Leeyesの操作画面は、ファイル一覧部、フォルダツリー部、画像表示部の3ペイン構成です。
使用状況にあわせて、一覧やツリーの表示・非表示や、一覧の位置の変更、または画像表示部を一覧と分離してそれぞれを画面いっぱいに表示するなど、多彩な設定が可能です。また、画像表示部を全画面表示させ、より大きく画像を
表示させることもできます。
ツールバーは、全般の操作を行うメインバーと、画像表示関連の操作を行うイメージバーに分かれています。イメージバーと、開く画像を直接指定できるシークバーは、画像表示部を分離しているかどうかに関らず、常に画像表示部と合わせて表示されます。
これらのバーも、表示・非表示の設定が可能です。
Leeyesのファイラには、フォルダ表示(通常のデスクトップを起点としたディレクトリ構造)と、「本棚」と呼ばれる仮想フォルダを作成して、そこに任意のフォルダや書庫を登録できる本棚表示、CDやDVDの内容を保存して、メディアが無い状態でも内容が閲覧できるメディア表示の3種類の表示形態があります。
本棚はハードディスクの中に散らばる様々なファイル・フォルダを、メディアはバックアップとして外部のメディアに保存した画像や書庫などを、それぞれ自分で名前やコメントをつけて、わかりやすく管理することができます。
また、Leeyesの検索機能は、通常のフォルダだけでなく本棚やメディアも対象にできるので、目的のファイルを探すことも簡単です。得られた検索結果を保持したまま、フォルダや書庫を開く事もできます。
各表示とも、書庫に対応したプラグインが読み込まれている場合は、ツリーに対応書庫も表示され、フォルダと同様にアクセスすることが可能です。
ファイル一覧部には、現在の選択フォルダにあるファイルの一覧が表示されます。表示するファイルは、存在するものすべてを表示するか、対応ファイルのみを表示するかを設定によって指定できます。
一覧の表示の仕方は、一覧/サムネイル/サムネイル詳細の3パターンから選択することができます。サムネイル表示時には、一覧に存在する対応画像に加え、フォルダや対応書庫がある場合はその先頭画像も表示されるので、中にどのような画像が格納されているか、一目でわかります。
表示したサムネイルは、すべてもしくは先頭画像のみかを指定して保存することが出来ます。一度保存されたサムネイルは、次回表示時には高速に表示することができます。一度保存したサムネイルはアプリ内で一元管理され、フォルダ/書庫単位で削除することが可能です。保存するサムネイルのサイズや保存の仕方も、設定によって変更できます。
また、一覧のマウス操作は、自由にカスタマイズすることができます。使用状況にあわせて設定することで、ファイル操作の効率をさらにあげることが可能です。
画像表示部では、ファイル一覧に表示されている対応画像ファイルを、本のページをめくるように順次表示させていくことができます。ファイルの移動手段は、イメージバー上のボタンの他に、キー操作やマウス操作によるショートカットの設定、画像表示部の下部に表示されるシークバーによる選択など、好みや使用状況に合わせて自由に設定して快適に操作することができます。
また、次のファイルを開く際に、画像の先読みを行うように指定されていれば、開いた画像のさらに次の画像を事前に読み込んでおき、その後のページ送りの時間を短縮できます。
画像の表示の仕方は、画像ファイルを1枚のみのみ表示するか、2枚を並べて見開き表示するかを指定できます。また、開く画像のサイズに合わせて、単ページ/見開きを自動で判定し、常に適切な状態ですることも可能です。
また、画像をウィンドウのサイズに収まるよう自動に倍率を調整して表示したり、常に一定の倍率を指定して表示したり、縦横どちらかを常に指定したサイズで表示するなど、細かく設定できます。
その他、画像の細かい部分を見るためのルーペ機能、ぼかしやアンシャープマスクなどの様々な画像処理をかけて表示するフィルタ機能、 ディスプレイを90°回転させて画像を閲覧を見るための回転機能のほか、グリッド表示や背景色指定など、画像を閲覧するための様々な付加機能が用意されています。
キーカスタマイズ・マウスカスタマイズによって、Leeyesの大部分の操作を、より自分にあった設定で実行することが可能になります。
キーカスタマイズでは、全てのメニューに複数のショートカットを割り当てられる事に加え、画像表示部での、画像のスクロールにも使うキーを設定することが可能です。マウスカスタマイズでは、ファイル一覧や画像表示部での様々なマウス操作にコマンドを割り当てることによって、キーボードを触らずとも、快適な操作ができるようになります。