湯宿温泉 松の湯


湯宿温泉 松の湯

■施設名   松の湯
■値段    100円以上
■住所    群馬県新治村湯宿
■電話    0278-64-0606
■時間    16:00または12:00〜22:00
■定休    
■その他   
■訪問日   2004/10/16

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
63℃
無色透明無味無臭
源泉かけ流し

1997年の11月に法師温泉を訪ねたおり、帰り道にこの湯宿温泉に立ち寄りました。しかし午前中とあってお目当ての共同浴場はどこも入れませんでした。
いつの日か再訪をと思っていて、ようやく2004年に再訪および入湯がかないました。
湯宿温泉は上越国境の三国峠を群馬県側に下ってきて、猿ヶ京の温泉街をすぎるとじきにあります。
といっても、小さな小さな温泉地で、17号線から脇に入った旧道沿いの、ほんの数百メートルにいくつかの旅館と4軒の共同湯があるだけの、きわめて風情あるひなびた温泉地です。石畳の旧道沿いに民家と旅館と共同湯があります。
共同湯は窪湯、小滝の湯、竹の湯、松の湯。
いずれも地元で管理している地元のための浴場です。外来者にも開放されているのは嬉しい限りです。基本的には夕方からの開放のようですが、そこはかなりアバウトのようでこの日は午後二時前には小滝の湯と松の湯が開いていました。
はじめ小滝の湯に入ろうとしたのですが、先客が中に入ってそのまま扉を閉めてしまい(自動ロック採用らしい)、断念。窪湯と竹の湯は鍵がかかっていて入れず。
いちばんひなびた松の湯にいくと、おお、こちらは自動ロックもなく、扉はがらがらと開きます。
しかし、入り口上部の看板を見てしばし、逡巡。外来者の入浴は16:00からとかかれています。でも、内部の看板には12:00からと書いてあるし、ここはひとつ、強行入浴を…とも思いましたが、私一人が怒られるだけならまだしも、そんな軽率な行動で、外来者入浴禁止にでもなったら、温泉愛好家としては死ぬよりも辛いことです。うーむ、どうしたものか、入り口前でぐずぐずしていると、運良く向かいの家のおじさんが通りかかりました。チャンス!
「すいません、外来者ですがここ入ってもいいでしょうか」
「ああ、かまわんよ。百円入れてね」
おじさんはこともなげに応えました。おやすい御用です。こんな郷愁に満ちた共同湯なら500円払ったって惜しくありません。
喜び勇んで入浴。内部は簡素で質素で粗末な共同浴場です。
泣けます。きれいな透明湯がまんまんと湯舟に満ちてあふれてゆきます。
すばらしいの一言です。
こころ安らぐ、特上の湯と浴舎といえます。
7年後しのリベンジに大満足。おいしい水を集落入り口で汲んでさらに、ご満悦。 

 

 

 

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