三瓶山麓にはいくつもの温泉があり、その多くは鄙びた昔ながらの風情を残し、お湯の使い方もとても上手に使っています。
この池田ラジウム鉱泉もその一つといえるでしょう。施設は昔ながらとはいえませんが、庭先にわき出す源泉をそのまま一軒で使用しているようで考えてみればぜいたくなところです。
庭の岩からあふれる源泉(3号泉)を呑んでみると、塩味と苦みと、炭酸が強いのか舌にぴりっと来るあじです。ごらんの通り、岩から湯が流れるところは茶色く変色しています。
浴場は小さなものが二つですから、貸し切りで入ります。小さな湯舟には少し濁った湯が張られています。カランから16℃の冷たい源泉を注入し追い炊きスイッチで加熱して掛け流しを楽しみました。加熱と加水をするよりも、ずっとよい湯の使い方です。
湯舟には白いカルシウム華がびっしりと舞って、タイルは茶色く染まっています。ここも、なかなかの実力湯とみました。世界一の放射能含有泉をうたっております。