する。
  兄貴分の325Touring5もボディーサイズは同じため同様であり、ドックスポーツには
  少し使い勝手が悪いような気がするが、それを考えても余りある魅力の車である。

 Drive Impression
  3シリーズのツーリングワゴンであり、BMW=直六のイメージであるので、この
  モデルは直4エンジンの3シリーズ廉価版といった位置づけの感がある。
  しかし、このエンジンはバルブトロニクスという新旧気システムが搭載されていて
  エンジンフィーリングはスムーズですこぶるいい
  バルブトロニクスとは、吸気量をバタフライと呼ばれる板で制御していたものを電
  子制御のバルブの絞りにて制御する方式らしい。
  自分が感じたものは、従来のエンジンはどうしてもアクセルを戻したときの原則時
  に少し不安定な感じがするのだが、このバルブトロニクス搭載のエンジンは加速
  時も減速時もアクセルを踏んだ量にリニアに反応し加減速が多く日本の道には、
  良くマッチしていると思う。
  143psは数値的には貧弱であるが、日本での使用では十分だと感じる。
  自分的には、エンジンフィーリングは直6モデルより優れている気がする。
  評価の高さから、もうじきモデルチェンジになる、次期3シリーズには全車にバルブトロニクス
  が採用されるという噂がある。
  ハンドリングと足回りは、今回試乗したモデルはM−Sportsであり、通常モデルよりハンドリングがクイックで足回り
  も固めの設定であり、しなやかな足回りとナチュラルで素直なハンドリングは、絶妙で自分が乗った車の中でもぴか一
  であり、ほんとに欲しい一台である。
  
 
火の巻


 BMW 318i Touring
        M−Sports

  直列4気筒DOHC
  排気量   1,995cc
  最高出力 143ps/6,000rpm
  全長    4,480m
  全幅    1,740m
  全高    1,420m
  総重量   1,705kg

火の巻