西山温泉


西山温泉 下の湯

■施設名   下の湯
■値段    400円
■住所    福島県河沼郡柳津町大字五畳敷字下の湯45
■電話    0241-43-2021
■時間    
■定休    
■その他
■訪問日   2005/05/04  

塩化物泉
69.6℃  PH6.8
成分総計5352r/s
実測値 熱い浴槽45℃ ぬるい浴槽41.5℃

西山温泉は、奥会津の小さな谷間に、数軒の旅館がひっそりとたたずむ美しい温泉地です。
派手さはありませんが、かえってそれが、郷愁と寂寥感と、どこか安心感をあたえる素晴らしい場所だとおもいます。

私はこの日、一番奥の、文字通りいちばん下にある下の湯(旅館?)を訪ねました。
ここには看板すらありません。
玄関の引き戸を開けると、宿の老夫婦は水戸黄門を見ていました。
私は入浴の希望を伝え、400円を払いました。

浴室にはいってそのシンプルな美しさに目を見張りました。
コンクリ枡の浴槽はふたつに別れています。
ひとつには源泉を注ぎ、切れ目からもうひとつの浴槽に湯が流れ込みます。
古来、温泉場でよく見られる熱い湯と温い湯の2槽式です。

そして私が目を見張ったのは浴室のシンプルさだけではありません。
浴槽に流れ込む湯の色合いにはまさに驚愕しました。
源泉枡からホースをつたって湯が注入される熱い方の湯の色が、いや、色ではありません、湯が、光っているのです。
お湯が光っている。
妖しい光を放っている西山、下の湯。
こんな神秘的な湯の色?はあまり例が無いように思います。
感激です。

そうして浴感はやはり極上、。
とろとろの硫黄臭とふわふわ舞う湯の花。

この日私は、取り残されたような静かな静かな宿の浴室で、西山温泉は名湯だと確信したのでした。

 

 

 

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