共通の作り方


 タラ、ヒラメ、キス、イシモチなどの白身魚のすり身を使ったさつまあげ、はんぺん、ちくわの3つの練りものは、途中までの工程は同じだ。揚げる、蒸す、焼くとそれぞれの調理法の違いで様々な食感、味が楽しめる。


【材料】(さつまあげ4個分、はんぺん4個分、ちくわ3本分)
すり身           各100g
塩              各3g
砂糖            各6g
小麦粉           各10〜15g(はんぺんには入れない)


【作り方】
@魚をおろす。切り身を使っても構わないが、できれば尾頭付きの魚から作ったほうが趣は増す。
A中骨、皮をとり、きれいな身だけの状態にする。
B包丁で粗く刻む。このあとはフードプロセッサーにかけてもよい。裏ごしするとさらに滑らかになる。
C粘りを出すために塩、小麦粉を加え、更に練り続ける。(はんぺんには小麦は入れない。)




はんぺん

【材料】
すりおろしたヤマイモ   20g
卵白             1個分


【作り方】
@すりおろしたヤマイモ、卵白を加えてホイップ状になるまでさらに練りあげる。フワフワ感は空気によって生まれる。固さはマヨネーズよりやや固めがよい。
A練りあがったら濡らした小鉢などですくい80℃のお湯に落としてゆでる。四角い木の枠で作ればより本格的。




さつまあげ

【材料】
野菜(下ゆでしたニンジン、サツマイモ、キャベツなと)、紅ショウガ、タコ、グリーンピース
イカの一夜干し、ゆでたエビ、ソーセージ、ゆでたウズラの卵


【作り方】
@好きな具材を用意し混ぜ込む。そして、適当な大きさ、形にまとめる。(小判形、三角、四角、球などなんでもよい)
A80℃のお湯で煮る。浮き上がって、数分で茹で上げは完了。このまま食べてもおいしい。
B水気を切りいったん冷ましたものを油で揚げる。油はくせのない白絞油がよい。2分程度で完成。




ちくわ


【作り方】
@ラップにさつま揚げを作る際と同じすり身を取り、中央に割り箸(竹棒)を置く。
Aラップをくるくると巻き、形をつくる。割り箸が真ん中にくるようにしないと身が割れてしまう。
Bさっとゆでて周りだけを固める。固まったらラップを外す。
Cコンロの上に焼き網を置き、常に転がしながら焼き目を付ける。香ばしい感じになったら完成。




まきもの

【材料】
ゴボウ、エビ、ソーセージ、イカ、タコの足など


【作り方】
@まな板の上で、すり身を5mm程度の厚さに均等にヘラで伸ばす。(洋食のナイフでも可)
Aすり身に具を置き、具の右5cm程度の位置にヘラを入れる。
Bそのまま巻き込む。巻く瞬間は具がずれないよう手で押えても良い。




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