INDEX 行列指定検索
 
 
 
 INDEX(セル範囲,行番号,列番号)

セル範囲で指定した値の中から、行番号と列番号が交差す位置の内容もしくはセル番地を求める関数です。

 INDEX((セル範囲,セル範囲,セル範囲,・・・),行番号,列番号,領域番号)

セル範囲を複数指定するときは( )で囲み、2つ目以降の範囲はカンマで区切ります。
さらに、検索する範囲を領域番号として指定します。1つ目の範囲を1とします。




次のような値がセルに入力されているものとします。
また、セル番地B12には6、B13には5が入力されているものとします。

■使用例-1




INDEXC5:G10,3,1) 1800  指定した範囲内を元に、3行1列目の値が求まる。

INDEXC5:G10,2,4 2691  2行4列目の値が求まる。

INDEXC5:G10,7,3) #REF!  7行3列目の値はありえないのでエラーになる。

INDEXC5:G10,B12,B13 17595  6行5列目の値が求まる。




■使用例-2




INDEX((C4:F8,I4:L8,C12:F16),3,4,2) 2017
領域番号がなので検索元範囲はI4:L8となり、その範囲内の3行4列目の値が求まる。

INDEX((C4:F8,I4:L8,C12:F16),3,4,3) 3017
領域番号がなので検索元範囲はC12:F16となり、その範囲内の3行4列目の値が求まる。



■使用例-3




SUM(C3:INDEX(C3:G5,1,3 12
  この式の意味はセル番地C3からINDEX関数で指定した場所(セル参照値)までの合計を求めるものです。
  この場合のINDEX関数の意味は1行3列目の値である7を求めるものではなく、その場所(セル番地E3)を求めるものです。
  したがって、この式の意味は次の式と同じ意味になります。

   SUM(C3:E3)


SUM(C3:INDEX(C3:G5,1,5) 35
  この式の意味は、SUM(C3:G3)と同じ意味になります。

  このようにINDEX関数は他の関数内で使用するとセルの参照値を求めることができます。