平成15年5月8日、伊東市に電気自動車が導入される。 導入の背景 本市は、本市の有する恵まれた自然環境や豊かな温泉を活かして、 市民・観光客が、いつまでも元気でいる喜びを共感するまちづくりを目指し 「健康回復都市」を宣言いたしました。 さらに、平成15年3月には、「環境をまもり、豊かな自然とともに生きるまち 伊東」 を望ましい環境像と定めた「伊東市環境基本計画」を策定したところです。 この環境基本計画の中で、本市においても、環境汚染物質の発生源を減らし、 澄んだ空気を維持するため、環境への負担が少ない低公害車や無公害車(電気自動車等)の導入を 積極的に進めることといたしました。 これらのことを背景に、国の「平成15年度クリーンエネル ギー自動車導入促進対策費補助事業」として、 財団法人日本電動車両協会が実施する 「電気自動車等の無償貸与事業(電気自動車を公用車等に活用する計画の募集)」へ応募し、 同協会での選考の結果、本市に無償貸与されることとなったものです |
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活用計画 電気自動車の活用計画としては、市域の44.7%を占める国立公園区域内の監視パトロールや野生動物、 鳥類の保護活動、廃棄物の不法投棄防止活動などの環境対策、さらには、市内の各 行政機関への 定期的な郵便物等の集配業務などに活用し、クリーンエネルギー自動車を市民や市内の事業者に周知 することにより、その導入の促進を図ります。 また、本年度、本市で開催されるNEW!!わかふじ国体のゴルフ大会や、フェンシング大会をはじめ、 「按針祭」などの年間を通して開催される多くの観光イベントにおいて、クリーンエネルギー自動車を積極的 に使用することにより、年間700万人を超える来遊客に対して、「環境に配慮する観光のまち伊東」を内外に アピールしていきます。 |