ふるさと大使の任命について(平成10年9月議会 一般質問
ふるさと大使を任命することについて質問します。
 
私は、観光地のPRの手法、手段、方法として、一番効果的なのは、口コミでなかろうかと考えます。
信頼する人が推奨するものは、だれもが安心して行けるものではないでしょうか。
旅に行き、食事をするときでも、信頼ある人から推奨されると、安心して行けるのと同じことだと思います。

こうした点に着目して、奈良県川上村では、全国各地にいる村の出身者をふるさと大使に任命し、現在住んでいるところで、ふるさとのよさをPRしてもらい、観光客の誘致を図っています。
大使には身分証明書に当たる大使証を発行し、お礼に地元でとれるワラビやゼンマイなどの山の幸を送るそうです。

また、大使が住んでいるところでPRすることにより、伊東出身がわかり、大使を中心にふるさと会の結成にもつながるではないでしょうか。本市から他都市に住み、成功している方も多数おられます。
こうした方とか、幅広く活躍されている方を大使に任命し、本市の活性化を図ることは有意義な方策と考えますが、いかがでしょうか。
市長答弁
去る9月12日に開催されました東京伊東会には、稲葉議員もご出席され、ご承知のとおり、観光協会長も出席をいたしました。群発地震の経過報告などを行う中で、観光客が減少しております実情を説明いたし、1人でも多くの宿泊客を伊東温泉に送客していただきたいとの協力要請を行ってまいったところでございます。

PRの手段、方法といたしまして、一番効果的なものに口コミによる宣伝、信頼する人が推奨するものはだれでも安心するのではないかとの議員のご指摘のとおり、提案のふるさと大使づくりにつきましては、かつて、別荘を管理しております伊豆急さんを通じまして、有名人、著名人について調査をお願いしたことがございますが、そのときには、別荘で静かに生活しているので、名前を出しては困ると言われる方々もおりましたことから、取りやめた経過がございます。

しかしながら、来遊客が減少している状況や、県の観光大使の効果等を考慮いたしますと、あらゆる宣伝方法を有効に活用することについては、非常に重要であると考えておりますので、ふるさと大使候補と思われます秋竜山氏や作詩家の阿久悠氏などのご意見を伺いますとともに、市内に在住しております陶芸家、音楽家の方々とも協議を進め、本市独自のふるさと大使づくりを目指して、調査研究を進めてまいります。
以上でございます。
平成11年度事業で以下の方々にふるさと大使の依頼をした。名刺を作成し、機会があるごとに伊東市の宣伝をしていただいています。
ちあき考え
私は、接客業の方々が効果があるように思います。
木 部 佳 昭   東京伊東会 名誉会員 石 井 紘 基  衆議院議員(民主党)
白 橋 榮 治   東京伊東会 会長 木 部 俊 之  東京伊東会
石 井ターニャ   石井紘基氏秘書(娘) 工 藤 和 子  東京伊東会
樋 口 幸 一   東京伊東会 会計監査 荻 野  功   東京伊東会 幹事長
梅 原 清 次   東京伊東会 広報委員長 金 子  稔   東京伊東会
竹 井 美知也   東京伊東会 兒 玉 光 東  東京伊東会
伊代野 広二郎  東京伊東会  里 吉  衛    東京伊東会 名誉会員
鈴 木 英 明   東京伊東会  入船亭扇遊   落語家(岩田 茂)
志茂田 景 樹   作 家 守 屋  浩   市内在住著名人
秋   竜 山   漫画家 石 坂 浩 二   (ワイルドスミス美術館)

できたちあきの発言からに戻る
最初に戻る