東海舘   伊東温泉観光・文化施設

平成13年7月26日 伊東温泉観光・文化施設東海舘オープニングセレモニーに出席しました。
東海舘は、平成9年3月、旅館の廃業を決め取り壊し駐車場にする発表をしたところ、観光協会の代表・町内から貴重な建物であるので市で、存続してほしい要望がありました。

これを受け、市長は9年7月存続していくので、建物の寄付を受け、その後、10年度11年度、12年度、13年度合わせて3億7千万円(国・県補助金1億円)を投入、改修工事を行い、本日のオープニングになったものです。

オープニングは、東海舘前市道で、関係者約100人が出席行われました。
東海館は、昭和初期の和風建築様式をそのまま残す木造3階建ての温泉旅館であります。
昭和3年に温泉旅館として創業されました。当時の職人達が腕を振るった自慢の建物は、檜や杉などの高級な木材、変木と呼ばれる形の変わった木々をふんだんに用いた美しい和風建築です。

望楼は、昭和24年に建築されました。その頃は、周辺は低層建物のため、望楼からの眺望は素晴らしく、天城山が良く見えたといわれています。

平成9年に廃館後、伊東市に寄贈されました。伊東市はその貴重な木造建築を後世に伝えるため、伊東温泉観光・文化施
設『東海館』として、伊東の新たな観光名所として生まれ変わりました。

1階には、インフォメーションコーナーや当時のお風呂をそのまま活かした入浴施設、喫茶やお茶会などできる「休み処」となっています。2階の牡丹の間や1階の4部屋は温泉旅館当時のままの部屋があり、入浴後、木造建築の魅力を楽しみながら、夕涼みも楽しむことができます。

開館時間 午前9時から午後9時までで、入館は無料です。入浴料は大人500円・子供300円です。
住所 伊東市東松原町12-10  電話0557-36-2004

来館者1万人
8月25日 午後オープンからちょうど1ヶ月で1万人を迎えました。1万人目になったのは、同館に入浴にきた東京都板橋区の八木直子さんです。記念に花束・特製手ぬぐい・風呂桶・椿の絵皿などが贈られた。

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