消防庁舎の移転について(平成7年12月議会 一般質問) | |
消防庁舎の移転について伺う 阪神大震災では、消防庁舎が被害を受け、消防車が、出動出来なかった事態が、発生しております。 建設後、26年を経過しておりますことに加え、立地条件の悪い、海岸線に位置し、しかも、埋立て地に建設されているため、防災の拠点で在るべき消防庁舎の安全性が懸念されております。 消防庁舎が建っております地質は、地表から、埋め立て地層、海底砂層、細砂層、シルト層となっております。 この地質の場合、海底砂層、細砂層は、極めて液状化に対して危険性を有する地層と、判断されております。 周期説からして、近い将来発生するであろうと予想されます東海沖地震、あるいは、神奈川県西部地震に対応する拠点施設であるべき消防庁舎について、早急な、移転・建て替えについて、改めて、市長の方針を伺ます。 |
|
鈴木藤一郎市長 消防庁舎は海岸線に面して建設されており、かつ埋立地で津波の危険性は理解している。耐震性にも不安があり、建て替えについて検討している。 新たな候補地について検討していかなければならない時期に来ていると考えている。 |
|
質問後の経過 平成8年8月 消防庁舎建設用地取得 平成10年9月 建設工事契約 平成11年12月 本体工事完成 平成12年3月 新庁舎へ機能移転 |
|
新消防庁舎概要 住所 伊東市桜木町1-1-3 敷地面積 1.910u 建築面積 753u 延べ面積 2.864u 構造 RC造5階建(外観4階) 附帯設備 消防緊急通信指令施設 新発信地表示システム 車両動体管理装置 訓練塔・煙避難体験室 消火体験コーナー |
|
消防緊急通信指令施設 地図等検索装置 指令台コンピューターのオンラインにより通報場所や目標物を入力すると、付近の地図が自動表示される。 災害地点を性格に確認できる。 指令地図電送出力装置 通信司令室からの出動指令を署所のプリンターに電送する。 |