美容用語集

カット編

ウェットカット ・・・
毛髪を濡らしてカットする方法。⇔ドライカット

スカルプチュアカット ・・・
レザーで髪を削るようにカットする技法。

ストロークカット ・・・
ハサミを上下に動かして毛先を細くする方法。

スライドカット・・・
取り出したパネルの途中から毛先に向かって滑らせて
斜めにハサミを入れてカットする技法。

セニングカット・・・
髪の量感を調整する時や、質感を軽くする時に毛を間引いてカットすること。
セニングシザーを使う。

チョップカット・・・
ハサミを毛先の方から入れていき、ギザギザにすること。

ドライカット・・・
乾いた髪をカットすること。

ブラントカット・・・
直線的なカットのこと。

レザーカット・・・
先細の状態にカットする。レザーを用いることが多い。

シャギーカット・・・
スキバサミやカミソリなどをそいでギザギザにするテクニック。
不揃いでラフな動きのあるスタイルに仕上がる。

チェックカット・・・
カット終了後に不揃いな部分、長さや量などを修正するカットの事。

トリミングカット・・・
出来あがったスタイルを軽く整えるためのカット。

ツイストカット・・・
毛先をねじったり、ひねったりしながら行うカットテクニック。

グラデーションカット・・・  
髪の毛の長さに細かい段差をつけるカットテクニック。
ボリュームをだしたり、毛先に動きをだす事ができる。



パーマ編

ロッド
 パーマの基本的なツール。使い方次第で幅広いデザインが生まれる。

円錐ロッド
 円錐状のロッド。両端の径が違うことで、根元は強いリッジで毛先はゆるやかなウェーブ、逆に毛先にいくほど強いリッジを出すなど、イレギュラーなウェーブを出せる。

コットンロッド
ロッドにコットンを巻いて作るので、弾力のあるロッドになる。テンションのかけかたによって簡単にリッジの強さを変えられ、ランダムなウェーブを作ることができる。

ビックロッド
 一般に径が26mm以上のロッドを指す。ソフトなウェーブを作るのに便利。毛先に大きなカールをつけたり、ボディーパーマをかけたい場合などに使われる。

ロングロッド
普通のロッドに比べ、長さが2倍程度あるロッド。髪をらせん状に巻けるので、間隔を詰めて巻けば強いリッジ、広めに巻けばゆったりしたウェーブを作ることが可能。



パーマ用語

ステム
軸の意。セクションを取って、ベースから毛束をパネルにして取り出すこと。パーマ時に、根元からカールが始まる部分のことを言うほか、カットやカラーでも使う。

アップステム
毛束を頭皮に対して90度以上持ち上げて巻く。ボリュームを出すときに有効。

ダウンステム
 頭皮に対して0〜90度の角度に毛束を下げて巻く方法。ボリュームを抑える時に有効。

オールパーパス
髪全体をロッドで平巻きにしていくこと。

テンション
 緊張感の意。パネル、毛束を引っ張るように持つ時の力の入れ具合を言う。

リッジ
 S字の連続になってクセがついたウェーブの山の部分。ウェーブの谷の部分はエッジと言う。



パーマ技術

スティックパーマ
 針金や割り箸など、細い棒をロッドとして使ったパーマ。細くスパイラル状のウェーブを出すことができ、ハードなイメ ージに仕上がる。

ストレートパーマ
 髪のクセや広がりをまっすぐに伸ばし、ボリュームをダウンさせるパーマ。一般的に「パーマを取る」「落とす」はスト  レートパーマをかけることを指す。

スパイラルパーマ
 髪の根元から毛先に向けて、ロッドに毛束をらせん状に巻きつけるパーマ。根元から毛先まで均一にウェーブが作 れる。

ツイストパーマ
 毛束をねじってかけるパーマ。仕上がりは髪の凸凹がすくなくドライな質感と毛束感が特徴。

針金パーマ
 針金を使って、毛束を巻きつけかけるパーマ。細かいウェーブが作り出せ、毛束をほぐすせばボリュームがアップ。ワ イルドなスタイル向き。

ピンパーマ
 毛束をコットンで包み、ロッドを使わず、ピンで止めてかけるパーマ。短い毛に有効。

ボディーパーマ(ニュアンスパーマ)
 根元や毛先の方向づけを操作するように、ゆるくかけられたパーマ。クセ毛のような柔らかいニュアンスのウェーブが 特徴。

ミックスパーマ
 2種類以上の巻き方を組み合わせて作るパーマ。質感をミックスすることで、表情のあるスタイルを作ることができ  る。

ワインディング
 パーマをかけるとき、髪をロッドで巻く作業のこと。

ワッフルパーマ
 ワッフルアイロンという波状のクセをつける器具を使ってかけるパーマ。波の凸凹がバサッとした仕上がりになるの  が特徴。



ロッドの巻き方の種類

内巻き
 床と平行にスライスを取り、毛先からロッドを巻き込んでいく。毛先が内側を向いて仕上がり、ボリュームが出る。

毛先巻き
 毛先から根元に向かって巻きつけていく方法。根元にいくほど髪の巻きが厚くなるので、毛先は強く、根元にいくにつ れてゆるいウェーブになる。

外巻き
 髪の外側に向かって毛先からロッドを巻き込んでいく。ボリュームを抑えた仕上がり。

縦巻き
 床に対して垂直な板状になるようにパネルをとり、毛先から巻く。横への広がりは出さずしっかりカールする。

中間巻き
 毛束の中間から毛先へと、毛束を巻きつけていくこと。中間が最も強く、毛先は柔らかいウェーブに。

根元巻き
 根元から毛先へと順に毛束を巻きつけていく。毛先巻きとまったく逆の方法。根元部分にテンションが強くかかるので、 根元にボリュームを出すことができる。

平巻き
 床に対して平行な板状になりようにパネルをとり、毛先からロッドを巻き込んでいく。毛が横にふくらんでボリュームアッ プ効果がある。



パーマ剤

アルカリパーマ
 シス系:
 チオ系に比べ髪へのダメージが少ない反面ウェーブの出方が少し弱い。 

チオ系:
 しっかりとしたウェーブが出るのが特徴。

加温式パーマ
 1液を塗布したあとスチーマーなどを使用して60度以下の熱を与えて行うパーマ。2液はコールド・ウェーブに使用する ものと同様。

コールドパーマ
 常温で薬液を使用して行う。

弱酸性パーマ
 毛先を痛めないパーマのこと。

中性パーマ
 アルカリ分をできるだけ抑えた中性タイプのパーマ液。



ブローの道具

アイロン
 パネルをはさむようにして、一気に強い熱で髪にクセをつけるときに使用。
 カールをつけるものとストレートにするものがある。

デンマンブラシ
 ベースのクッション部分がラバーでテンションをかけやすい。ブローに最適。

ロールブラシ
 円錐状に棒の周囲をブラシの毛で埋め尽くしたタイプ。カールがつけやすいのでスタイリングによくつかわれる。



ブロー用語

スクランチ
 ウェット状態の毛束を手で握るようにして、クセ付けをしながらスタイリングする方法。

フィンガードライ
 あえてブラシを使わずに手ぐしでドライする方法。髪の自然な毛流れをいかしたナチュラルな仕上がりになる。

ブロー
 髪型をセットすること。ドライヤーを用いて髪の毛の流れやボリュームを整える。
バックコーム  
 逆毛を立てる事。空気感やボリュームを出したいときに使うテクニック。
 毛先から根元へかけてコームを下ろしていく。

オン・ザ・フェース  
 オン・ザ・フェースとは逆にフェイスラインを髪で隠すヘアースタイル。

オフ・ザ・フェース  
 フェイスラインの髪をスタイリング剤やドライヤーを使って立ち上げすっきりとみせたヘアースタイル。



カラー

アルカリカラー  
 髪の毛を脱色しながら同時にアルカリ性のカラーリング剤を髪の内部まで浸透させて
 定着させるので色が落ちにくく発色もいいが、染色力が優れている分キューティクルや
 髪の内部を傷めてしまう可能性も大きい。

アッシュ系  
 灰色がかかった茶色。

グラデーションカラー  
 根元から毛先にかけて徐々に色のトーンを変えていき、グラデーションが付くように
 カラーリングしていく。レイヤーが多く入ったスタイルにより映える。

酸性カラー  
 脱色をしないで髪の内部に色素を入れるカラーリング。
 アルカリカラーに比べると染色力は落ちるもの髪にやさしい成分が
 含まれているためダメージを極力抑える事ができる。

スライシング  
 髪の表面から内側へパネルごとに色を変えていくカラーリング法。

ハイライト  
 ベースカラーよりも明るい色を部分的にいれることで、
 自然な立体感をだすことができるテクニック。

ブリーチ  
 本来の髪の色素を抜く事。明るい色になり、効果は永続的だが、
 色素が薄くなりダメージが強いのでアフターケアが必要。

 ヘナカラー  
 ヘナの木の葉から採れる植物性の染料。(紅茶の一種)
 トリートメント効果があるのでコシや艶を失った髪も健康になる。

ヘアマニュキア  
 脱色をせず、色素を髪の表面だけにコーティングするカラーリング法。
 自然な色になり髪のダメージも少ないが、一ヶ月ほどで色が落ちてしまうのが難点。

マット系  
 艶を消し赤みを抑えたグリーンがかかった茶色。
 
ローライト  
 ハイライトとは、逆に明るいベースラインに暗い色を
 部分的にいれて立体感をだすテクニック。



スタイル用語

アシメントリー  
 左右の長さやボリュームが違う非対称なスタイル。個性的な印象。
 
アウトライン  
 髪型の輪郭、シルエットが描き出すライン
 
イレギュラー  
 髪の毛の長さを、わざと不均等にジグザグにカットする事。
 
ウェイトライン  
 全体の中で最もボリュームのある部分
 
ウルフカット  
 襟足を長めに残したレイヤーを使用したヘアースタイル。
 たてがみのように髪を軽く逆立てる。首筋に添った髪のラインが魅力的。
 
エクステンション  
 人毛や人口毛を自毛に直接編みこみ、髪をロングに見せられる。
 色やスタイルを自由に変える事ができる。
 
ダウンスタイル  
 髪をまとめないで、下ろしたままの自然なヘアースタイル。
 
ツーブロック  
 刈り上げた上から長いトップをかぶせ、横から見ると長い部分と短い部分の
 2つのブロックに分かれるスタイル。
 
ソフトモヒカン  
 センターラインに髪を長く残して、両側を短くカットしたヘアースタイル。
 ツーブロックの一種。
 
ボブ  
 ショートからミディアムの間で、肩から上の長さのヘアースタイル。
 
ボックスボブ  
 前髪を切り揃えたボブスタイル。
 
グラデーションボブ  
 毛先に細かく段をいれたボブスタイル。丸みのあるやさしい印象。
 
マッシュボブ  
 全体的にマッシュルームのようなシルエットで毛先に段をつけた
 軽い印象のボブスタイル。
 
ワンレングス  
 前髪のないロングスタイル。
 頭の上が一番長く、下に行くにつれ徐々に短くカットしていく。
 段差がなく一直線に均一に見えるヘアースタイル。





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