芋煮

「春には花見、秋には芋煮」これが山形県の常識。そんな山形の人たちの芋煮に対する情熱は大変なもの。「雨でもやる」「職場・友人・近所で3回はやる」「学校の授業でもやる」など熱い!味つけはみんなそれぞれにこだわりがあるので年長者がすることが多い。
「芋煮」は、たっぷりの牛のバラ肉と里芋・ネギ・こんにゃくを煮込み、醤油で味付けをした、シンプルで贅沢な鍋。山形でも庄内地方や宮城県では、豚肉を使ったみそ味の「芋煮」が作られている。


【材料】(5〜6人分)
里芋      600g
こんにゃく   1丁
長ネギ     1本
牛バラ肉    300g
酒       大さじ1、大さじ2
しょうゆ    80cc、大さじ1
砂糖      大さじ2




【作り方】
@石を積んでかまどを作る。
A里芋はたわしなどで皮をこするようにして除く。大きければ食べやすく切る。こんにゃく1丁は一口大にちぎる。長ネギ1本は斜めに切る。牛バラ肉は、幅4〜6cmに切る。
B鍋に水カップ6〜7、里芋、こんにゃく、酒大さじ1を入れ、強火にかけて10分ほど煮る。アクが浮いてきたらすくう。(里芋のアクはすべて取り除かず少し残す。)
Cしょうゆ大さじ1を加える。(アクを抑える効果あり。)
D里芋に火が通り、柔らかくなったら、だしとして牛肉の半量を加える。終始、強火で煮込みながら、肉から出たアクをすくう。
E残りの牛肉、長ネギの半量と調味料(しょうゆ80cc、砂糖大さじ2、酒大さじ2)のうち半量を加えて5〜6分煮る。
FEの残りの調味料を加え(味が薄ければ適宜調味料を足して調整を)、残りの長ネギを散らして出来上がり。




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