松茸の卵とじ
おかずとして食べ応えがあり、簡単で香りも豊かな汁もの
卵とじは、松茸ご飯のおかずにもなる。松茸は高価な食材だから、より有効に使って、食べ応えを出したい。それには量的にもたっぷり2倍楽しめる、汁ものがいい。
最後の卵とじ加減が微妙だが、すぐに火を止めて、あとは余熱にまかせればいい。
なお、カツオ出汁の量は、通常の感覚の半分以下。カツオ出汁が効きすぎると、せっかくの松茸の香りを殺してしまうことへの配慮である。
【材料】(四人分)
松茸 適量
根三つ葉 3パック
鶏卵 2個
ゴボウ 1/2本
昆布 20g
水 600cc
カツオ出汁 600cc
うす口醤油 60cc
酒 20cc
【作り方】
@ゴボウはササガキにしてから水にさらす。
A水、カツオ出汁、うす口醤油、酒を合わせた中に、昆布を入れて煮立てる。そこにササガキにしたゴボウと裂いた松茸を入れる。
Bカツオ出汁は、松茸の香りが負けないよう、通常の半分以下。鍋が沸騰したら、5〜6cmほどに刻んだ根三つ葉を上から散らす。
Cすぐさま続けて、とき卵を鍋の具全体に流しかけてから、火を止める。後は余熱に任せれば、秋の香り豊かな卵とじの完成。