大/小スクロールそれぞれ、実際に行う動作の詳細を指定します。
ここでの設定は、
マウスカスタマイズで大/小スクロールを指定した場合にも共通の設定が適用されます。
<スクロール量>
スクロールの移動量を設定します。
<スクロール端でファイルを移動する>
これ以上スクロールが出来ない状態でスクロール操作をした際、指定した移動コマンドで表示ファイルを移動します。
<スクロール端で反対側の端の隣に移動する>
現在が上下スクロールの先頭・最後で、横スクロールが可能な状態であれば、横に座標をずらして縦スクロールの位置を現在の反対側に移動させます。左右スクロール時も同様です。
縦にも横にもスクロール可能な画像を、N字(横スクロール時はZ字)の軌道で表示させることで、単一のスクロール操作で画像の全体を閲覧することが可能になります。
また、重複幅を指定すると、座標を移動した場合に以前表示していた領域と移動後の領域で重なる部分を調整することができます。
スクロールでのファイル移動の設定が有効な場合、座標をずらす設定が優先されます。
例えば、横のみスクロール可能な画像を開いている場合、両方の設定を有効にしておくと、上下スクロールによって横に座標が移動して、横方向のスクロールの最後の位置まで移動してから、ファイル移動のコマンドを実行します。