2月2日22時頃TVチャンピオンスタッフの方に用意していただいた埼玉県は与野第一ホテルに到着しました。体調不良の為、片手に普段は高価で飲んだことのない栄養補給ドリンク(ゼナ)と風邪薬と蕁麻疹の薬を一気に飲み干すところです・・・・・余計に身体に悪いんでないかい・・・・・・・
次の朝夜も明けきらぬうちに戸田市は美女木にあるデカイ貸倉庫に眠い眼をこすりながら(蕁麻疹の身体をカジっていました(^^;) )到着しました
3チームの中、私達(大川チームことショッカーと呼ばれてしまいました・・・だって服装が真っ黒なんだも〜ん)が一番早く機材のセッティングとなりました。車の中は3人が乗るスペースがわずかで後は機材がビッシリ。小川さんの車が可哀相なくらいでした。(小川さん。道中の運転等、有り難うございました。そしてご苦労さまでした。m(_ _)m )
製作会場となる貸し倉庫の広さは200坪くらいかな〜?
既に素材となる発泡スチロールは昨夜のうちに運送業者の方の手によって搬入済みでした。機材・スチロールは全てチームによる持込です私達、大川チームは人の3倍はあろうかというスチロールのブロックが30個以上ありました。
この時点ではまだまだゆとりで記念に「パチリ」
私の後ろに無造作に置かれているオレンジ色の物体はTVチャンピオンのオープニング撮影となるバックです。
すでに初日の作業がスタートしました。この日の我がチームの自己ノルマは全ての造形物を切り出して形にするまでは寝ないと決めていました。
真中、奥に見えるのは雲となる物を熱線にてカットしたものです。
手前、左側と右側に見える円柱のギザギザした造形はベースとなるバベルの塔の一部分です。とにかく大物の為、皆で切り出して既に足腰、全てヘトヘト状態・・・・・
大川さんに「ナカちゃんは飛行機が得意だったよね?頼むね(^-^)」とばかり暗黙の了解のもと、私がせっせと切り出し始めました。
「ジャ〜ン」見よ、トップフライトもジンガーもびっくり、ナカちゃんモデルバウ製の特注6枚ペラの完成。

後ろに見えるは本当にペラを回す為のモーターと回転スピードコントローラーが入っているのだ〜(^-^)

う〜ピッチを何度にしょうかな〜?「って、そんな時間のゆとりはないのであった・・・」
ほんの一部分の工具の画像です。後の物は企業秘密・・・・・・・・なんちゃって
どうですか?飛びそうに見えますか?
カッコ良いでしょ〜「自己満足満足」

主翼は板とハフ張りの雰囲気と胴体は樽のイメージでエンジンナセルは古びた金属のイメージで・・・・・
う〜バットモービルみたいな雰囲気がたまらない〜本当に飛ぶかも・・・・・

テレビスタッフの方に食事を作っていただき美味しくいただきました。スタッフの方、皆さん、いつも丁寧で優しく私達に接していただきまして有り難うございましたm(_ _)m
出ました〜名レポーターのイジリー岡田さんです。そして右側に大川順平(メイン競技者)さん。
そして左側がサポート役を務めさせていただきました私です。
おんや・・・? なにやら蜜な相談かな ? それとも飲み屋の話かな・・・?
大川さんことジュンちゃんのドラゴンの口の部分の最終ペーパーかけの様子です。

「超〜カッコよかとばい。」
私と同じく大川さんのサポート役として抜擢されて小川さん。
中々の技術に私、勉強になりました。

いま造形の一番下になるベースの雲を熱線カッターにて切り出し中〜
うわ〜すごい〜伊与部さんチームの応援に駆けつけた皆さんです〜

私達はこの時、既に疲労と頭の中は思考回路は切れつつありました・・・

この日最後まで作業をしていたのは、もちろん私達のチームだけ・・・・トホホホホ(T^T)
きゃ〜裸で失礼。蕁麻疹の確認をしていました(^^;)
初日を終えこの時すでに朝の4:30でした。この後一時間後には作業開始とあいなりました・・・・・・「死ぬ〜」
どうですか?全体の形が見えてきましたか?
カメラがまわってなくても、ごらんの通りサービス精神タップリのイジリー岡田さん。
何かわからないけど翼関係といいましょうか、私の分担となり必死に削りこんだドラゴンの羽です。

かなりのキャンパー角(飛行機かいな・・)と後縁部分は2mmまで絞り込みました。
いつも私達の作業ぶりを撮ってくださった名カメラマンの渡辺さんと音声さんです。

なんてたってすごいのはファインダーを覗いているにもかかわらず足元に眼が付いているかの様にコードリールや工具・その他の障害物をいとも簡単に動き回っていました。「すんご〜い」

(そんなとこばかり視てないで作業しなくちゃ(^^;) )
どうですか? 大川選手が発泡スチロールよりアッという間に造ってしまったリアルなドラゴンは?

左に居るのは疲れきった私のリアルな表情ですだに〜・・・
大川選手の着色の支度で、この頃には口数も無くせっせと・・・・・・・
小川さんも、せっせとバベルの塔の着色中〜
私もその頃、せっせと・・作・・作業・・・・・

「何してんじゃ〜こんな時にも〜・・・・・」

誤解しないでくださいね、これは食事の後、撮っていただいた画像ですからね・・・・・・(^^;)
これなんだか解りますか〜?
巨大なが芋ではありませんよ。

そうです、ドラゴンの口から放たれる火炎放射なんですよ〜
う〜ん 翼先のツメが怖そう〜 でもちょっとした扱いですぐに折れてしまいそう・・・・だって発泡スチロールなんだもん。
小川さんによる最後の着色です。胴体は樽をイメージしていますので小川さんのプロの手でリアル差が増しました。
そうだ、この機体の名前はドリタル号にしょ〜(^^;)

樽の胴体と夢を追いかける意味でこれに、決め〜た。

「えっ・・・ドリカムって歌のグループのパクリじゃないかって・・・」

そんな事はないっすよ〜だ(^^;)
ドリタル号の動力部分のアップです。
ナセル部分のハッチ内には隠された秘密が・・・ワクワク

でも本番のオンエアーの時には回してくれなかった・・・・

「悲しい時〜」

「残念、プロペラ回せ無い切り〜」
どう、ね、どうですか、飛びそうでしょ ?
過酷に条件に最後まで耐えてくれた数ある中のひとつの熱線カッターです

クリップ部分なんか熔けて・・・
別のチームの方のインタビュー風景です。善きライバルとして今後も皆さんと、ご一緒に素晴らしい作品を作れる事を願っております。
「ついに火炎を放ったドラゴン」

「アチョ」 「アタタタタタタ」

そのドラゴンと違うでね〜かい?
ジャ〜ン ついに全貌を現し創めた新神話たち
アチャ〜またこんなゆとりでいいんかいな ?
記念写真撮ってる暇ありまへんで。

「いえいえわたくしは白鳥です。水面下では必死に・・・」

なんてね (^^;)
う〜とても乗りのよいカメラマンの渡辺さんでした。
あやま〜カメラマンの渡辺さんは何時から火を噴くようになったのかな・・・(^^;)
あらら〜いつのまにやら音声さんに変身していた大川選手でした。 

「実はこの頃になると心身ともに限界を超えていた皆、ナチュラルハイ状態なんですよ〜」
あちゃ〜イジリーさんの身軽な体を支えきれずおもわず
ヨロヨロと・・・・
きゃ〜羽ちゃ〜ん カッコい〜
何とか制限時間の60時間のバトルを無事に終えテレビ局スタッフの方の手によって丁寧に梱包されテレビ東京のスタジオへいざ出発。
壊れず無事に届いてね、お願い・・・・
3チームの全ての造形物が見事に梱包されていきました。
見てくださいまし、大川選手の手によってリアルに再現された最上階のバベルの塔の破損部分です
作品を積んだトラックの後を必死で遅れてはなるまいと・・・・
「トラックのドライバーさん〜そんなに作品を揺らさないで〜心配・・・・」
と心配はしたものの、さすが運送のプロですね〜無事、品川にある天王洲スタジオ・TV東京に到着しました。

警備員さんも気合が入っていました。
トラックの荷台には重量はないものの大きさはいっぱいいっぱい
ADさんに色々と段取りの予定を聞いているところです
良きライバルであります岡崎巧芸の皆さんです

「いつもにこやかに接してくださり有り難うございました」
お互いではありますが、お一人ずつ、お名前も伺う暇も無く、もう一度、皆さんとビールでも交わしながら語れる事を願っております。
うお〜でかい扉じゃ〜まるで巨人の館 ?

何でもこちらのスタジオでは「なんでも鑑定団とトリビアの泉」の収録をされてるそうです。
すごい照明の数でした。田舎者の私には、
ただただ、あ然
いよいよ作品がならべられるところです。

設置は当然、私達で。
設置をやっと終えたところです。既に時刻は19:00を回っていたかな・・・

「プロペラよ無事に回ってくれよ・・・」
皆さんとても素晴らしい作品でただただ、またも、 あ然の一言
うわ〜金ぴかぴんのスフィンクスじゃ〜
すごい〜
ふぅ〜 設置作業も終えスタジオ内を見学してよいと言われ子供の様にはしゃぎ回って上からパチリ。
ここまで階段を上がって撮ってもいいのかな〜?
おんや〜?これはいったいなんだ?

「放送をお楽しみにね・・・」
でました〜ナカちゃん得意の裏側が知りたい人間〜(^^;)
スタジオのそでとでも、言うのでしょうか、大きなブームやらケーブルがいっぱいでした。
迫力満点でしょ〜
古びた建造物の感じがいいでしょ?
う〜ん 何かこんな飛行機に乗ってみたいな〜

その前にラジコンにして飛ばしてみるかな(^^;)
いいでしょ〜このバットマンみたいな羽・・・・
ハイ、完成〜
3チーム3作品が見事にスタジオいっぱいに広がりました。
スタッフの皆さんもお疲れ様でした。
ふと気持ちが落ち着いたのでレストルームに行ったら、みょ〜に気になり撮ってしまったハンドウオッシャー
最後は作品にライトアップさせる位置を丁寧にライト調整をひとつひとつしっかりとさられいました。
私と小川さんは大川さんとの造り上げると言う大役を果たせ、スタジオを後にする頃にはポッンと報道車と私達(小川さん)の車があっただけでした。
大川さんが書かれたデッサンです。

これを素に作品を製作いたしました。
ドリタル号の図面です。

サン美装の奥様が私に解りやすい図面と型紙を作ってくださり大変、助かりました。有り難うございました。

今回、わたし事ではありますが人生のうえでも大変よい経験をさせていただきました事を大川さん(サン美装の皆さん)小川さん、一緒に競技参加の皆さん、そしてテレビスタッフの皆様、本当に有り難うございました。そして収録最後の日の審査にて優勝の連絡を受け大川さん、おめでとうございます。そして苦労のしがいがあった数日間の思い出がフィードバックした時におもわず涙が溢れました。

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TVチャンピオン 地獄のバトル

オマケの画像です。左上のドリタル号のエンジンナセルに搭載しましたモーターユニットです。
右上は搭載済みの画像です。
(ものすごい短い時間で製作した為あまり世間さまにはお見せできる物ではありませんが性能はバツグンでした。)