2000.10.14
時間 | AM5:30〜PM12:15 |
天気 | 晴れ |
潮回り | 大潮 |
水温 | 22.5℃ |
釣法 | はわせ・ずらし |
刺し餌 | オキアミ、コーン、練り餌 |
同行者 | 団子団団長竹下さん |
「三浦初遠征」
今回は、三浦半島(神奈川県)に遠征し竿を出すことになりました。現地案内は「団子釣り名人への道」
の竹下さんです。私自身、三浦は初めてであり、また関東圏の釣り雑誌では良い感じの釣り場が沢山紹介
されていて、伺う前からわくわくしていました。実際伺ってみると、水質は抜群だし、富士山は見えるし、何ら
問題はなく思いました。最初の内は・・・。
実際に現地に伺う数日前に、チャリコ爆釣の情報を得ました。何でも、フカセの場合はコーンも持たないとか。
それならば、団子の本領発揮ではないか!自然と気持ちが高ぶります。また、淡路の遠征時も餌取りが
多い場所での釣行となった為、イメージはつかめているはず。でも、餌取りの採餌層によってこんなに苦労
するとは・・・。それは、後程のお話です。まずは、チャリコ対策として自分が気を付けた事は以下の通りです。
1)糠の比率を多めにし、団子が割れにくくする。
(粘って割れないのではなく、あくまで魚の体当たりで割れない団子が基本です)
2)水分を多少多めにして底まで団子が届く様にする。
3)餌はコーン主体にする
私と、竹下さんが支度をし終えて、さあ開始!の頃に釣り人がやってきました。1人は団子、1人はフカセ
でした。その御方は、私達の左約7m隣に並ぶ形で、釣り座を構えました。しばらくして、釣り始めたので様子を
伺っていると初心者の様子。でも、気になる点は配合餌団子でした。案の定、配合餌には場を荒らされます。
1投毎に餌取りがいる場合と、いない場合があります。これは、私の団子に反応した餌取りが回りに集まって
きたにもかかわらず、隣人が配合餌団子を打った直後にそちらに吸い寄せられている証拠です。それに
対抗するには、こちらも集魚を強めに設定するほかありません。考えた挙句、アミエビを2つまみ混入する事に
しました。しかし、アミエビといえど慎重に使用しないと後で取り返しの付かない事になります。
何とか、ある程度の餌取りを寄せる事に成功し、餌も1投毎に確実になくなります。この時点で、私の刺し餌は
コーン主体で、時々練り餌です。毎回の様に、ウキにアタリが出ます。スーと引き込むアタリを合わせチャリコ、
カツーンと鋭く引き込むアタリを合わせチャリコ、チャリコのオンパレードです。刺し餌もオキアミ粉を入れてある
練り餌はチャリコの猛アタックが激しく、太刀打ちできません。また、主力餌のコーンもチャリコの餌食です。
そんな時、隣で竿が曲がりました。「お、何か来たぞ!何だろう?」竹下さんの声が響きます。曲がっている竿を
見ると、数秒間隔で、ガツン、ガツンと引き込んでいます。(これは、本命でしょう。)内心思っていると、案の定
カイズながらも本命が姿を見せました。竹下さん、さすがです。この状況の中、食わせる事が出来るのはやはり
腕の差です。
「久しぶり!」10時過ぎに現れた御方は、竹下さんに気軽に声を掛けて来ました。どうやら、常連さんの様子。
しばらく辺りの様子を伺った後、竹下さんの右隣に入る形で釣り座を確保しました。早速団子材を混ぜています。
遠目にみると、関東ダンゴでした。まあ、関東なら何処でもこんなモンか、そう思いながら自分の釣りに集中
しました。合間を見て、ふと横を見ると・・・なんと竹下さんが自分の正面に作ったポイントにドカドカ関東ダンゴを
打ちこんでいます。竹下さんの仕掛けと距離は2mくらい・・・私は目が点。これはマナー以前の問題です。
人のポイントで釣ろうとはもっての外!他人のふんどしで相撲を取る様なものです。
「感想」
今回、私は三浦半島に初遠征した訳ですが、全体的な感想として雰囲気がかなり良かったですね。
また、機会があれば伺いたいです。