コンニャク
サトイモ科の多年草で、東南アジアに広く分布。数年かけて地下茎を育て、加工して食べる。仏教の伝来とともに中国からその製法がもたらされたといわれている。
立派なコンニャクイモに育つまで3年はかかる。茹でただけでは食べられない。コンニャクにはマンナンと呼ばれる消化しにくい成分が多く含まれている・マンナンは加水すると膨張してのり状になり、そこにアルカリ分を加えると凝固する性質を持つ。
コンニャクをつくってみると、わずかなイモからたくさんのコンニャクができる。97%が水分で低カロリー食品。
コンニャクの色の違いは、皮をむくかどうかで変わる。皮付きのままつくれば黒くなるし、皮をむけば白くなる。ただし、市販の黒コンニャクは海藻で色づけされているものが多い。
コンニャクの種類は、板コンニャク、玉コンニャク、糸コンニャク、しらたきなどがある。
【材料】(四人分)
コンニャクイモ 200g
お湯 800cc
精製ソーダ 8g
ぬるま湯 80cc
【作り方】
@コンニャクイモを切って重さを量る。芽の部分は削り取る。
A柔らかくなるまで1時間ぐらい煮る。
B皮をむく。皮ごと使えば黒コンニャクになる。
Cお湯と一緒にミキサーに入れる。(数回に分けて)
D鍋に移し、指が入れられる程度に冷めたらぬるま湯に溶いた精製ソーダを入れる。
Eしっかりと練る。
F型に入れる。精製ソーダを容器に塗っておくとくっつかない。
G30分ぐらい茹でる。食べる前にもう一度茹でてアクを抜く。