フライボール

 フライボールとは
 フライボールとは、4頭の犬たちがチームになって行う、ドックスポーツです。
 スピード感、迫力、チームワーク、戦略などの面白さから、アメリカではアジリティーに次ぐ、第2のドックスポーツです。
 その歴史は、1983年にアメリカの北米フライボール協会(NAFA)にて、ルールが決められて、競技会が開催されるよう
 になり、日本でも1995年ころから、トレーニングに取り組むサークルが現れて、2000年に「日本フライボール連盟」が設
 立されました。

 ルール
 ルールはとても簡単で、競技場に設置された4つのハードルを飛び越えて、その先にあるローダーと呼ばれる箱より
 ボールを取り出し、くわえて、再び4つのハードルを飛び越えて戻ります。
 ゴールラインを越えたら、次の犬がスタートし、4頭の犬の合計タイムの早いチームが勝ちとなります。
 独特のルールとして、チーム内の一番小さい犬の体高にあわせてハードル高さを設定します。
 つまり、小型犬のいるチームのハードルは低くなり、走行スピードが高くなります。
 また、チームに6頭まで登録できるので、対戦相手によってチーム選手犬をいれかえることができます。
 クラスは、オープンクラスとノービスクラスの二つがあり、ノービスはハンドラーがリードを付けて伴走しても良いことになっ
 ており、出場するためのハードルは低い部類のドックスポーツだと思います。
 チーム編成は、両クラスとも4頭四人が最低チーム人数です。
 
 フライボールを道具として「ハードル」とボールを出す箱「ローダー」が必要です。
 大会時にはハードルは主催者が用意したものを使用しますが、ボックスは基本的には参加者が用意します。
 ただし、持っていないチームは主催者が用意したものを使用することもできるようです。
        

 2003.05.25 犬の学校 フライボール講習会

2003.05.25富士のフィールド・ドックズ・ガーデンで犬の学校「フライボール講習会」が行われました。
講師はファイヤーファイターズの皆さんでした。
まずは、フライボールで使用する器具の説明です。

ハードルとローダーです。
ハードルは、アジリティーのものと比べて幅が狭いので、なれるまでは飛びにくいのではと思いました

 デモが始まりました。
 ボーダーコリーの走りです。
 度迫力だー!

 こちらは、ラブラドールの華麗な走りです。
 しなやかで速いっ!

 一通りの説明とデモが終わり、早速、練習方法の講習が
 始まりました。
 まずは、戻りの練習
 この競技で一番大切なことが、戻りだそうなので念入りに
 練習することが大切だそうです。
 
 戻り練習でアクアの出番 
 ノーリードにて挑戦しました。
 
 急いで戻れー
 ハードルの向こうで、かなりのテンションで呼んでます。
 ハードルが低いのか、いまいち気合が乗っていない
 アクアです。
 とりあえず、戻っているの図
 
 
 ローダーからボールを取り出す練習
 赤い板を押すと、穴からボールが出てきます。
 まずは、ローダーの所でボールをくわえる練習
 ボールは嫌いではないので、まずまずの成果
 そして、この後より、だんだんやる気テンションがあがり
 始めてきました。
 
 一通り、練習してまとめに、参加者から4名選んで摸擬レ
 ースを始めました。
 アクアは、やる気が上がったのを認められ、選抜してもら
 いました。
 摸擬レースでは、リードを付けて挑戦しました。
 練習とは、目の光が違う????か。。。。
 やはり、注目されるとやる気があがる、豚もおだてりゃ系
 の本領発揮!
 たぶん、明日から「ボール、ボール」と、うるさいだろーな
 
 フライボールは面白く、ルールも簡単でどんな犬種でも楽
 しめるドックスポーツだと思いました。
 また、これを練習することによりオーナーと愛犬とのコンタ
 クト度があがると思います。