2001.3.24(土)

時間 AM7:00〜PM17:00
左)巨大テトラの前にて撮影。私は170cmですので、1つが
約3m位あります。
右)僅か1時間弱で仕留めた49.5cmの黒鯛と望月さん。
天気 晴れ
潮回り 大潮
水温 朝15℃、昼16℃
釣法 フカセ
刺し餌 オキアミ
撒き餌 チヌパワームギ、荒引きおから
細引きさなぎ、糠、オキアミ3キロ
同行者 午後3時過ぎより望月さん

 今回も、先週に引き続き、テトラに乗ってフカセです。ポイントは先週望月さんに教えていただいた場所。
先週、気配プンプンだった為に、今週はより一層の期待が掛かります。先週は釣り始めが9時頃と、自分に
してはかなり遅いスタートだったので、今週は気合を入れるつもりでした。朝5時、目覚ましの音で目が覚めます。
どれ、と外を見ると既に薄明るくなっています。つい最近まで、5時ではまだ暗かったのに、随分日が早くなった
ものです。普段暗いうちに釣り場に入り、明るくなると同時に釣りをスタートする自分にとっては、この時点で
出遅れた気分になってしまいました。

 さて、現地到着は6時過ぎ。辺りはすっかり明るくなって日が昇ってきました。まずは、テトラに乗ってポイント
確認をします。そして、撒き餌を作りテトラに乗ります。今回は、かなり慣れてきた事もあり、手にバッカンを
持ってのテトラの移動もかなりスムーズになってきました。ポイントに到着したら、まずは潮流の確認です。
撒き餌を連続的に投入します。ゆっくりした潮で、左〜右に流れています。サラシの状態も良好な様子。
カップに15杯くらい投入し、仕掛けを作ります。波もそれほど無いので、0号のウキにサルカン直下にG4の
オモリを打ちます。私は、フカセの仕掛けについては余り詳しく分かりません。それでも、無い知恵を絞って
色々試してみようとの試みです。
 既に準備は万端。早速餌を付けて仕掛けを投入します。ウキがトロトロ流され、ポイントをかすめ、大きく
外れます。打ち返す為に仕掛けを上げると、餌がありません。1投目からフグの活性が高い事が伺えます。
2投目、3投目・・・餌がありません。数投後、ウキが魚信を伝えます。引きから明らかにフグ。次もフグ。またフグ。
物凄い入れ食い状態です。その割りに針が取られないのが唯一の救いでしょうか?そのうち、ホンの僅かな間
フグが途切れ餌が残りました。きた!と思いましたが、釣る事が出来ず・・・。直ぐにフグが戻って来ました。残念。
その後もフグが釣れ続けます。途中、針が取られ、ハリスを噛まれ、道糸も噛まれ、1投毎に仕掛けをチェックし、
何処かに傷があれば即対応していきます。刻々と時間は過ぎますが、フグの入れ食いは続きます。所が、
10時30分を回った頃でしょうか?フグもいなくなりました。それもそのはず、この場所は水深2m程度しかなく、
本日の潮回りは大潮で11時30分に干底を迎えます。その為、そろそろ釣りにならなくなってきました。と、
その時携帯が鳴り響きます。だれかな?早速電話に出ると、望月さん。今は別の場所にいるが、帰りに寄って
頂けるとの事。感謝で一杯です。さて、私もしばらく続けますが、全く魚信が無いので、12時前に一旦休憩モードに
入りました。テトラを降りて弁当をほおばります。午前中の反省をあれこれ考えながら、午後の作戦を練ります。
弁当もほぼ食べ終わった頃に、望月さん登場。早速テトラに乗って状況を確認しています。遅れて私が乗り、
状況、その他の話しをします。やはり、大潮の干底では釣りにならないとの事。私は、しばらく休む事にしました。
望月さんは、15時過ぎに一緒に竿を出して下さると仰って一旦帰宅しました。私は、車に戻り、しばらく休む事
にしました。1時間程休憩後の14時前、釣り座に戻り、午後の部開始です。午前中とは打って変わり、餌取りが
全くいません。餌も取られません。辛抱の釣りが続きます。時刻は15時を少し過ぎた頃でしょうか?望月さんが
登場します。私の反対側の沈みテトラに釣り座を構えます。私は、しばらく釣りを見させていただきました。
やっぱり上手い。潮を読み、自分の流す潮筋を見極め、コマセを効かせる。一つ一つの動作に全く無駄が
ありません。それでも、現状では少し潮が悪いとの事。自分には、何故なのかさっぱり分かりません。(笑)
しばらくして軌道に乗ってから、もう一度見せてもらおうと思い、私は自分の釣り座に戻りました。その後も
全く餌が取られない状況が続きます。ふと、横を見ると・・・望月さんの竿が大きく弧を描いています。釣り始めて
実に1時間弱。難なく取りこんだ魚は50cm程の良型でした。これには、私も目が点。腕の差歴然。恐れ入り
ました。望月さんは、そのポイントに私を招き入れ、自分は竿を置いて私のアドバイスに徹してくださいました。
前回も、潮の読み方のアドバイスを口頭で受けましたが、今回は実釣ですので、その濃さが違います。
何故そうなるのか、潮がぶつかる場所は?自分が作ったラインへの乗せ方、潮筋からイメージするポイントの
作り方・・・かなり色々教わりました。残念ながら、私が私用で17時に引き上げなければならなくなり、
レクチャーは30分程度でしたが、今の所、今年一番の収穫でした。
あ、気になる釣果の程は?ボーズです。(笑)

さてさて、次回もここにしましょうか。

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