那須湯本温泉


那須湯本温泉  鹿の湯

ちょっと違う角度から。良くないか 湯気で曇ってどうしようもない。

■施設名   鹿の湯
■値段    400円
■住所    栃木県那須郡那須町湯本165
■電話    0287-76-2619(那須観光協会)
■時間    8:00〜16:00(冬季)
■定休    
■その他
■訪問日   2005/01/03  

酸性含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)
酸性低張性高温泉
68.4℃
PH2.5
成分総計1040r/s
無色透明で酸味、強い硫化水素臭

ご存じ、那須湯本のシンボル鹿の湯。
共同浴場としても日本でも屈指の代表的共同湯です。
那須湯本のバス停から谷へと下ったところに鹿の湯はあります。辺り一面に硫黄の香りが漂います。木造の大きな湯小屋が、川をまたぐ渡り廊下の左右に建っています。川と見上げる山を借景にして、建築物としても美しいものです。
私は写真を撮りたいために朝一番で入場。一目散に浴場に駆け込み、息せき切ってカメラを構えました。
ところが氷点下10℃近くまで冷え込んだこの日は、ごらんの通り湯気湯気湯気。
四苦八苦しながらシャッターを押す私に、入浴客が「写るかね? 無理じゃないの」と哀れんだように声をかけて行きます。
しかたなく撮影はあきらめて、すばらしい木造の浴場を堪能することにします。
ここの湯は酸性の硫黄泉です。板張り、簀の子状の木造浴場は感触も良く、また簀の子状に貼った床は傾斜もつけてあって、湯切れもよく、なかなか手の込んだ建築仕様となっています。
脱衣から下ったところに有名なかぶり湯用の浴槽があります。かなりの熱さです。これを手ぬぐいかぶった頭から何杯もかぶるのが湯あたりとのぼせの防止策になるようです。
そうして浴槽は6つ。
入り口側からだんだんと熱くなってゆきます。一番手前は42℃です。
次が43℃。そして一番奥にある二つは46℃と48℃と壁の気札に書いてあります。
この激熱の二つにはいるのが鹿の湯のステータスでしょう。
観光客の多くはあまりの熱さに48℃には歯が立ちません。私は48℃の湯にはいり得意満面です。
しかしながら、熱い湯舟周辺は湯気がすさまじく、視界はほとんどゼロメートル。
熱い湯に浸かって得意になっている私を、誰も見てくれません。せっかくの優越感を誇示する事ができません。
やせ我慢はやめて43℃の湯舟から青空と雪の斜面を見上げて、一時の幸福感を味わいました。
ここ鹿の湯は、やはり共同湯界の大御所と認めざるをえません。
ああ、再訪が今から待ち遠しい。

 

 

 

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