起動時にファイル名が渡された場合(Leeyesのアイコンに画像をドロップするなど)、固定位置で起動する設定よりも優先して、渡されたファイルを開いて起動します。
その他に、コマンドラインオプションを指定することで起動時の状態を指定することができます。
オプションの記述の前後には、半角の空白が必要です。
[全画面表示で起動]
指定オプション: -f
起動時に最初から全画面表示の状態で起動します。
ただし、何も画像を渡さないでこのオプションを指定した場合、いきなり真っ黒(もしくは指定した画像の背景色)な画面が表示されてしまいます。このオプションは、画像や書庫のドロップ用のショートカットに使うか、もしくはパラメータ付きで起動できるような他のアプリから、画像もあわせて渡してもらうのがいいでしょう。
使用例: 〜Leeyes.exe -f "ファイル名"
[指定した設定ファイルで起動]
指定オプション: -s (+設定ファイル)
あらかじめ、設定の保存メニューによって保存された別設定を使用して起動します。
通常使用時のほかに、ツリーやファイル一覧を非表示にした状態で起動したい・開く画像の種類によって画像表示の方法を切り替えたいなど、様々な使用状況に合わせた最適な設定を使い分けることができます。
使用例: 〜Leeyes.exe -s "設定ファイル名"
本棚・メディアのアイコンをそれぞれ任意の画像に変更することができます。
アイコンのサイズは、通常のものが16x16、大きいアイコンが32x32です。それらを横に並べた画像を用意して、Leeyes本体と同じ場所にある、「Icon」フォルダに入れることで、起動時に読み込まれます。読み込む画像の名前は、以下の通りです。
Shelf.bmp ・・・ 本棚のアイコン Shelf_s.bmp ・・・ 本棚の選択時のアイコン Shelf_l.bmp ・・・ 本棚の大きいアイコン Media.bmp ・・・ メディアのアイコン Media_e.bmp ・・・ メディアが存在する場合のアイコン Media_l.bmp ・・・ メディアの大きいアイコン Media_le.bmp ・・・ メディアが存在する場合の大きいアイコン
標準では、それぞれのファイル名の頭に"$"をつけたファイルが用意されています。 上記のファイルが見つからない場合は、この標準のファイルを使用します。
注意点として、本棚・メディアそれぞれ、各ファイルすべてに同数の画像を用意する必要があります。
アイコン数はShelf.bmp/Media.bmpを基準とし、その他の画像数が基準に満たない場合は基準のものと同じ画像が使われます。画像が多い場合、それらは使用されません。