よく晴れた日の事でした。 今日も富士天空風友メンバーは楽しいフライトを過ごしておりました。 『今日も絶好調〜太陽より高く飛ばすぞ〜』 |
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『今日も平和だな〜』 『さぁ、皆、はりきって飛ばそうよ。』 と、ナベちゃんが語っていた楽しげな言葉は 次なる異変のオープニングにすぎなかったのである・・・・・ |
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いつもの様に飛行前には辺りに気をつけ必ずフライトに支障がないかを確認するナベちゃんの目に何かを発見したようだった・・・・・・・・ 『ウッ、、あれは何だ、、』 『ウゲッ』 『コ、コ、コブラじゃ!』 『こっちに向かって来ちょる〜』 |
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『パタパタパタ』 『キュ〜ン』 この時はまだこれから始まる予想もし得ないストーリが待ち受けているとは誰も・・・・・・・ |
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『パタパタパタパタ』 『キ〜ン』 『バリ・バリ・バり・バリ』 いきなりの事であった 何の前兆もなくコブラがバルカン砲を撃ち出したのである。 |
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『ドカン・ドカン・』 『ヒュ〜ン・ヒュ〜ン』 コブラより放たれた弾丸は無作為に辺りにある物体は全てが的と化していた。 |
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『ウッ、、、、、、や、やられた〜』 『後に残った私のF3Bとプロポを た、頼む〜・・・』 と本人が言っていたかはバルカン砲の爆裂の音にかき消され定かではなかった・・・・・・・・・・ |
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『スルスル』 『ガサガサ』 ケンちゃんが撃たれ、それを見た善ちゃんは一番安全とばかりに木の葉隠れの術を使ったのであった。 |
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『僕をこんなとこに繋いだまんまにしないでよ〜』 『そ、そ、そんなヘリなんて僕のニンジン鉄砲で撃ってやるピョン』 そうです、動物も地球を守る為に生きているのです、人間も負けてはいられません・・・・・・・ |
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『バリバリバリ』 まだ数分も経っていないのに辺りはまるで 戦場と化してしまいハリーポッタの魔法でさえ コブラを食い止めることが出来ないのか・・・・・ |
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ものスゴイ迫力、いや、恐怖と言う言葉が目を通して背筋を凍てつかせてしまい、コブラの機首から放たれる赤と白のせん光が獲物を狙う蛇のようでした。 | |
『ドカ〜ン』 『また誰かの機体がやられだぞ〜』 この惨劇はいつまで続くのだろう・・・・・・ |
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またしても、あ〜今度は野畑くんの愛機、 ストラトスも攻撃を受け敵機に向い撃つ事が出来ないのか・・・・・・・・・ |
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『ブイ〜ン』 『エ〜イ、この釘宮特攻機がコブラをやっつけてくれるわ〜』 そうです相手の、なすがまま、ではなく キュウリがパパで反撃〜(^^)ヾ |
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『行くぞ。。。』 釘宮特攻隊の刺激を受けたナカちゃんは愛機、ムスタングに乗り 反撃体勢に入ろうとした時である・・・・ |
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『はいはいちょっと待ってここから先は入れないよ〜』 冷静沈着なナベちゃんの 静止に押されたナカちゃんは 反撃に対する離陸を断念したのであった。 |
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その頃・・・・・・ 『イエ〜ィ』 『次なに歌うかな〜♪』 日頃、仕事の関係で一緒に飛行機を飛ばせなかった稲垣くんはこの日とばかりに声を飛ばしていて惨劇から免れていたのであった・・・・・・・ |
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『あれ?』 『どうしたのかな〜コブラ還って行くよ〜』 |
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『パタパタパタパタ』 なんとコブラに塔載されていた迎撃座標システムキッチンの誤作動によるトラブルで運悪く標的にされてしまったらしい・・・・・・・・・・ |
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何事も無かったかの様に沈みかける夕日に向って行ったコブラであった・・・・・・・ | |
『ヒエ〜怖かったな〜』 石川 くんはこの惨劇をいったい何処で一部始終を見ていたのであろうか・・・・・・この汚れ果てた姿は 戦場と化したプロローグを意味しているのであろうか・・・・・・・・・・ |
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『う〜やっぱコブラはいいな〜』 何を隠そう、さっきまで飛来していたコブラは後藤さんの物でした。この日一番楽しんでいたのは、やはり後藤さんだったような・・・・・・・ |
皆さんラジコンは自由自在に操作できますが、それゆえに安全に気をつけて
操縦しましょうね〜。
これはある日の一日を再現したものでありフィクションとノンフィクションの合作です。