池田ラジウム鉱泉 三瓶温泉
 
赤来温泉 塩ケ平温泉 出雲湯村温泉


 

 

 

 

池田ラジウム鉱泉

庭先からこうしてわき出すなんてぜいたく 浴場の情緒はいまいちだが湯の使い方は良。

放泉閣 300円 
島根県大田市三瓶町池田堂原上2661-2 
含土類食塩泉放射能泉 
16℃ PH6.0
2004/03/20訪問

三瓶山麓にはいくつもの温泉があり、その多くは鄙びた昔ながらの風情を残し、お湯の使い方もとても上手に使っています。
この池田ラジウム鉱泉もその一つといえるでしょう。施設は昔ながらとはいえませんが、庭先にわき出す源泉をそのまま一軒で使用しているようで考えてみればぜいたくなところです。
庭の岩からあふれる源泉(3号泉)を呑んでみると、塩味と苦みと、炭酸が強いのか舌にぴりっと来るあじです。ごらんの通り、岩から湯が流れるところは茶色く変色しています。
浴場は小さなものが二つですから、貸し切りで入ります。小さな湯舟には少し濁った湯が張られています。カランから16℃の冷たい源泉を注入し追い炊きスイッチで加熱して掛け流しを楽しみました。加熱と加水をするよりも、ずっとよい湯の使い方です。
湯舟には白いカルシウム華がびっしりと舞って、タイルは茶色く染まっています。ここも、なかなかの実力湯とみました。世界一の放射能含有泉をうたっております。

 

 

 

 

 

 

 

三瓶温泉

こういうたたずまいがそそる 天井も高く湯は豊富。きもちいい

亀の湯 100円 9:00-21:30
島根県大田市三瓶町 
含塩化土類食塩泉 源泉37.3℃ 使用位置34.3℃
夕刻5時頃から加熱
2004/03/20

共同浴場、亀の湯の玄関入口をあけたとき、浴場内部から、ざーざーと湯の流れる音がきこえてきました。
私の心は踊りました。どんな温泉であれ、あふれるお湯を見るのはとてもぜいたくで気持ちの良いものです。
この三瓶温泉亀の湯は比較的広々した浴室の中央に楕円形の深い浴槽があり、お湯は奥から伸びるパイプと、浴槽中央にある縦の筒によりかなり大量に注入され続けています。黄土色した湯が豪快にあふれるさまは爽快です。
湯温は、源泉で37℃、この浴槽で34℃ほど。夏場にまったりと浸かるには最高でしょう。
地元の人たちが入浴する夕刻5時頃から加熱をするようですが、ヌルユ好きにはそれ以前がお勧め。
町中に民家に交じって何の気負いもなく建っている様は普段着の温泉という意味でとても好きです。もうひとつの共同湯、志学薬師湯は入れなかったけれど、充分、満足できる湯でした。

 

 

 

 

 

赤来温泉

あやしいB級さが人々を惹きつける 白い膜とこてこてコーティングは凄い

母子健康センター 100円 島根県飯石郡赤来町 
(この月限りで閉鎖。6月より隣に新施設オープン)
2004/03/20

今回の湯巡り旅では、ここ赤来温泉母子健康センターがメインの目的地でした。
あと10日ほどで、この湯に入れなくなると聞いては駆けつけずにいられません。
母子健康センター入口は何の変哲もない公民館風、内部もやはり公民館風。浴場も特に変わった造りではないのですが、ただ、そのお湯の実力はまさに超ど級。
素っ気ない脱衣場で服を脱ぎ捨て急ぎ浴室に入って、思わず息を呑みました。
三日月型浴槽に張られた湯の表面にはまるで乳製品のような膜が張っています。膜には大きな泡もひとつふたつ。お湯の色は白く見えますが、よく見ると、やや緑がかっています。
味は塩えぐ味とぴりぴりとした炭酸味も感じます。美味しいような気もします。
冷たい源泉と、加熱した源泉とをミックスした湯は大変よく温まります。そして、浴槽にびっちりとコーティングされた析出物はなんと形容したらいいのでしょうか。
浴槽の縁上部はまるで塗り固めたようにクリーム色の結晶で厚くなっていますし、浴槽縁の縦部分には、亀の甲羅、ワニの背中、うーん、それもちょっと違う、ゴジラか怪獣の背中のようなうろこ状突起物的な結晶に覆われています。とにかく凄い光景です。
この施設はそれほど極端に古いものでもなさそうですので、それでいて、こんなにこてこてになると言うことは成分が大変濃いということなのでしょう。
いやあ、閉鎖直前のこんな記念物級温泉に入れて感激することしきり。案内をしてくださったKさんには感謝感謝です。

 

 

 

 

 

塩ケ平温泉

これが入口だがこの軽トラの駐車仕方がすごい 小さいけれど、実力派

掛合町まめなかセンター 300円 
島根県飯石郡掛合町掛合819-1 
2004/03/20
ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉 
18℃ 44.3g/分 PH6.3

大満足の湯巡りの予定を消化して、若干時間が余ったので最後に塩ケ平温泉に立ち寄りました。
まだ大変新しいこぎれいな施設です。名前でも判るように町営の施設で、集会場やトレーニングルームがあります。その中に温泉もあるといった感じです。
浴場は3人も入れば一杯の小さなものです。
お湯はやや茶色くてカランをひねれば掛け流しが楽しめます。新しいのに、はやくもタイルは赤茶けていて成分も濃いようです。大きな浴槽を造らずにお湯を大切に使うというのもひとつの見識だと思います。加水用カランがありましたが、あれは、冷たい源泉の蛇口にすればもっとよくなるのにね、と同行のKさんと話をしました。
ちなみにサウナも付いています。私はサウナ駄目ですけど。

 

 

 

 

 

 

出雲湯村温泉

綺麗で気持ちが良い(すいていれば) この風呂みたいなものは??女湯露天風呂前を横切るようだったので現場まで行くこと断念。李下に冠を正さず^^;

元湯 300円 10:00-21:00
島根県大原郡木次町湯村 
2004/03/20 
アルカリ性単純泉  42℃

出雲湯村温泉はしっとりとした落ちついた温泉地です。
この日は川の水量が多く、河原の露天風呂は入れずじまい。
共同浴場に入浴しました。清流に沿って元湯浴場はあります。近年建て替えられたようでまだ新しい建物。入口前の一角には足湯も造られています。
岩組みの浴場には無色透明無味無臭の清澄な湯がかなりの量で注入されています。洗い場にカランはなく四角い木の桶に注がれ続ける湯で身体を洗うようです。
土曜の夕刻とあってけっこうな人出です。三瓶山麓の秘湯郡を入ってきた私には、なんだか気後れしてしまいそうな人出でした。
みんな、ここぞとばかりに髪や身体を洗うので、せっかくの清澄な湯の香りや川の匂いも嗅ぐことが出来ませんでした。
ところで、帰りしな、元湯のすぐしたに、川面に非常に近いところに造られたコンクリートの浴槽を発見。あれはただで入ってもいいのかしら? 気にしつつ薄暮の出雲湯村を後にしました。

 

 

 

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