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静岡県遠州森町の赤焼について
茶道遠州流の茶祖「小堀遠州公」が全国の窯元より遠州好みとして選んだ七窯の
一つ、静岡県金谷町にある志戸呂焼の流れを伝承し、従来陶芸では至難とされた
紅彩釉の作陶に励む暁雲窯の作品をご紹介させていただきます。
437-0227
静岡県周智郡森町橘24−1
鈴木 惠山 Tel 0538(85)5930
(ぎょう うん がま)
紅葉を探しにナガセちゃんといちごは森町にやって来ました。 道の両脇には稲を刈り入れた田んぼが広がり、家の庭には赤く実った柿の木が・・・。それが妙にマッチして「故郷の秋」という感じで心が癒されます。そのうちに小国神社の駐車場を左に見ながら通過して、東に2kmほど行くと【暁雲窯】鈴木惠山陶房がありました。
ちょうど曲がり角の左側に看板が出ています。そこを中へ入っていくと窯元らしいお洒落な白い建物が静けさの中に建っていました。ちょっと緊張気味に扉を開けると優しそうなご主人がいらして、赤焼の説明をしてくれました。この鮮やかな「赤」が中々出ないとのこと・・・。私も前に一度、陶器を作ったことはありますがほとんど先生に手伝ってもらって何とか完成したのを思い出しました。室内には、色々な陶器がたくさん並んでいてそれがどれも素敵な物ばかりです。この場にいるだけでも心が落ち着き、見る楽しさを味わうことができますので皆様も一度ご覧になってはいかがでしょうか?