幌加温泉 豊富温泉 十勝岳温泉 ヌプントムラウシ温泉 御崎海浜温泉
  
鹿部温泉 長万部温泉  濁川温泉 


幌加温泉

写真募集中です 写真募集中です

幌加温泉 無料 北海道上士幌町 1998/09/12

その年の秋、18年ぶりに最北端の宗谷岬を訪ねた。センチメンタルジャーニー主体の旅だった。日本海沿いを北上し稚内からはオホーツク海を南下した。郷愁の天北線を訪ね、層雲峡から大雪山をぬけて幌加温泉にたどり着いた。北海道は山岳地帯でもずいぶんと道がいい。信州や南アルプスのすさまじい山道を走っている私には驚きでもある。しかし高速道路のような山道は逆にスピードが出過ぎるし、カミカゼドライバーの出現もあって、私には怖いのである。クマの生息地を貫く立派な道路から、これまた立派な脇道を数キロ。小さな木造校舎のような幌加温泉が忽然と山中に現れる。「木造校舎」の中を覗くと誰もいない浴場にこんこんとお湯があふれている。さらに浴場の床にはどうやら析出物が層を成しているようにも見える。当時、特に温泉に執着を持っていなかったこともあり、内湯にはいることもなく無料の川沿い露天風呂に浸かって満足した。小さな滝を眺めながら、コンクリで固めた浴槽に浸かる。ここも又ワイルドでひどく気持ちが良かったモノである。

 

 

 

 

豊富温泉

写真募集中です 写真募集中です

名称不詳 400円 北海道豊富村 1998/09/10

この日私は、十勝岳温泉からえんえんと走りつづけた。豊富に着いたときは夕暮れになっていた。9月初旬だというのに空気が冷たい。1979年の夏、やはりこの肌寒い豊富の町に降り立ったことがあった。懐かしさからまずは豊富駅を訪ねた。うっすらと遠い記憶がよみがえる。しんと静まり返った夜にアベックが駅員に旅館の周旋を頼んでいた。若かった私と同行のオ君には刺激的な光景でもあった。それはさておき、豊富牛乳の工場を訪ねて牛乳を呑み5キロほど先の豊富温泉に着いた。寂れたようないくつかの温泉旅館もあったが施設的公衆浴場に入った。ずいぶんと新しく、食堂もあるこぎれいな施設であったがお湯は茶色い石油臭の湯だった。この温泉が日本でも有数のアブラ臭で有り難い湯だと言うことを私が知悉したのはもっと後になったからだった。また行かなきゃなるまい。

 

 

 

 

十勝岳温泉

写真募集中です 写真募集中です

稜雲閣 宿泊 北海道上富良野町 1998/09/09

稜雲閣は絶景の温泉宿として知られている。十勝岳の雄大な景観と富良野の街の灯は大変美しい。しかしこのひ私は羽田で悪化させた風邪でほとんどグロッキー。新得の町で買った風邪薬ルルを定められた半分の時間で、定められた倍の量を飲み、あまりおいしくない夕食後の七時にはふとんに入り、体力の回復に努めた。だから自然石をそのまま利用した内湯の茶色いお湯も、露天風呂から見る十勝岳の豪快な景色もほとんど楽しむ余裕がなかった。体調が快復した翌朝、宿のワン公と戯れたことがわずかに楽しい思い出である。しかし出発間際に見た、うっすらモヤの向こうに広がる富良野や美瑛の平野の美しさには目を見張りました。吹上や白金の温泉にも入っていないことだし体調の良いときにまた行ってみたいな。

 

 

 

 

ヌプントムラウシ温泉

写真募集中です 写真募集中です

ヌプントムラウシ温泉 0円 北海道新得町 1998/09/08

長い長いダート路の果てにたどり着いたヌプントムラウシ温泉はそれはそれは見事に人里離れた、言ってみれば正しい秘湯でした。い、いや、皮肉でなく良いところなのです。ダートの林道はアップダウンもあり、20キロ近くあったかもしれません。山々の迫りし間を走り抜けて、比較的大きな平坦地に出ると、そこには避難小屋?らしきものがあり、さらにその先で川を渡るとログの脱衣場。自然のまっただ中にログハウスもなぜか似合わないが、まあいい。お湯はちょっと離れた山肌から湧いているがこれが熱湯。湯加減は浴槽脇のバルブで調節する。本当に山の真ん中なのだがシーズン中はけっこうライダーなどが来ます。愉快痛快だけど、浴槽の木枠やログハウス脱衣場はここほどの場所では逆にミスマッチと感じました。湯舟にはよく茹でガエルが居る模様。

 

 

 

 御崎海浜温泉

写真募集中です 写真募集中です

浜の湯 0円 北海道亀田郡恵山町 1998/05/04

快晴の5月の北海道。静岡の初冬といった気候の中、函館まで一時間ほどの御崎海浜温泉にたどり着いた。見上げれば活火山の恵山が荒々しい山肌を見せている。北海道道南もなかなかいいじゃないか。いかにも雄大な道東や道北ばかりを有り難がっている自分の不明を恥じる。御崎海浜温泉は舗装道路のどん詰まり、防波堤の切れ目から海岸端と同じ高さに階段を下る。こんな所にずいぶんと立派な作りで無料の簡素な浴場が作られている。簡素といってもこれなら私が数々入ってきた無料浴場の中では立派な部類にはいるだろう。漁業従事のおじさんふたりがゆっくりと昼風呂に浸かっていた。そっと遠慮がちに普段着の温泉に浸からせていただいたのであった。

 

 

 

 

  鹿部温泉

写真募集中です 写真募集中です

亀乃湯 360円 北海道鹿部町 1998/05/04

長万部から噴火湾沿いを「南下軍の唄」を口ずさみながら南下。駒ヶ岳の偉容と原生林と海と寂れた漁村。これこそ旅情だとご機嫌。たどりついた鹿部は間欠泉と垂れ流しの湯がとろとろと道ばたから流れていました。な、なんだ、こりゃあ。もったいないことこの上なし。道路際から湧きだした湯がそのままぬかるみを作って海に向かって流れているのだ。ここに家を建てたらええなあ、ふと思う。公衆浴場亀乃湯は小さな銭湯。お湯に格段の特徴はないモノの朝から常連さんが三々五々通ってくる。ここいいなあ、北海道の中では温暖だろうし、海も温泉も在る。魚もうまそうだし真剣に気に入ってしまった町なのであります。

 

 

 

 長万部温泉

写真募集中です 写真募集中です

長万部温泉浴場 360円 北海道山越郡長万部町 1998/05/04

ふと口ずさむ遠い港町の唄。寒いけれどご機嫌な五月の北海道放浪だった。朝はやくに二股ラヂウムを歴訪し、至極満足して長万部に戻った。長万部駅裏の温泉街?は人気もなく閑散とした感がまた旅情をそそる。前夜、たまらないほどの寂寥感をここで覚えてわくわくしたことを思い出す。長万部ホテルに併設された温泉銭湯、長万部温泉浴場はこんな人口閑散地でやっていけるのかしらと要らぬ心配をしてしまう。昭和40年代風の浴場であったと記憶するが、うたせがなぜか記憶に残っている。

 

 

 

 

 濁川温泉

写真募集中です 写真募集中です

新栄館 400円 北海道茅部郡森町 1998/05/03

国道5号線を左折。山に分け入って行く。なにぶん初めての訪問で夜なので不安半分で走っていたのだが、坂道を上りきると平坦地に出た。夜目にも温泉らしき湯気があちこちに立ちのぼっているのが見える。このへんは地熱発電所が在るらしいと後で知る。たどりついた濁川温泉新栄館はオンボロ旧館とこぎれいな新館があった。到着が9時頃で遅かったが入浴を所望すると快く旧館に通された。木造板張り廊下と階段、鄙びの脱衣場。浴場は土壁を敷き詰めたようなおもむき。コンクリート浴槽に結晶がついてこうなったモノと推測。このときに今(2004年)程度の温泉知識があればなあと、このページ作成しながら思う次第。

 


戻る トップ