「姫街道」ウォーキングコース



およそ12キロ 約3時間半



 浜名湖の北の道は、江戸時代になって今切(新居)の難所を避ける大切な道でした。見附宿から気賀・本坂峠を越え、御油で東海道に合流するまでを「本坂道」と呼びました。大地震で新居関所が壊れてから、公家や武家の奥方、姫君の通行が目立つようになり、いつのまにか「姫街道」と呼ばれるようになりました。「姫街道」の中でも、見所の多い「気賀〜三ケ日」がこのウォーキングのコースです。
 天竜浜名湖鉄道気賀駅の西「気賀の関所」が出発点です。気賀には姫街道歴史民族資料館や「犬くぐり道」などの「姫街道」にまつわる史跡ががたくさんあります。気賀の町を過ぎるとすぐに、「満点星(どうだん)の庭」で有名な「長楽寺」があります。さらに「修理殿の松」「ダイダラボッチの足跡」を過ぎると、姫街道の中でも最も景色のよい眺望スポット「小引佐」「引佐峠」にかかります。引佐・細江の素晴らしい景色で一息ついてください。
 引佐峠からは石畳が続きます。険しい「像鳴き坂」を下り、大谷代官屋敷、天井画で有名な駒場の「慈眼寺」、三ケ日「一里塚」を通って、天竜浜名湖鉄道三ケ日駅までのコースです。三ケ日では「乎那(おな)の峰のマンサク群落」「摩訶耶寺」「大福寺」に足を延ばすのもいいでしょう。




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