中部横断道路について |
中部横断道路宇佐美工区について 中部横断道路は,本市と熱海市を連絡する広域的な幹線道路として、災害時における「緊急輸送路」を始め 「国道135号の渋滞解消」や沿線の土地利用への寄与など、種々の機能が期待できる重要な路線として 位置づけられております。 宇佐美工区は、主要地方道「伊東大仁線」沿線の「桑原地区」を起点として「阿原田地区」の二級河川 「伊東仲川」に隣接する道路とを連結する、計画延長1260mで、道路幅員は海側に2.5mの歩道を含む 10mの道路新設改良事業です。 次期工区の選定につきましては、「宇佐美峯工区」と「宇佐美大山工区」があり、特に、熱海・伊東地区 開発推進協議会等を通じまして、熱海市との接続時期としましては、平成24年度に予定されております ことから、熱海市側における進捗状況との兼ね合いを十分見極める必要があります。 このため、現在、熱海市との間で、複数のルートについての検討や事業の進捗について協議を進めている ところです。 次期工区に対する地元の皆さんの意向も、十分把握した上で、次期工区をきめていきたいと考えております。 なお、宇佐美工区の共用に伴う、阿原田地区からのアクセス道路としての、市道「阿原田線」につきまして 全面的な拡幅改良整備を致しますと、10億円を超える巨額の事業費を要することが見込まれるため、 見直しを行い、現在、早期に暫定共用するために部分改良により待避所も含めた改良をしていきます。 市道「阿原田線」の暫定計画では、道路新設2箇所、待避所2箇所の延長約350mを計画をしているが、 事業費も多額な費用を要します。 |
中部横断道路宇佐美工区について、当局説明(4月22日 建設委員会協議会) 最初に市道「(中部横断道路宇佐美工区)」改良工事について 本年度の事業では、起点側の(その1)は、国庫補助事業の地方道路整備臨時交付金による工事を 予定しており、また、終点側の(その2)は起債事業の地方特定道路整備事業による工事を予定してお ります。 宇佐美工区の事業はこの二本立てで、平成7年度に事業着手し、平成15年度完成を目途に鋭意事業 の促進を図っているが、計画工区の一部に、土質が非常に悪い箇所が出現し、法止めのためのアース アンカー等を施す工種が加わった事などもあり、完成時期が若干ずれ込むことも予想されます。 今年度は主要地方道「伊東大仁線」との取り合い部から赤色に着色しました、延長60mでございます。 工種としましては、山側から道路中央へかけまして、上部から切土及び掘削を行いながら法面にアース アンカーを打設後、法枠工を設置し法面の安定を図ります。 また、法面の上部にあります、本線道路に接道しています既設取り合い道路の幅員3mの2箇所の取り 合い施工を行い、併せてガードレールを設置いたします。 更に、法面の下部には排水工としまして、道路側溝と地下排水工を設置いたします。 なお、断面図左側の既設道路につきましては、農耕車両等が通行するため、仮設転落防止柵を設置し 地元利用者の安全を確保していく。 また、本線道路の舗装につきましては、自然転圧による路床の安定を待って、路盤も含め最終年度の 施工を考えております。 工期につきましては、平成15年3月15日を予定しております。 次に、中部横断道路(宇佐美工区)改良工事(その2)の工事概要についてご説明いたします。 工事箇所は、終点部分の二級河川「伊東仲川」付近の延長60mです。 工種としましては、道路の計画高さまでの、切土及び掘削を行い、東側には法長5.39mのブロック 積工と切土法面に種子の吹き付けを施工いたします。 また、計画道路の両側には排水工を設置いたします。 なお、舗装につきましては、(その1)と同様、路盤もふくめ最終年度の施工を 予定しております。 工期は、平成15年3月15日を予定です。 |