@日本の滝100選 - 浄蓮の滝 (毎日新聞観光百選滝の部入選 昭和25年)
                     (緑の文明学会      平成2年4月28日)

  浄蓮の滝は天城山中第1の大滝で、高さ25m 滝壺の深さは15mです。その歴史は古く、天城山の寄生火山である鉢窪山の噴火により流れ出した溶岩が滝を作りました。

A森林浴の森100選 - 昭和の森・天城山自然休養林(緑の文明学会昭和61年4月19日)
  ブナ・ヒメシャラ・カエデ類の混交する天然林、スギ・ヒノキの人工林が織り成す森林美に加え、浄蓮の滝をはじめとする多数の滝や渓谷が森林と調和し、景観が見事です。

B日本の道100選 - 国道414号線 {旧天城街道} (建設大臣 昭和61年8月10日)
  江戸時代の天城街道は、下田から三島まで3日間かかったと言われています。その後明治38年、工期13年を費やして、この天城トンネル (全長446m、幅4.1m) が完成しました。

C水源の森100選 - 天城山・水源の森 (林野庁長官 平成7年8月4日)
  天城山のほぼ中央にあり、北斜面は狩野川源流に、南斜面は河津川の源流となって、水道水や農業用水を供給しています。特に良質の水が得られることから、特用林産物のわさび生産が盛んで、日本を代表する産地としても有名です。

D日本の棚田100選 - 棚田 {長野(荒原)・金山(下ノ段)}(農林水産省平成11年7月26日)
  棚田は、立地条件を活かした特色ある農業生産の場として国民生活に寄与している。急峻な地形を巧みに利用し農業生産活動を通じて、国土環境の保全、農村の美しい原風景の形成、伝統・文化の継承等多面的な機能を発揮しております。

E森の巨人たち - 太郎杉 (林野庁 平成12年4月4日)
  太郎杉は天城最大の巨木で、静岡県の天然記念物に指定されています。樹高は53m 幹周りは13.6mもあり、樹齢は450年余りと推定されます。長年風雪に耐えてきたその姿はまさに男性的で、周りの樹木を圧倒しています。

F遊歩百選 - 踊子歩道 (読売新聞社 平成14年9月18日)
  川端康成の「伊豆の踊子」の舞台となった旧下田街道沿いの遊歩道。浄蓮の滝から旧天城トンネルを抜け河津七滝まで。

GHI日本の百名山・女性のための百名山・日本の百名峠 - 天城山・天城峠
  天城山は伊豆半島中央部に位置する複合火山で "天城山" はその総称。基底は直径15Kmの円錐形、頂上部分の山稜は直径6Kmのカルデラを囲む環状の壁となっています。中央火口丘の白田山、外輪山には万二郎岳、万三郎岳、箒木山など、15の火山からなっています。全体が美しい原生林におおわれ、アセビ・ヒメシャラ・シャクナゲ・ブナなどの群生は、春の花で山を飾り、新緑に深緑、秋の紅葉とすばらしい大自然が四季満喫することが出来ます。