ぼたん鍋
【材料】(鍋ですから、すべて適量)
イノシシの肉
大根
ささがきごぼう
しいたけ
ねぎ
焼き豆腐
コンニャク
【作り方】
1.土鍋に、水を入れ、「味噌」と「赤味噌」「しょう油」を入れ、味見をして、好みの味にしてください。
2.煮立ったら、材料を入れて、煮ながら食べてください。
3.イノシシの肉は、煮れば煮るほど柔らかくなるようです。
その他にも
ニンジン
せり
三つ葉
しらたき
小芋
レンコン
白菜
菊菜
生麩
えのき
などを入れる地方もあります。しかし、葉菜より根菜の方が合うようです。
味付けは
白味噌+しょう油
味噌
白味噌+赤味噌
など、地方によっていろいろあります。自分の好みの味付けを見つけてください。
【その他のつくり方】
(1)すき焼き風
割り下は「しょうゆ」「みりん」「酒」「砂糖」「水」、そして「八丁味噌」を隠し味にして少し甘めでこってり加減。
ねぎ、せり、しらたき、焼き豆腐と一緒に煮る。
猪肉はよく煮込んだ方がいい。脂の部分がべっこう色に透き通り、肉にしっかり色がつくまで待つ。
(2)味噌仕立て
@ボウルに水、合わせ味噌(八丁味噌8、田舎味噌2)、みりん、砂糖は好みの量入れる。甘みを強くしたほうが猪肉には合う。
Aだまができないように、泡だて器で味噌と他の調味料を混ぜ合わせる。濃度は、味噌汁より少し濃いくらい。必ず味見をする。
B味噌出汁を鍋に入れて火にかける。沸騰したところで、まず猪肉を入れる。煮込むほどにやわらかくなる。次に、ごぼう、ねぎを入れる。
江戸の人は、獣を食べることを隠し、猪は山くじらや牡丹(ぼたん)、鹿は紅葉(もみじ)と隠語で呼んだ。