2000.10.21

時間 AM7:30〜PM12:00
天気 晴れ
潮回り 小潮
水温 24.5℃
釣法 はわせ・ずらし
刺し餌 オキアミ、練り餌
同行者 なぼさん

「本当に釣行できるのだろうか?」
 この所、本業の方が忙しくなり、いよいよ釣行にまで影響するかも知れない直前まで追い詰められてきました。
私は、1ヶ月のうち、子供の幼稚園が休みの時以外の土曜日に釣行を許されています。其れゆえ、貴重な時間を
仕事で潰されるとなると、次回釣行のメドが立つまでは非常に憂鬱な日々を送ることになります。今回は、
そこまで追い詰められてはいませんが、土曜日が休めるかどうか、直前の金曜日にならなければ分からない
状況でした。

 今回は、以前、私、まけらいおんさんと共に竿を出した伊勢原市のなぼさんと再びご一緒する事になりました。
私は、このところの本業の忙しさでかなり体が悲鳴を上げています。釣行当日の21日は案の定寝坊してしまい
ました。AM5:30現地の予定が起きたらAM6:00!急いで飛び起き、現地に到着した頃にはAM7:00を
過ぎていました。普段は、こんな事はないんですけどね〜。相当体に負担が掛かっているとみられます。(^_^;)
目的の釣り座では既に、なぼさんが釣りを開始しております。私も、遅刻のお詫びをした後、直ぐに支度に
取りかかり、最初の1投目を投げた頃にはAM8:00を回っていました。先が思いやられます。

さて、今回竿を出した場所の特徴は・・・
 1)水深が深い → 干潮時約8〜9m、満潮時約10〜11m
 2)潮が複雑 → 1日に何度か釣りにならないほど早く潮が流れる時間が有る
 3)餌取りが少ない → 深いから当然か

と、言う感じで、絶好のポイントというわけではありません。ただし、黒鯛がいる事はわかっています。
そんなこんなで、まずはいつもの配合でスタートしました。

スタート直後、潮が右から左に流れています。目視だとトロトロという感じですが、いざ団子を投入すると
異常にウキが流されるスピードが速い!1m流されるのに、5秒強くらいでしょうか?とにかく、団子投入と
同時に竿先の操作でウキを潮上に振り、更に自分も潮上に移動。そして、移動している間に流された道糸を
団子に衝撃が掛からない様、丁寧に打ち返し、ウキの流れに合わせて自分も移動していく・・・。こんな忙しい
動作を1投毎に繰り返します。時々、ウキにカツンという感じの鋭いアタリが出ます。しかし、いずれも黒鯛の
それとは、程遠い動きです。釣れてくるのは20cm程のベラばかり。本当によくベラが釣れます。

そうこうしている内に潮が緩くなり、更に時間の経過と共に完全に流れが停止しました。釣り易くはなりましたが、
果たして、潮が止まるのはどうだろうか?しかし、そんな考えを払拭するかのように、餌取りのアタリが続きます。

そのうち、突然左方向から潮目がやってきました。潮目は私の目の前20m程先を通過して湾の一番奥に
向かっていきます。どうやら、潮は左〜右へ変化した模様です。「潮目を狙え」これは定石ですが、ここ「UNA」に
限っては、その定石が通じるかどうか分かりません。何せ、潮が一定で有る事が珍しいくらいですから。
そして、その潮に乗ってウキが左から右へトロトロと流れていた時、スーとゆっくり引き込まれました。きた!
竿を思いきり合わせます。と、次の瞬間、リールから糸がシュルルーと出ただけに終わりました。そう、リールの
レバーを握っていなかったのです。私は、LBリールに変更してまだ1ヶ月ちょっと。まだまだ慣れていない証拠
でしょうか。本日、唯一の本命らしきアタリをこんな初歩的なミスにより逃してしまいました。

その後は、急にキンギョ(ネンブツダイ)の入れ食いと成り、また潮も速くなった時点で、タイムオーバーとなって
しまいました。納竿寸前にはかなりいいイメージの展開となっていたのに残念でした。

一体何時まで続くのでしょうね。わたしの「ボ○ズ」(笑)

戻る