湯の原温泉


湯の原温泉 某個人宅の湯

■施設名   某個人宅の湯
■値段    
■住所    島根県某所
■電話    
■時間    
■定休    
■その他   
■訪問日   2004/09/25

含土類食塩泉(緩和性低張温泉)
含砒素-ナトリウムカルシウム-塩化物、炭酸水素塩泉
34℃  45L/分  PH7.4
総計6743r/s

温泉津温泉で温泉仲間のMf氏、HT氏と合流。温泉津の元湯で遊び、いったん別れて再び、温泉津近くの某寺院前で待ち合わせしました。
有福をとんぼ返りで入浴してきた私を両氏は、おもしろい所があるからと誘ってくださった。 
しかし、なにぶん情報少ない秘所だけに、しばし、近隣を迷走。
結局、一度は通り過ぎていたお宅が目指すマル秘の湯でした。
事前にMf氏たちが連絡をしてあったようで、所有者のおばあちゃんは私たちを快く迎えてくれました。
玄関を入ってほぼ正面に、源泉のわき出す部屋があります。部屋といったって、自然の岩の間から湯が湧きだしていて、その岩を壁代わりにして囲ってあるのです。
左写真のように、岩から湧き出す湯はコンクリで作られたマスに流れ込み、99パーセントはそのまま側溝に垂れ流されています。
湯の流れる箇所はは、すさまじい析出物が層を成して、削り取らないとすぐに盛り上がって固まってしまうようです。
おばあちゃんは析出物の縁を慣れた手つきでガシガシ崩してゆきます。記念物級噴湯丘をまるで厄介者でも扱うように、崩壊させるおばあちゃんに私たちは「あ、そのままでいいですよ、いっこうにかまいませんから」というのですが、遠来の私たちによくお湯の流れを見せようと言う心遣いから、いよいよおばあちゃんは手を早めます。なんだかありがたいような、切ないような(^^;)
おかげですぐにビニール袋いっぱいの岩石様の茶色い析出物が採れました。立派な「温泉の素」です。
このコンクリートの溜めマスは底が沈殿物でいっぱいですから、入浴は右写真のポリ浴槽に入ります。
ポリ浴槽といったって、壁一枚となりの浴室まで、生まれたての湯をわずか50センチほどパイプで引っ張っただけですから、まさに源泉そのまま。
浴槽に入りながらバルブをひねれば34℃のすばらしいお湯が惜しげもなく流れ続けます。
湧き出したばかりの湯はほとんど無色透明。
ぬるりとした感触は、34℃という温度によるものもあるでしょうが、濃厚な塩分カルシウム分にもよると思われます。
呑んでみると、塩味、えぐみ、炭酸味、鉄味、などなかなか複雑な味です。
こんな宝物のような湯も、昔は湯治場として使用されたようですが、いまは全く個人で使うのみ。
変に有名になるのも嬉しくありませんが、このまま埋もれてしまうにはあまりに惜しい温泉だと思います。
移住して温泉宿をやろうか、真剣に考えてしまいました(-_-;)。

 

 

 

戻る   太宰楼トップ