ぼかしあえを作る


【バケツの選び方】
(1)空気が入らないこと      ※完全密閉
(2)「液肥」を取り出せること
   (液肥をそのままにしておくと、せっかくの生ゴミ堆肥が腐敗してしまいます)

   以上2点をクリアするバケツを選んでください


【作り方】
(1)生ゴミは水切りしてバケツに入れます


              大きな生ゴミは、小さくして入れましょう。
              卵の殻や貝殻などは砕いて入れましょう。






生ゴミだけでもよいのだが、落ち葉や枯れ草、芝が手に入れば加えれべ質のよい堆肥ができる。
ケヤキ、クヌギ、ブナ、カシ、コブシなど葉肉が薄く、幅広い葉がよく向く。
サクラやカキなど水分の多い葉は、分解が遅くなる。
針葉樹やササなどの細い葉のものは、繊維がそのまま残って腐りにくい。
油脂分の多いイチョウやマツも避ける。

<入れてはいけないもの>
 腐ってしまったもの、タバコの吸がら、コーヒーのフィルター、ラップ、ポリ容器など
  埋めても土にかえらないものは避けてください。


(2)生ゴミの上から「ぼかし」をふりかけます


              通常は、生ゴミ1kg(三角コーナー1杯)に対して
              ぼかし10〜20gが目安です。
              (だいたい1握りが10〜20g)
              生ゴミにまんべんなく振りかかるように混ぜてください。
              夏場または魚や肉類など分解しにくいものを入れた時は、
              ぼかしを多めにかけてください。
              振りかけ終わったら、上から押さえつけてもう一度水切りをし、
              空気を抜きます。
              生ゴミの上にサランラップなどをひくといいです。
              ぼかしあえの臭いが香ばしい発酵臭であればうまくいっています。


              腐ったような気がした時は上から砂糖をパラパラと振りかけてくださ
              い。微生物の活動が活発になります。
              白カビがでても大丈夫です。



(3)液肥の使い方

              容器の底に水分(液肥)がたまります。
              1日1回この液肥を抜きます。

              抜いた液肥は500〜1000倍に薄めて土壌改良剤として、
              花や作物にかけたり、風呂、台所、洗面所の排水口やトイレに
              流すと、ぬめり・臭いがとれます。
              注 その日にとれた液肥はその日のうちに使い切ってください。








(4)熟成
              容器が生ゴミ一杯になったら、ぼかし和えを熟成させるために、
              直射日光を避け、常温で温度変化の少ない場所に1〜2週間
              置きます。



(5)利用の仕方

              畑のウネとウネの間や庭に穴を掘ってぼかしあえを入れ、
              土を7〜8cmかぶせます。






         ぼかしあえ



                プランターの場合は、土の間にはさめて施用し、
ぼかしあえ         1〜2週間たってから種や苗を植える。
                冬期間はこの方法でため込むとよい。








EMぼかしを使うと植物はよく成長するようです。詳しくは<成長の記録>参照