訓練競技会
訓練競技会について
訓練競技会とは、犬に定められた規定の行動を、とらせてその正確さを競う競技です。
採点は100点満点にて行われ、得点の高い順より順位が決められ、高得点をとるためには、その種目における指導手の正確なハン
ドリングが必要になります。
つまり、どちらかというと犬の性能よりも指導手のハンドリング能力を問われる競技といえます。
その為クラスを選べばどの犬種、性別でもハンディー無しで楽しむことができ、、自分のハンドリング技術と愛犬の主従関係を確める
良い機会となります。
経験してみると愛犬との新たな1歩が踏み出せるのではないかと思います。
堅く考えずに、ぜひ参加してみましょう!すべてのドックスポーツの基本となるものだと思います。
現在日本では大きく分けて、ジャパンケンネルクラブ(JKC)主催のものと日本警察犬協会(NPDA)があります。
下記に出場したクラスと種目について示します。
PD競技会(日本警察犬協会)G1・アマチュア・犬種外
日本警察犬協会の訓練競技会で、G1(訓練カテゴリー)でアマチュア指導手による警察犬手外(日本での警察犬認定種はジャーマン
シェパード、ドーベルマン、コリー、ボクサー、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、エアデールテリアの7種)にて競われます。
2003.4.6に行われた東海訓練チャンピオン競技会より競技種目を紹介します。
紐付き脚側行進
リードを付けて所定のクランクコースを往路は常歩、終点にて右回りし止まらずに復路は速歩にて出発点に戻り右回りをし脚側
停座をします。
紐付き立止
立止を命じ、指導手はリードの末端を持ち犬と対面し、犬の周囲を、左回りし対面、右回りし対面後犬の右肩の位置に立ち審
査員の指示にて停座させる。
紐無し脚側行進
リードをはずし、所定のクランクコースを往路は常歩、終点にて右回りし止まらずに復路は速歩にて出発点に戻り右回りをし脚側
定座をします。
停座および招呼
犬に停座を命じ、停座後に指導手のみ常歩で十歩前進後、立ち止まり、廻れ右して犬と対面し審査員の指示にて紹呼し、指導
手の直前にて対面停座をさせ、審査員の指示にて脚測定座させる。