2000.12.25(月)

時間 AM7:00〜PM14:00
天気 晴れ時々曇り一時雨
潮回り 大潮
水温 16℃
釣法 はわせ・ずらし
刺し餌 オキアミ、大粒アミエビ、コーン
同行者
 

 今回は、本当に今年最後の釣行となりました。釣行場所は沼津です。実は現在の沼津は、かねてからの不調と時期の悪さが重なり、大小いくつもある堤防の殆どで型を見る事が不可能に近くなっています。でも、今回は
あえて沼津を選択しました。ここ沼津は、釣友まけらいおんさん、師匠竹下さんとの出会いを演出してくれ、
また、一年間私の心を癒してくれた海。そんな思い入れのあるフィールドを裏切るわけにはいきません。
 そんなこんなで、その中でも特に思い入れのある場所「UT」を目指しました。

 AM6:00まだ辺りは真っ暗です。自宅を出る時に風がかなり強く吹いていた為、心配はしていました。また、
UTに移動途中の海岸で砂を採取した時の海岸での波の高さが半端ではなかった為、きっとUTは駄目と
予想はしていました。でも、まさかここまでひどいなんて・・・。波が殆ど無い内浦湾なのに、なんと堤防上まで波が
這い上がっています。確かに海面までの高さが高い場所でも2m程度なので当然と言えば当然なのですが、
これではとても入れません。仕方なく「UT」は断念し、相当な風が吹いても釣りになる場所「UO」を目指しました。

 「UO」は実は私にとって初めての釣り場。でも、以前より付近の状況からみてかなり期待が出来る釣り場です。
とにかく、他の釣り場では風が強く、時々吹きつける突風は歩く事もままならない状態です。でもここ「UO」は
北以外の3方向を山に囲まれており、周りがこんな状況でも、海は凪、風も時々は強く吹きますが、問題なく釣りは
展開できます。まずは、誰もいないこの場所で釣り座を確保し団子の製作に入りました。本日は、以下の配合
としました。また、細引きさなぎはマルキューの新製品を様子見も兼ねて使用してみました。

糠 6杯(1L容器)
砂 3杯(1L容器)
細引きさなぎ 1s
おしむぎ 200g
アミエビ 水気を絞らず半角

いつもの如く、水分は全く入れません。それでも、かなり握りやすい団子です。まずは、2個程ポイントに投入後
仕掛け作りに入りました。

水深は15m程先で約1本半。足元を視認するだけでも7〜8mくらいありそうなので、かなり深い部類になります。
今日は、濁りがきつい為底の状況が良く分かりません。足元〜少し先までは捨石がある事が確認できたの
ですが・・・。いざ、釣り始めると根掛かりがかなりきつく、3〜5投に一回は確実に底に掛かります。
元々船着場なので、船を係留するロープに引っ掛かるのかな?と思っていました。しかし、手前に投げても、また
遠投しても、引っ掛かります。かなり底が荒そうです。さて、こんな場所ではどうしようか?幸い私が修行中の
ハワセは、刺し餌を動かさない事を第一条件としています。ならば、刺し餌を動かさなければ根に針が掛からず
良いではないか、そう思い、とにかく刺し餌の安定に集中します。でもやっぱり根に掛かります。はて?
要するに、根に掛かると言う事は、刺し餌を引っ張っている証拠です。でもやけに多過ぎます。おかしいなと
思い、底を少し切って様子を見ました。団子が割れる、ウキが浮上する、アタリが出る、鋭いアタリなので
見逃す・・・あれれ、根に掛かっているぞ?どうやら、ベラが猛威を振るっていて、団子が割れた後に刺し餌を
くわえて根に潜っている様子。それにも増して、底が荒いので余計に厄介です。

そのうち雨も降ってきました。夏の雨とは違い、その冷たさが身にしみます。雨に濡れた手が折からの風に煽られ
体温が急激に低下していくのが分かります。

それでも練習、練習。なぜか今回は、これほどまでの悪条件でいながら苦になりません。逆に楽しいくらいです。
団子の投入時には風でウキが流され、着底後は道糸修正を頻繁に行わなければならず、刺し餌も確実に
安定させる。また、餌取りのアタリは見逃し且つ、餌取りアタリを消す様にハワセの設定をする。そこには、ハワセ
釣法の基本を全て駆使しなければ、釣りきれない状況がありました。そんな中で、ウキを通して底の状況、
団子の状況、餌取りの状況を知る事が随分楽しかったです。釣りの原点にかえった気がしました。

そういえば、17年〜18年前の当時小学生の私は、投げ釣りでどうしても、50m以上投げたくて、学校から
帰宅後に毎日、近所の川に行き、道糸の先にナス型おもりを付けた仕掛けでキャストの練習をしたものです。
今となっては、良い思い出です。釣果を得る事ももちろん大事ですが、一番大切な事は釣りを楽しむ事では
無いのでしょうか?

午後2時、納竿した訳ですが、釣果も無しに、こんな形で楽しくてしょうがない釣りが展開出来た事は、久しぶり
の事で、また2000年最後/20世紀最後の釣行で、こんな体験を出来た事に感謝しています。これも全て
内浦湾のお陰です。道具を全て片付けたあと、「1年間ありがとう。また、来年もよろしくお願いします。」と海に
挨拶と軽く一礼をし、海を後にしました。

【本日の練習結果自己採点】

1)刺し餌の安定
   20点。根掛かり多し。横に引きずっているようです。
2)団子の割れコントロール
   70点(大体1分〜1分半で割れる団子でした。)
3)ハワセ量の設定
   50点。餌取りのアタリをウキに出さないようにした。
4)メジナを釣り上げない事
   98点。ほぼ完璧。

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