飼育魚の紹介

 

   分布 : タンガニーカ湖(東アフリカ)
         長さ700km、面積が約33000ku
         透明度 22m程度
         ph7.5〜9.2(平均8.4)
         アルカリ性が強く、炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム
         炭酸カルシウムなどの含有量が多い
   全長 : 35cm  

  タンガニーカ湖のみに生息し、水深30、40mの岩礁地帯に生息する。
  主に甲殻類を食べており、雄の成魚は、頭にこぶがでる。
  メスは、口内にて稚魚を保有するマウスブリーダーである。
  広大なタンガニーカ湖に生息しているため、生息地域による地域変種が
  見られる。(キゴマ、ブルーザンビアなど)
  

  我流 飼育解説
    白地に黒のバンドがあり、状態がよいとヒレや顔がメタリックブルー
    に発色する。
    見た目は、のほほんとしているが、やはりシクリット類だけあって
    テリトリー意識は強い、ただヒレがボロボロになったりするほどの
    闘争はしない。
    たまに、お互い向き合って口を広げて、押し引きしているぐらいの
    ほのぼのとしたものである。
    動きが鈍く、エサを食べるのは下手であり、他魚がいるとなかなか
    思うようにエサを食べれないようである。
    緩やかな、水質悪化には強い頑強な魚であるが、ストレスを感じる
    と、黒化してバンドが不鮮明になる。
    一番長く飼育しているものは、六年になるためアフリカンシクリットの
    なかでは長寿のほうだと思う

    今年(2003年)の4月に、産卵し卵をくわえたのだが、うまく受精でき
    なかったようで失敗した。
    やはり、繁殖を狙うためには隔離飼育のほうがよいと思う。
    いつかは、繁殖を成功させようと思う。