浜名湖八景「夢の七島を巡るウォーキング」



約85分



 「夢の七島」は、「弁天島・蓬莱園・千鳥園・観月園・乙女園・中ノ島・渚園」の七島がそれぞれ12の橋で結ばれ、瀬戸内海に浮かぶ「しまなみ街道」のミニチュア版とも言える景勝地です。今回は、この七島を巡るウォーキングを紹介します。浜名湖の表玄関口「JR弁天島駅」は七島の1つ、弁天島にあり、スタート地点となります。
 国道1号線を渡り、浜名湖八景の1つ、弁天島海浜公園を訪ねます。朱塗りの大鳥居が眼前に飛び込んできます。観光シンボルとして、写真等で一度は目にした光景だと思います。背景の巨大な橋は、今切口の浜名大橋です。昔、大地震で砂洲が決壊し、太平洋の海水が浜名湖に流入し、そこから浜名湖は汽水湖となりました。
 海浜公園を西に進み乙女園に渡ります。乙女園にはやはり浜名湖八景の1つ「浮見堂」があります。浜名湖の湖面に突き出るように浮かび、太鼓橋の先端にある東屋に腰掛け、湖を行き来する船を見ていると、現実の喧騒から離れることしばし。また夕陽で湖面を真っ赤に染める美しさは浜名湖屈指の夕陽スポットです。乙女園から北へ観月園、更に大きく東にまわった島が渚園となります。総合スポーツ施設があり、静岡県水産試験場の水族館、通称「ウオット」があります。ここから渚園と庄内半島を結ぶ浜名湖大橋を歩きます。360度大パノラマのみごとな眺めです。
 橋を渡りきってからは、花博の跡地「浜名湖ガーデンパーク」を見学しましょう。公園として整備され、国際庭園・百華園・モネの庭がそのまま残っており、四季折々の花が目を楽しませてくれます。公園内を散策したら浜名湖大橋を戻り千鳥園、蓬莱園と歩を進め最後に蓬莱橋を渡って弁天島駅に戻ります。




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